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米軍が北朝鮮攻撃しても中国は傍観するというシナリオがある(SAPIO) 米中密約北朝鮮包囲網が完成
http://www.asyura2.com/12/warb10/msg/844.html
投稿者 鬼畜ユダヤ 日時 2013 年 4 月 04 日 17:44:04: fd9zY2zPWt.BQ
 


米軍が北朝鮮攻撃しても中国は傍観するというシナリオがある
2013.04.04 16:00


北朝鮮の核実験でコケにされた習近平指導部。権力闘争の内幕をジャーナリスト・相馬勝氏が解説する。


* * *
 北京の外交筋によると、中国は軍の偵察衛星の画像などから、北朝鮮が核実験の準備をしていることを察知し、1か月も前から再三「実験中止」を求め、実施すれば、「重大な結果を招く」と警告していた。さらに、核実験を思いとどまらせるために党・政府高官による特使派遣を打診したが、北朝鮮指導部は「特使は受け入れない」と中国に通告したという。これは明らかな話し合い拒否であり、「前例がない」と同筋は語る。

 北朝鮮の頑なな姿勢に苛立ちを強めた習近平指導部は1月22日、国連安全保障理事会で、昨年12月にミサイル発射を強行した北朝鮮に対する制裁強化に関する「2087号決議」に賛成することを決めた。中国が対北制裁決議に賛成したのは今回が初めてだ。

 それを機に、北朝鮮は中国への批判をエスカレートさせていく。決議採択の翌23日、北朝鮮外務省は「間違っていることを知りながら、それを糾そうとする勇気も責任感もなく、誤った行動を繰り返すことこそが、自身も他人をもだます臆病者の卑劣なやり方だ」との声明を発表。

 さらに、北朝鮮国防委員会も24日、「米国への盲従で体質化された安全保障理事国らが案山子のように(決議賛成に)手を挙げた」と述べて安保理を批判した。二つの声明は名指しこそしなかったものの、中国を「臆病者」「案山子」と言い放つ辛辣さだった。

 さらに、25日付の朝鮮労働党機関紙「労働新聞」は「一国の自主権を強奪する非合法な決議案に賛成した国々は自分らの行動が何を意味しているのかも知らない」としたうえで、「我々に対する圧力はいつの日か自分の首を絞める結果をもたらすだろう。(中略)自主権は国と民族の命だ。それを失った国と民族は生きていても死んだも同然だ」と論評して、今後も核開発を続けていく意思を表明した。

 そして2月12日に実際に核実験を強行すると、中国の楊潔チ・外相は池在龍・駐中国大使を外務省に呼んで「厳正な抗議」を行なった。中国が「唇と歯の関係」「血で塗り固めた友誼」と形容して友好関係を保ってきた北朝鮮の大使を呼びつけて抗議するのは極めて異例。「中国の特使受け入れ拒否や対中批判に習近平指導部は大きな衝撃を受けた」と同筋は明かす。

 その後、中国ではメディアの報道や北朝鮮専門家などの談話が北朝鮮非難一色に染まっていく。国営新華社通信は「実に愚かな行為」と批判する評論記事を掲載し、「国際社会の反対を無視した行為で、朝鮮半島情勢を一層悪化させる」と指摘、「聡明さに欠ける」と斬って捨てた。

 党機関紙「人民日報」傘下の国際問題評論紙「環球時報」は社説で「北朝鮮は高い代価を払うことになる」と警告。国交の断絶や事態の決裂を意味する「破裂」という言葉を4回も使って、中朝関係の悪化を強調した。

 香港の中国系メディア「香港中国評論新聞」(電子版)は「北朝鮮の核実験は中国に惨憺たる戦略的代価を支払わせる」と題して、1.中国の損失は重大、2.北朝鮮は厳重な制裁を受け、甚だしい場合は戦争にまで発展するが、米韓連合軍の敵ではない、3.中国はすでに北朝鮮(の金正恩政権)を転覆させる準備をしている、4.米軍が北朝鮮を攻撃しても中国は傍観するという4点を指摘した。

