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日本をも標的とする北朝鮮 そのとき自衛隊は反撃できるのか(JBpress) 
http://www.asyura2.com/12/warb10/msg/838.html
投稿者 赤かぶ 日時 2013 年 4 月 03 日 16:36:00: igsppGRN/E9PQ
 

http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/37486
2013.04.03  古森 義久 JBpress


 北朝鮮の軍事挑発がエスカレートしてきた。韓国や米国を相手に戦争も辞さないという態度を様々な言動で示し始めた。米国側もついに最新鋭のB2戦略爆撃機までを飛行させるという強硬な有事対応の措置を取るに至った。

 北朝鮮はなぜ自国が全面反撃を受けて壊滅しかねない危険を冒してまで、これほどの好戦的な言動を続けるのか。実際の軍事衝突や戦争の可能性はどの程度まであるのか。米国側の専門家たちの分析を紹介しよう。

 その分析の中では、北朝鮮による日本へのミサイル攻撃がかなり順位の高いシナリオとして挙げられている点に、切迫した懸念を感じさせられた。

■韓国、米国との全面戦争に突入する危険性も

 米国のCIA(中央情報局)の元専門官集団が中心になって組織した国際安全保障の民間調査機関「リグネット」は、北朝鮮の脅威についての調査報告をこのほど発表した。この報告は北朝鮮の2月の核開発実験の後から3月終わりまでの戦争を辞さないような好戦的な言動について、北朝鮮が過去にも似たような好戦的な態度を見せてはきたが、「米国の情報機関や軍の専門家たちは、今回は朝鮮半島での実際の軍事衝突の可能性がこれまでになく高くなったと見ている」と述べている。

 同報告は北朝鮮自身も、もし全面戦争になった場合、自国が確実に破壊され、敗北することは認識しているが、一部の限定的な軍事攻撃で大きな成果を得られる可能性をもなお信じている、という分析をも示した。その種の一部の限定的な軍事攻撃が韓国や米国の側の大規模な反撃で全面戦争にエスカレートする危険はこの数十年でもかつてなく高まった、ともいう。

 しかし北朝鮮はなぜこんな危険な言動を取るのか。リグネットの調査報告は以下のような趣旨の理由を指摘する。

 「第1に、北朝鮮の新最高指導者の金正恩第一書記が軍部の忠誠と信頼を強めるために、『先軍』政策(編集部注:すべてにおいて軍事を優先させる政策)を過激化させていることが考えられる。北朝鮮の政権は普通の共産主義政権と異なり、個人崇拝のカルト的な要素が強いため、軍部の絶対服従が不可欠となる。そのために軍部の最強硬派の求める路線を推進する構えを取っていると見られる。

 第2には、北朝鮮は対外的に経済的利益を増やそうとして軍事強硬路線を取っている可能性がある。1つには、北朝鮮が輸出できるごく少数の生産物というのは兵器や軍事技術だけであり、核やミサイルの開発促進はその目的に合う。イランやシリアという無法国家への軍事技術や兵器の輸出は、軍事強硬路線により質量ともに拡大できるという計算が窺える。さらには、好戦的な軍事恫喝により威圧を受けた相手から経済援助をとりつけるという実績を北朝鮮は古くから重ねてきた」

 では北朝鮮はこの好戦的な言辞から具体的にどのような軍事行動を取るに至るのか。リグネットの報告は次のような趣旨の見通しを述べる。

 「北朝鮮はまず韓国の艦艇に攻撃をかける可能性が高い。同時に前回の延坪島への砲撃のような地上への限定的な攻撃をかけ、韓国側からの反撃による、より規模の大きい軍事衝突をも覚悟している気配がある。北朝鮮は韓国や米国との全面戦争は望まない。とはいえ、局地の軍事衝突で敵に最大限の被害を与えて、できるだけ早く交渉に持ち込むことを狙うだろう。その交渉で米国、韓国から経済的な援助や外交的、政治的な譲歩を最大限、獲得しようとする」

日本が反撃すると韓国が反発?

