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北朝鮮は外国大使館に対し、4月10日以降は外交官の身の安全を保証することはできないとして、退避を検討するよう通知した。英政府が5日、明らかにした。
北朝鮮は米韓合同の軍事演習や国連安保理による制裁強化を受けて、反発を強めており、衝突は不可避と威嚇(いかく)している。
中国国営の新華社によると、北朝鮮外務省は外国大使館への通知で「米国からの脅威増大により、朝鮮半島の戦争はもはやぼっ発するのかどうかではなく、いつ起こるかどうかの問題」と指摘。退避を検討すべきであり、北朝鮮は国際協定に基づき、安全な場所を提供するとしている。
英政府によると、北朝鮮政府は平壌の英大使館に対し「4月10日以降に衝突が起きた場合、北朝鮮は大使館や国際機関の安全を保証できない」と通知した。
英政府はこれについて「北朝鮮のレトリックの一環」とし、緊張を高めようとする北朝鮮の対応を批判。大使館員を退避させる差し迫った計画はないと明らかにした。
スウェーデンの外務機関当局者は、北朝鮮の通知は「平壌の全外国大使館に送付された」としている。
ロシア外務省は、北朝鮮から大使館退避を検討するよう申し出があったことを確認し、「真剣に検討」していることを明らかにした。その上で関係国に自制を促した。
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPTJE93401120130405
(以下関連記事)
●外交官ら、朝鮮半島脱出の準備(北朝鮮外務省報道)
朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の外務省はロシアおよび一連の諸国に対し朝鮮半島情勢の緊張化に関して大使館職員の避難問題を検討するよう提案した。こうした一方でピョンヤンに駐在するロシアの外交官らは町の様子は平穏で、大使館は通常の体制で機能していると伝えている。
これに先立ち世界のマスコミには、オーストラリアなどの一連の諸国は韓国に駐在する自国の外交官らの避難準備を開始したという報道が流されていた。
●北朝鮮がミサイル発射実験実施しても、驚きに値しない=米政府報道官
米ホワイトハウスのカーニー報道官は5日、北朝鮮が新たなミサイル発射実験の実施に踏み切ったとしても驚きに値しないと述べた。
北朝鮮をめぐる緊張が高まるなか同国がミサイル発射実験を準備しているのではないかとの質問に対し、同報道官は、「北朝鮮がそのような行動に出たとしても、われわれは驚かない。同国はこれまでもミサイル発射実験を行っている」と述べた。
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