 これらの指摘にどこまで習近平指導部の意向が反映されているかは不明だが、北京大の賈慶国・教授は、仮に米軍が北朝鮮を攻撃した場合、中国が傍観するとした4.の指摘について、「あり得ることだ。北朝鮮が韓国に統合されれば、中国は在韓米軍と国境を挟んで対峙しなければならないという『緩衝地帯』論は古い。いまや、朝鮮半島が統合されても、米軍が国境を越えて中国に攻め込むとは誰も考えないからだ」と語った。

※SAPIO2013年4月号
 

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コメント
 
01. 2013年4月04日 19:06:29 : ZuvBR3nj2c

逆もあり得るゾ。

中国が日本を攻撃してもアメリカは傍観する? 
日米安保条約は存在するが、ズルズルと時間稼ぎをされているうちに日本は壊滅し、アメリカの借金は帳消しになる?


02. 2013年4月04日 19:16:26 : xEBOc6ttRg
2013年 4月 04日 18:51 JST
向こう見ずな挑発繰り返す北朝鮮
By MICHAEL AUSLIN

 朝鮮半島の戦争はステルス性能を持つB2爆撃機で防げるのだろうか。先週の同機の朝鮮半島への飛来は、オバマ政権がそう望んでいることを示唆している。世界最強の軍事力を誇る米国は、数十億ドルの兵器を見せびらかすことで、北朝鮮に対していかに苛立っているかをさらけ出した。ますます好戦的になっている北朝鮮政府がすでに米国政府の取り得る手段を読み、それを不十分だと考えていたら、米国のそうしたジェスチャーにもほとんど意味がない。

画像を拡大する

© KCNA/Xinhua/ZUMA24.com
金正恩氏は、強くなった今の北朝鮮には韓国や米国に刃向う能力があると考えているかもしれない

 戦争勃発の可能性を指摘すると、うんざりした朝鮮半島の専門家たちはこうしたことなら以前にもあったと言う。北朝鮮は過去にも、悲惨な結果をもたらすことなく、軍事当局者間の通信を遮断し、1953年に締結された南北戦争の休戦協定を白紙化してきた。つまり、先週と同じことだ。金一族は米国政府や韓国政府を落ち着かない状態にしておき、脅迫して交渉のテーブルに戻らせる術を習得したのである。

 それでも今回は違うかもしれないという専門家もいる。第1に、金正恩第1書記の考え方は父親の金正日氏と全く同じではないかもしれない。指導者になって1年目に非常に目立った成果を収めたことで得意になっている可能性がある。成功した3度目の核実験の指揮を執ったことに加えて、長距離弾道ミサイルの発射と人工衛星の軌道進入にも成功した。もちろん、若い正恩氏は先代たちが取り組んできたことに便乗しただけだが、勝利の瞬間が訪れたのは自らの政権下だった。

 長期的な政治ゲームに関して、正恩氏には父親のような忍耐力がないかもしれない。運勢が自分の味方をしているので、通常よりも迅速に、踏み込んだことができると考えているかもしれない。それは2010年に自分の父親が指示した韓国海軍哨戒艦の撃沈や国境近くの延坪島への砲撃のような韓国への一連の攻撃を意味しているのかもしれない。そうした挑発行為のあと、故金正日総書記は一歩引くことを知っていたが、若い正恩氏は、北朝鮮はより強くなり、米韓の圧力にも屈せずに済むと考えているかもしれない。

 正恩氏は韓国の新大統領を試すことにも意義があると考えているのかもしれない。今日、朴槿恵大統領を怯えさせることに成功すれば、韓国は向こう6年間にわたり、北朝鮮にとって扱いやすい国になるだろう。さらなる資金援助や米韓同盟の希薄化といった譲歩を引き出すことにもつながり得る。

 正恩氏が厄介に思っているのは、米国の支援があれば自国を守れるばかりか、北朝鮮の通常の挑発行為をも積極的に阻止できるという自信を持った韓国である。そうした自信を打ち砕くには、早めに強く出て、これまで以上に大げさな脅しをかけ、平和と戦争の選択権を握っているのは北朝鮮だということをはっきりと警告するのが有効だと考えるかもしれない。