 しかし日本にとって注目せざるを得ないのはリグネット報告書の以下の骨子の記述だった。

 「北朝鮮が局地的な攻撃を加え、韓国側が反撃に出た際、北朝鮮の巧妙なエスカレート作戦は日本を巻き込むことだろう。日本の都市に通常弾頭の弾頭ミサイルを撃ち込むか、あるいは日本の港に爆弾搭載の船舶を突入させるという方法が考えられる。

 北朝鮮の国営通信はすでに『朝鮮半島で戦争が起きて、もし日本が自国には関係がないと思ったならば、それは致命的なミスだ』と伝えた。日本へ攻撃をかけ、日本の自衛隊がもし反撃してきた場合は、年来の日韓の対立から韓国が日本に反発するだろう。その動きは北朝鮮を利することになる」

 北朝鮮は日本の動きへの韓国の反発というところまで読んで、日本への軍事攻撃をも考えている、というのである。

 日本としては、万が一にも北朝鮮の軍事攻撃を受けた場合、どう対応すべきか。

 北朝鮮は現実に日本領土に届く通常弾頭装備の弾道ミサイルは数百基の単位で保有し、配備している。そのミサイルの危機に備える方法は、まずミサイル防衛網の構築を急ぐこと、となるのだろう。しかし現状では十分な防衛システムなど存在しないことはあまりに明白である。

 日本の主要都市が北朝鮮の弾道ミサイルに直撃された場合はどうだろうか。普通ならば、この攻撃は戦争の開始となる。いくら自国の防衛を自縄自縛にしている日本でも、自国領土に外国のミサイルが撃ちこまれ、日本国民多数が死傷すれば、戦争を挑まれたことになる。ミサイルを発射した北朝鮮に対して反撃を加えるのは、わが自衛隊の当然の責務だろう。

 だが自衛隊はそんな有事にきちんと反撃ができる体制になっているのだろうか。北朝鮮と韓国や米国との緊張関係の高まりは、日本の国のあり方、特に日本の自国の防衛の方法について新たな課題を突きつけてくるのである。


 

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コメント
 
01. 2013年4月03日 17:10:28 : BafglG6u1c
反撃は出来んし、反撃することもない。
自衛隊できる限りミサイルを狙って撃ち落とすしかないよ。

結果、専守防衛という左巻きの先生方が大好きな自衛隊ドクトリンの無力さが
国民の前に提示されるだろうし、米軍が反撃するか否かで日米安保の実態も
理解できることだろうね。

それからでしょ、日本が弾道ミサイルを配備するか核武装するかは?
個人的には通常弾頭の弾道ミサイル二三百発装備しとけば十分周辺国には
脅威だと思うけどね?
核武装宣言は必要ないでしょ、日本に製造能力も必要な核物質もあること世界が知っているんだから。


02. 2013年4月03日 18:01:07 : 3nTXkp9TvA
実際に着弾による死傷者多数、
などという甚大被害が起これば世論が許さないと思う。
それでも許してしまう世論と、反撃しない、出来ない弱腰政府•自衛隊ならば、
もうこんな国は長くはないね。

03. 2013年4月03日 19:14:55 : aQq0UGoaxY
相変わらずの煽りの古森義久だけど、ありえないね。

反撃できない国に弾を撃ったって、無駄弾だし資源が惜しいよ。
防御を固められてしまうようなことをなるべくさせないのが軍略だ。
喜ぶのは日本のマスコミと米国の兵器産業くらいだよ。


04. 2013年4月03日 20:18:13 : VvIhY6BFpA
中国が北朝鮮に「重大な懸念」 米韓にも伝える 朝鮮半島情勢めぐり 
2013.4.3 18:38

 中国外務省の洪磊副報道局長は3日の定例記者会見で、張業遂外務次官が2日午後に中国に駐在する北朝鮮、米国、韓国の大使に、最近の朝鮮半島情勢をめぐり「重大な懸念」を伝えたことを明らかにした。

 北朝鮮が寧辺の黒鉛減速炉(原子炉)再稼働を表明したことに対し、北朝鮮側に懸念を伝え、米韓には両軍の軍事演習などで北朝鮮を刺激したとして自制を求めたとみられる。

 また南北経済協力事業が行われている北朝鮮の開城工業団地について、北朝鮮当局が韓国側関係者の入境禁止を通知したことを受け、洪氏は「双方が対話を通じて問題を解決することを望む」と強調した。(共同)

http://sankei.jp.msn.com/world/news/130403/chn13040318400007-n1.htm


05. 2013年4月03日 20:32:21 : VvIhY6BFpA

従業員抑留なら軍事作戦で救出も…韓国国防相

読売新聞 4月3日(水)20時6分配信

 【ソウル=門間順平】韓国の金寛鎮(キムグァンジン)国防相は3日、北朝鮮が同日から南北協力事業で運営する開城(ケソン)工業団地への韓国人従業員の立ち入りを禁じたことを受けて、同団地に従業員が抑留された場合、「軍事措置とともに万全の準備ができている」と述べ、軍事作戦での救出も辞さない考えを示した。

 与党セヌリ党の党内委員会で語った。朴槿恵(パククネ)大統領も2日、外交・安全保障担当の閣僚を集めた会議で、開城工業団地で働く韓国人従業員らの安全確保に万全を尽くすよう指示。韓国政府として、軍事作戦を含む対策を備えていることを打ち出すことで、国民の不安を打ち消すとともに、北朝鮮をけん制する狙いがある。

 委員会に出席したセヌリ党議員によると、金国防相は北朝鮮が開城工業団地の閉鎖のほか、サイバー攻撃によるテロや、全地球測位システム(GPS)の障害を引き起こす妨害電波を発信する可能性を指摘。北朝鮮全面戦に出る動きは見られないとの見方を示したが、金正恩(キムジョンウン)第1書記の「誤った判断で、軍事挑発の可能性もあると判断している」と語った。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130403-00001204-yom-int


06. 2013年4月03日 23:35:46 : 8NcqzHYN5c
北には燃料がなので通常の戦争を行うことができないことは米韓は知っているし、核ミサイルを打ったところで得るものはないが、窮鼠猫を噛むで地獄の道連れを求めているのなら危険性はある。

但し、北の一般民衆は失うものはないが贅沢な暮らしができる一部の特権階級には失うものが多くあるので、振り向いて欲しい症候群ではないかな。


07. 2013年4月04日 07:22:19 : eDSpB4Kx1M
超法規的に反撃を指揮すればよい。
自衛のためだから憲法違反ではない。
アベ政権なら可能だ。ノダでもやったんじゃないかなあ。鳩ポッポならダメだったろうけど。
戦争が終わってからアーダコーダ言われても、それはそれで勲章だ。

08. 2013年4月04日 08:56:17 : DY5UF9p3s2

>超法規的に反撃を指揮すればよい


ミサイル攻撃を受けた場合。北朝鮮のミサイル施設を壊滅させるのは正当防衛であるので法律に違反などしていない。

ミサイル施設の破壊を阻止しようとしてくる北朝鮮軍に攻撃を加えるのも正当防衛であるから問題ない。

戦争行為を起こしてくる白豚を北朝鮮から連れ出し裁判にかける権利もある。


09. 2013年4月04日 12:39:31 : vreGARVv2Z
米国は、破綻状態の自国の経済を救う手段として極東における戦争を企てている。石原氏を使い尖閣諸島の問題を表面化したことや安倍政権の設立もその布石である。北朝鮮を水面下であやつり金正恩をピエロ役に仕立てている。このような構造的な背景を理解せずに議論しても意味はない。

10. 2013年4月04日 12:42:37 : qw8KU5O0Vw
>07,08さんへ

現在の自衛隊には反撃オプションが実行できる装備自体が無いんですけどね。

再び、精神論や感情論で突撃させますか?


11. 2013年4月04日 13:39:22 : bSuR6fQJZw
>10さん
確かに表向きはそうですが、現在はそうでもないんすよ。
空中給油機のおかげで北朝鮮まで航空自衛隊が飛んでいける。
そもそも反撃オプションが本当になかったら、奇襲攻撃で
離島に上陸されたら諦めないといけなくなるじゃありませんか...
結局は動けるかどうかでしょう、07さんも洒落じゃないかも...

それとも乏しい知識や先入観だけで軍事を語りますか?なんちゃって...


12. 2013年4月04日 15:29:12 : eVJi458Vng
>11さんへ

現状でも国土に侵攻してくる敵に対処する能力はあるでしょうね。

ただ、破壊と混乱だけを目的に弾道ミサイルを撃ち込むだけの相手に対して、その国に行って
意図を挫くだけの反撃オプションはないでしょ?


13. 2013年4月04日 19:07:26 : H4QQaa4Ar6
北チョンのジョンウン君に告ぐ。

ミサイルに片道分の燃料を補給できないだろ。

日本の経験則である特攻機の運命を今すぐ学んでくれ。Good luck !