 さらに言えば、発足して間もない金正恩政権だが、すでに2度もオバマ政権をこけにしているということもある。2012年以来、ミサイルを2度も発射して、それを行わないという合意を堂々と破棄し、2月には核実験も行った。これに対するオバマ政権の反応は、新たな番号の国連安保理決議程度にとどまるだろう。そうした決議はこれまでの反応と同様で何の役にも立たない。中国がそれに反対し続けていることが大きいのだ。

 要するに正恩氏は、その照準に捉えた敵を恐れていないのである。挑発が通常以上にエスカレートしているのもそのためだろう。

 仮に正恩氏が調子に乗り過ぎて実際に戦争を始めたり、継続的に韓国を攻撃したりすれば、そうした自信はさほど意味を持たなくなるはずだ。そうなった場合、韓国政府が反撃を自制したり、米国が同盟国を見捨てたりするとは思えない。この点に関して、米国は先週のB2爆撃機に加えて、週末には合同演習にF22ステルス戦闘機を投入した。韓国軍と米軍は先週、2年前にあったような限定的な攻撃にも対処できるように、新たに策定された「局地挑発対応計画」にも署名し、即日発効となった。

 この合意の下ではいかなる軍事的報復も韓国政府主導で行われ、米軍は支援的な役割に回ることになっている。これは北朝鮮によるさらなる攻撃に対しては迅速で壊滅的な報復をすると約束した李明博前大統領の言葉にも一致する。

 とはいえ、2010年に北朝鮮が延坪島を砲撃したとき、米国政府が韓国政府による反撃を断念させたという不確実な報道も数多くあり、新たな対応計画には望んでいるほどの効果はないのかもしれない。すべては韓国が意図している報復の度合いと米国政府が韓国政府の反応を支持するかどうかで決まるだろう。

 正恩氏と故正日氏はこれまで、挑発行為を繰り返してきたにもかかわらず、本格的な反撃を受けずに済んできた。誤算が生じるリスクが劇的に高まり、おそらく引き下がることが以前よりも難しくなるほど、若き指導者をつけあがらせてしまった原因はどうやらそこにあるようだ。

(マイケル・オースリン氏はアメリカン・エンタープライズ研究所の学者で、wsj.comのコラムニスト)


03. 2013年4月04日 19:37:04 : aQq0UGoaxY
米軍は、北朝鮮を徹底的に破壊したいだろうし、出来る能力はある。
でも、占領できるくらい大量の兵士を投入できないと思うよ。
米国にゲリラ戦を戦い続ける根性はないし。

米国の狙いはリビアでやったように破壊した後北朝鮮をテロリスト養成国にし、中国やロシアに浸透させることかもしれない。

結局、利益を得るのはユダ金と軍需産業だけかな。
北アフリカや中東の状況を見につけ、隙を見せると米国が襲いに来るよね。


04. 2013年4月05日 03:05:41 : JZCp8lwHuQ
緩衝地帯論は、何もアメリカだけが対象ではない

中韓の国境問題や難民問題(日本にもくる)は
北がゴテてるだけの、今の状況より、かなり深刻な問題となる
統一後の韓国経済がどうかという問題もある

それに
韓国の把握していたより低い戦力をモニターに表示していた写真をワザワザ発表した北朝鮮に、事を構えるつもりなどない


05. 2013年4月06日 00:27:31 : gzBiRf0TRg
馬鹿、在日朝鮮人が危険でる。

06. 2013年4月06日 22:58:38 : p1Jwnbn1zY
北朝鮮つぶすに戦力は要らぬ、これから端境期。エサ不足にさせるのが一番。北でもほんきで米と一線交えるとは考えにくい。それを機に、やられるのは知っているはず。躍らせて石油の浪費をさせてやれ。中国でも食料、燃料など、丸ごと面倒見切れないだろう。

07. 2013年4月07日 12:34:37 : 8F92rj0CXg
>>01 さん

その通りだと思います。
日本が攻撃されたって、在日米軍は米国の議会指示無くして動けませんから。
自国の利益を最優先すれば日本の為に命を捨てる事等考えにくいと思います。
所詮机上で語っている奴らの思惑通りという事です。

一緒に死んでくれと頼まれて、最後まで付き合える奴なんて殆ど居ません。
それは北、中関係でも同じだと思います。


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