14. 2013年4月04日 19:10:52 : bSuR6fQJZw
>12さん、そのとぉーり
10さんには手段が無いとおっしゃったので、無くはない、と言いました。
でも米国さえ湾岸戦争時にスカッドの発射を完全に防げなかった。
だからその意図を根こそぎ吹き飛ばすことはできないでしょう。
それでもできることはあります。そのための力が今の自衛隊には
不足しているとこの記事はいいたいのでしょう。
でも何故自衛隊だけなのか
実際戦争になれば、米軍がそこんとこはやるでしょう。
自衛隊がその米軍すら越える力をつけると言うのは非現実的です。
それでもまぁ、少しずつでも"自分の国は自分で守る"ようになればいいですが。

15. 2013年4月05日 00:55:14 : pKfJyJaDxw
バカ言っちゃいけない。日本人は甘くないよ。北朝鮮が日本の都市を爆撃し一人でも死者が出たら、「平和日本」は一瞬で「軍国日本」に先祖帰りする。自衛隊の反撃どころの話じゃないよ。
チョンになめられた日本人の頭にくる仕方は尋常じゃない。一気に平和憲法は全面的に改憲され、日本の産業は軍事優先に転換する。消費税は40%に増税されても反対派は制圧される。もちろん国民の圧倒的支持で徴兵制が復活し、日本軍は200万の大兵力になる。核兵器は数か月で実戦配備され、北朝鮮は容赦のない猛爆撃で無人の野にされる。それを止めようとする韓国にもミサイルと空爆の雨を降らせる。ニューヨークや北京に核ミサイルの照準を合わせ米国や中国を沈黙させる。
米国に並ぶ軍事強国が突然出現するのだ。だから米国や中国は必死で北朝鮮の日本爆撃を阻止する。北朝鮮も自国民の絶滅に通じる攻撃はビビるだろう。
第二次大戦の日本人の狂いようをつぶさに見れば、そうとしか想像できない。この狂気を抱えた日本民族を「平和の結界」に押し込んでいるのが平和憲法なのだ。それ故に憲法には触ってはいけない。誰も改憲を招く行為をしてはならない。

16. 2013年4月05日 07:00:07 : eDSpB4Kx1M
>12さんへ

空自のf15・f2を空中給油付きで送り出せば、敵基地攻撃能力は充分ありますよ。
無傷ではないだろうけど。北に対処できる空軍があるとは思えないですね。
問題は基地がどこか、という情報が得られるかどうかですね。
代わりに政府施設を片っ端から爆撃しても、それはそれでよいかも・・・


17. 2013年4月05日 08:16:14 : DY5UF9p3s2

空中給油機などいらないよ。在韓米空軍で給油すればOKです。但し、自衛隊が行く前に米空軍が北朝鮮を潰してしまうでしょう。

在韓米空軍の基地は結構あるんですよね。まあ、自衛隊の出る幕はあまりないんじゃないですか。

憲法改正でもすれば、桃太郎からきび団子をもらって家来にしてもらえるのにね。そうしたら白豚の仮面を被った鬼退治できる。


18. 2013年4月05日 09:00:32 : zBYc960RaI
日本人はこういう危機煽りには耐性があるぞ。
豚インフルエンザ詐欺のような医療健康関係の危機煽りには耐性が無いが。
そういや最近強毒性インフルエンザ煽りもはじめたね。

19. 2013年4月05日 09:11:37 : nwCoS349M6
北朝鮮が弾道ミサイルの発射能力を一段と高め、また核弾頭の製造能力も急速に高まっている軍事的脅威が現出した情勢にあって、日本国が政府・国民あげて直ちに採るべき政策は、次の3つである。

第1 「非核3原則」の撤廃。
第2 通常弾頭・核弾頭のトマホーク巡航ミサイルの米国からの緊急輸入と海自潜水艦への配備。
第3 朝鮮総連の非合法化の立法と朝鮮高校への全ての公金支出禁止の立法。

そもそもどんな強硬な制裁であれ、北朝鮮が弾道ミサイルの研究施設/生産工場/打ち上げ基地を破壊し廃業(=武装解除)するわけではあるまい。国連安保理が、仮に国連憲章第7章に基づく”究極の制裁”に踏み切った場合ですら、北朝鮮が核弾頭製造工場やその研究施設を解体(=武装解除)するわけではあるまい。

同様に、尖閣諸島防衛には、次の3策が急務である。

A 直ちに、陸自の1個小隊(約15名)を魚釣島駐屯部隊とすること(平時は10日間毎の3交代で15名程度が駐屯、残りは戦闘と上陸訓練)。これは、予算措置も事実上、不要。若干の予備費で宿舎と簡易基地ができる。しかも、安倍総理は、自衛隊の最高指揮官として防衛大臣に命令するだけで、これは瞬時に実現できる。

B 自衛隊法を改正し、平時の領域保全を自衛隊の任務とする。陸自・海自・空自が、国際法規にのっとった領域侵入排除の”武器の使用”(「武力行使」ではない)を可能となるよう、現行自衛隊法第95条及び同条2の「但し書き」は削除する。

(武器等の防護のための武器の使用)
第95条 自衛官は、自衛隊の武器、弾薬、火薬、船舶、航空機、車両、有線電気通信設備、無線設備又は液体燃料を職務上警護するに当たり、人又は武器、弾薬、火薬、船舶、航空機、車両、有線電気通信設備、無線設備若しくは液体燃料を防護するため必要であると認める相当の理由がある場合には、その事態に応じ合理的に必要と判断される限度で武器を使用することができる。ただし、刑法第36条又は第37条に該当する場合のほか、人に危害を与えてはならない。

(自衛隊の施設の警護のための武器の使用)
第95条の2 自衛官は、本邦内にある自衛隊の施設であつて、自衛隊の武器、弾薬、火薬、船舶、航空機、車両、有線電気通信設備、無線設備若しくは液体燃料を保管し、収容し若しくは整備するための施設設備、営舎又は港湾若しくは飛行場に係る施設設備が所在するものを職務上警護するに当たり、当該職務を遂行するため又は自己若しくは他人を防護するため必要であると認める相当の理由がある場合には、当該施設内において、その事態に応じ合理的に必要と判断される限度で武器を使用することができる。ただし、刑法第36条又は第37条に該当する場合のほか、人に危害を与えてはならない。

(正当防衛)
第三十六条 急迫不正の侵害に対して、自己又は他人の権利を防衛するため、やむを得ずにした行為は、罰しない。
2 防衛の程度を超えた行為は、情状により、その刑を減軽し、又は免除することができる。

(緊急避難)
第三十七条 自己又は他人の生命、身体、自由又は財産に対する現在の危難を避けるため、やむを得ずにした行為は、これによって生じた害が避けようとした害の程度を超えなかった場合に限り、罰しない。ただし、その程度を超えた行為は、情状により、その刑を減軽し、又は免除することができる。
2 前項の規定は、業務上特別の義務がある者には、適用しない。

C 約1万人の海兵隊を、現在の3自衛隊とは別に創設する。また、海自は、3空母からなる空母機動部隊を増強的に保有する。

日本人は、自国を守らんとする国防に一切の関心がない。日本は、堕落一直線の腐敗民族になった。その証拠は、日本を標的にして配備された大量に生産されているノドン・ミサイル(ロドン、蘆洞、「火星7号」)弾道ミサイルに関して、現在の生産数やその打ち上げ射場(基地)について、新聞もテレビも何らの報道もしない異常性において明白ではないか。

ノドン弾道ミサイルの、日本の標的は、第1は皇居、第2は東京/大阪/名古屋などの主要都市である。命中精度は半径にして数qから200mまで、専門家の間でかなり異なる。が、米軍基地や自衛隊基地も第3の標的でないとは言えまい。また、射程距離から沖縄は微妙だが、ギリギリ届くと考えていた方がよい。生産され配備されている数は300基を超えている。

弾頭は、主として化学弾頭で、その剤は、対日用は濃縮VX(神経ガス)とサリンか。核弾頭に関しては、ノドンの弾頭搭載部分の外周直径最大135pからして、小型化が必要だが、もし(Puが2kg前後の)ミニ・ニュークを初めから開発していたとすれば、核弾頭はすでに完成していると考えておくのが合理的だろう。核弾頭搭載ノドン・ミサイルは、2012年現在、仮に10基前後があるとすれば、命中精度の問題から、それらはすべて皇居(東京)に集中投下されるだろう。

北朝鮮は、2008年の「6者協議」で、「Puを38kg保有している」と語った。この数字が正しいなら、北朝鮮もミニ・ニューク核弾頭は19個作れる。重水素/三重水素の混合ガスで包む「強化原爆」なら、純度は95%を要せず、81%でも爆発させられる。

当然、残りの約300基のノドン・ミサイルは、VXやサリンなどの神経ガスが装填された化学弾頭が搭載されて、東京を含む日本の主要都市がことごとく標的となる。現在の北朝鮮の化学兵器の備蓄量は、(兵器重量ではなく)剤重量で2500〜5000トンで世界第3位。「韓国国防省『国防白書』2010年版」

ちなみに、日本の陸上自衛隊の対化学兵器の部隊も装備(除染車両)も、共産党の永年の妨害の成果で超貧弱。自衛隊の基地それ自体を守れない、オソマツなレベル。いわんや、大都市や国民を北朝鮮ノドン・ミサイルの化学弾頭から防護し除染するなど、全くの不可能。

しかし、日本は、日本国民にガス・マスクや家庭用シェルターを持つよう訴えたことはない。防毒マスクさえあれば、VXやサリンから身を守れる。スイスやイスラエルのように、小学校1年生全員に入学と同時にガス・マスクの装着訓練をすべきだが、そのような指示を日本は出したことがない。

このように、日本人の国防否定は、右派だ、民族系だと言われる連中自身が、まさしくその一翼を担っている。民族系の日本人ナショナリストで、共産党の平和運動に洗脳されていない者はゼロ。この意味で、日本を”反・国防国家”に堕落させた罪において、共産党と一緒になって「反米」大合唱ばかりに現を抜かして、アジア共産化革命の「究極の反日」大東亜戦争を肯定する狂気に遊ぶ民族系の諸団体や民族系論客の罪は、万死に値する。

ところで、北朝鮮の核実験は、これまで3回ある。第1回目は2006年10月。第2回は2009年5月。第3回が2013年2月12日。場所はいずれも同じ威境北道(=道は、日本の「県」)の豊渓里。

北朝鮮の核実験に日本が出してきた北朝鮮制裁は、”制裁”とは名ばかりの、「朝鮮総連の副議長5名の再入国を認めない」「朝鮮総連系の核・ミサイル関連技術者の再入国は認めない」という、どうでもいい話ばかり。すでにミサイルは完成し、核弾頭は完成直前である。今さら人材の往来を禁止して何になる。

つまり日本は、「北朝鮮制裁は何もしない」と宣言したに等しい。そればかりか、この核実験が意味する「核弾頭ノドン・ミサイルの対日攻撃」の軍事脅威に対して、一切何もしないと日本国民と北朝鮮に公約したに等しい。核弾頭の脅威に対しては核兵器しか対応できないのは自明。なのに、日本はなぜ、非核三原則の撤廃すら宣言しないのか。

”非核三原則”とは、「@日本が核兵器を生産しない、A輸入もしない、B米国の核兵器を日本の陸上に配備しない」というもの。沖縄返還で頭が混乱した佐藤栄作が、1967年頃から”ロシアKGB工作員”末次一郎らに吹き込まれて、国会で誓約して、いつしか日本の国是とまでなった、日本亡国のための自殺国策である。

”非核三原則”の原点は、米国との約束としての、かつて沖縄に配備されていた核弾頭装備のメースB巡航ミサイル32基のような核ミサイルは配備しないこと、並びに北海道防衛のため沖縄に備蓄していた陸上自衛隊の榴弾砲部隊に緊急配備する核砲弾を撤去することだけに限定されたものであった。それなのに”軍事音痴”の佐藤栄作は、日本全土から米国の核兵器の一掃を目的とした(ソ連と通謀した)共産党の「沖縄返還反対」運動の罠に引っ掛った。「沖縄限定の非核三原則」を、「日本全土の非核三原則」=「本土の沖縄化」に拡大してしまったからだ。

ともあれ、現在の日本を覆っている核脅威の状況において、”非核三原則”は国家自殺に直結する。中共の核弾頭の弾道ミサイル「東風21号」の脅威や、北朝鮮の「ノドンミサイル」から日本国を守るに、米国の核兵器なしにはできず、その日本の陸上配備が必要か否かはともかく、必要な場合に直ちに配備できるようにしておくのが主権国家の国防である。つまり「非核三原則」のBは、日本国の安全を阻害する。

さて、日本が核武装するに、2つの道がある。日本独自の核武装が第1。第2は、米国からの核兵器購入とその発射キーの米国政府との共有(ダブル・キー)である。

第1の道は、日米同盟を毀損するので、ヤブヘビ。つまり、日本の国家安全保障に逆送的にマイナス。だから、日本は絶対に決して選択してはならない。

また第1の選択肢は、北朝鮮と同じく、NPT(核不拡散)条約からの脱退を不可避とするから、世界の孤児へと日本が転落すること必定である。さらに、すでに21世紀で50年前の1960年代ではない以上、日本独自の核兵器では世界標準の核兵器は作れない。日本の核兵器保有は、自ずから”兵器の超先進国”米国からの輸入しかない。

しかも、北朝鮮のノドン核弾頭ミサイル/ノドン化学弾頭ミサイルのいずれの破壊にも有効な恰好の兵器が米国で永年、大量生産されている。最高の実績を誇るトマホーク巡航ミサイルである。

平時の核抑止とは、戦時の核戦争を想定し、この核戦争に絶対勝利する態勢を構築する時、有効に機能する。すなわち専門的な表現では、「核戦争勝利戦略が、(核戦争に至らない、その直前の平時における)抑止の信頼性を確実に高くする」。

では、どのような核兵器戦争を準備すれば、北朝鮮の核兵器が1発も日本領土に到達しないようにできるか。北朝鮮は、対日用のノドン・ミサイル(「火星7号」)も対米用の「テポドン2改ミサイル(「火星13」)も、地下サイロの発射施設が作れず、地上発射である。つまり、偵察衛星で発射直前のこれらのミサイル(ロケット)は丸見え。

特に後者は射場で発射準備に1日以上かかる。だから、対米用の「テポドン2改」は、核搭載の兵器でなくとも、命中精度の高い通常弾頭・爆弾で破壊できる。問題は、ノドンだが、これは発射台が車輛の移動式であり、発射直前に山中の(地下とほぼ同じ)横穴(シェルター)から出して射つ(所要時間は約1時間)。このため、発射直前の偵察はできるが、巡航ミサイルの標的までの飛翔時間が仮に3時間かかるとすれば間に合わない。兆候が見えた瞬間、山中の横穴もろとも破壊する核弾頭でないと、確実ではない。

以上の条件を満たす兵器をどう調達するか、新しく製造・生産するとしても、日本の技術ではあと10年はかかる。明日にも配備できる既存の兵器を活用するのが国家安全保障の常道である。まず投射手段だが、航空自衛隊には爆撃機はない。そうなれば、対北朝鮮の兵器は、海上自衛隊の駆逐艦か潜水艦に限られる。

次は、この制約条件に合致するミサイルをどうするかである。ぴったりのがある。しかも、格安で輸入できる。米国の”名兵器”トマホーク巡航ミサイルである。

トマホークは、今から30年前の1983年、レーガン大統領が積極的に実戦配備したターボファンのジェット・エンジンで亜音速で飛行する巡航ミサイル。200キロトンの核弾頭搭載型と450kg通常弾頭搭載型とがあり、また水上艦艇仕様と潜水艦仕様とがある。これまで4000基以上が生産され、ミサイル本体の価格はたったの1億円である。

海自の潜水艦は、親潮型も蒼龍型も、その魚雷発射管の直径は53p。トマホークは外周の直径は52pで、そのまま使える。日本が購入するのは、まずは対地攻撃用で潜水艦仕様。その射程1700qの非核の単弾頭UGM109C TLAMーCである。TLAMとは、Tomahawk LandーAttack Missileの頭文字。

この射程1700kmは、日本が、花台その他のノドンの発射基地あるいは舞水端里や東倉里のテポドン2改の発射基地を攻撃する場合、日本列島の南の太平洋側から撃てることを意味する。すなわち、日本のトマホーク潜水艦は、海自の艦艇数隻で完全な護衛ができる。

さて、山中の半地下的シェルター内のノドン・ミサイルや完全な地下にある北朝鮮の核弾頭製造工場に対しては、核弾頭のトマホークUGM109A TLAMーAが必要になる。この射程は2500kmである。

英国海軍は1995年、潜水艦発射仕様のトマホーク60基以上の購入を契約した。英国海軍の最初のトマホーク発射訓練は、1998年だった。また、2004年には、英国海軍は米国と2度目の契約を行い、新しいトマホーク64基を購入している。日本は、この英国に倣うのである。

通常弾頭トマホークであれば、日本の米国からの輸入は、戦闘機などを買うのと同じだから、自由。何らの問題もない。問題は、核弾頭トマホーク購入の場合に発生する。非核3原則は撤廃するので、国内問題のことを言っているのではない。

日本は、NPT条約に加盟して、世界に向かって核保有の放棄を宣言している。NPT条約からの脱退は避ける方法はないものか。馬鹿でトンデモない外務大臣・松原洋右の国際連盟脱退(1933年)の愚だけは、日本は繰り返してはならない。

そこで、核弾頭トマホークの購入に当たって、米国とダブル・キー(2重鍵)であるのを活用して、1つの知恵を紹介する。核弾頭トマホークの所有権は米国のままに残し、その使用権の半分を日本の権利とする契約にする。

こうすれば、この核弾頭トマホークは、日本の核兵器とは必ずしも言えない。日本が核武装したか否かについては、灰色とは言えても、黒ではない。すなわち、日本はNPT条約に沿っているとも言えないが、違背しているとも言えない。少なくとも日本は、NPT条約からの脱退をせず、「それに違背する」との糾弾を回避できる。


20. 2013年4月05日 12:03:15 : bSuR6fQJZw
湾岸戦争では、何百機の戦闘攻撃機や戦闘爆撃機を上空に常駐させ
対地早期警戒管制機のE-8や特殊部隊と連携したにも関わらず
90発余りの短距離弾道ミサイル、スカッドの発射を許してしまった。
この手の兵器が厄介なのは、移動式発射機を持っていて隠れたり出来る事
湾岸戦争時のミサイル発射阻止では巡航ミサイルは役立たずだったよ
間にあわないと意味無いのは核搭載してても同じ。
F-2は無誘導爆弾と、今はあるかどうかも怪しい誘導爆弾が運用できる程度で
F-15にはそもそも対地攻撃力はない。必要なのは戦闘攻撃機だよ。
今はF-35Aに期待しよう。

21. 2013年4月05日 12:46:21 : 3W7W2Kx2Bg
止めても無駄だろうから戦争で死にたい奴だけ死ぬ法律でも作れば良いだろ。

死ぬ準備の莫大な国家予算の浪費をするなど馬鹿げている。死ぬまで分からない奴はせめて人に迷惑かけないという恥を知ってから死ぬべきだ。

その後で平和な国を作るより仕方がない。今度は平和を脅かす人間を有罪にする法律を作るべきだろう。


22. 2013年4月05日 14:39:14 : f9iDF6gjYA
ミサイル攻撃とか本当に起こったら、

その時に同時に日本国内の工作員や在日による暴動などが起きるかもしれないね。


23. 2013年4月05日 18:00:25 : DY5UF9p3s2

>ミサイル攻撃とか本当に起こったら、

>その時に同時に日本国内の工作員や在日による暴動などが起きるかもしれないね。


逆じゃねーの。在日朝鮮人は一人残らず虐殺されると思うよ。北朝鮮系の建物やパチンコ店なども焼き討ちされるぞ。



24. 母系社会 2013年4月06日 05:26:24 : Xfgr7Fh//h.LU : Ea30Z4K4fm

B2まで動員した米韓に本気で怯えているのが、
北の特権階級だけであるように・・・

北朝鮮の攻撃に本気で怯えているのは・・・
日韓のバカ・ウヨだけ。

その他で騒いでいるのは、軍事産業の手先とイエロー・ジャナリズム。

朝鮮動乱のような全面戦争は100%起きない。

誰も望んでいないので。

だいたい、朝鮮動乱のような全面戦争が起きたら、
韓国軍は北を制圧後、米軍も排除しかねないので、
米国も望んではいない。


韓国軍の士官候補生を対象に2004年に行った調査では、北朝鮮よりも、
米国を「国家最大の敵」だと考える人のほうが多い結果となった。

ロイター
http://jp.reuters.com/article/jp_column/idJPTYE92S03K20130329



25. 2013年4月06日 06:24:08 : DY5UF9p3s2

朝鮮動乱の時に国連軍、特に米軍が出動しなかったら大韓民国は存在していない。地球上から消滅している。

韓国を守るためにどれだけのアメリカの若者が血を流したか知ってるのかい。

韓国人の異常さはよくわかっているが、恩を仇で返すのは異常すぎる。朝鮮半島は北も南も全部まとめて日本に統治されたほうがいいんじゃないのか。

一から人間らしい教育を施さないとわからん馬鹿の集まりなんだろう。


26. 2013年4月06日 09:07:07 : eDSpB4Kx1M
韓国に駐留しているのは米軍ではなく、国連軍なのだ。
当時と違い、現在では国連のメンバーである中国はどちらに付くのだろうか。

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