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記事入力 : 2013/04/02 10:00
韓国軍、北に核使用の兆候あればミサイルで先制攻撃
国防部が業務報告
韓米で3段階の対応戦略を7月までに整備
▲朴槿恵大統領は1日午前、国防部で開かれた2013年国防部・国家報勲処業務報告に出席した。写真は、業務報告に先立ち国民儀礼を行う大統領。この席で朴大統領は「北朝鮮が挑発したら、政治的な考慮はせずに、初戦で強力に対応せよ」と指示した。/写真提供=韓国大統領府
韓国国防部(省に相当)は1日、朴槿恵(パク・クンヘ)大統領に対する業務報告の中で、北朝鮮による核の危機を3段階に分類し、今年7月までに米国と協議して段階別の抑止戦略を樹立することを明らかにした。
■北朝鮮の核使用が迫っていれば先制攻撃
韓国軍は、北朝鮮による核の危機を「脅威」「使用臨迫」「使用」の3段階に分け、韓米共同の段階別抑止戦略を整備することにした。7月始めに完成させ、8月の韓米合同演習「乙支フリーダム・ガーディアン(UFG)」で試験的に適用する。その後、10月の韓米年次安全保障協議会(SCM)で最終承認されるという。韓米は昨年から北朝鮮の核攻撃に備え、米国の核研究施設(ロスアラモス研究所)で「韓米拡大抑止机上演習(TTX)」を行ってきた。
まず「脅威」の段階では、トマホーク巡航ミサイルを搭載した米国の原子力潜水艦、B2ステルス爆撃機などで武力を誇示し、北朝鮮の核攻撃の意欲を抑止する。それでも北朝鮮が核兵器を使用する明白な兆候が見られる「使用臨迫」の段階では、ミサイルでの先制攻撃を検討・実施するという。
国防部は、現在米国に依存している韓国軍の監視・偵察能力を画期的に向上させる「能動的(自主的)抑止戦略」を持つという方針を打ち出した。このため、2021年に導入予定の軍事用偵察衛星1基のほかに、偵察衛星を追加で確保することを検討している。高高度無人偵察機や西北島しょ(西海〈黄海〉沖の北方限界線〈NLL〉近くにある島々)地域で偵察に用いる飛行船の導入も急ぐ予定だ。
■2017年までに兵士の給与を2倍に引き上げ
また国防部は、北朝鮮のサイバー攻撃に備えてサイバー戦遂行要員を大幅に増員するなど、サイバー戦能力も大幅に拡充することにした。韓国空軍の次期戦闘機(FX)事業の機種は、予定通り今年の上半期中に選定する。また、兵士の給与を17年までに現在の2倍に引き上げる一方「軍服務期間を18カ月に短縮する」という公約は、中長期の課題として推進する。李明博(イ・ミョンバク)政権時代に国防改革上の最大の課題となっていた韓国軍の上部指揮構造改編問題は、朴大統領や金章洙(キム・ジャンス)大統領府(青瓦台)国家安保室長が否定的立場を取っていることもあり、1日の業務報告には含まれなかった。
■「兵役不正、絶対的関心を持って見守る」
朴大統領は業務報告中、韓国海軍第2艦隊司令官とテレビ電話で話し「4月からカニ漁が最盛期を迎えると聞いている。西海NLL付近で操業する漁民の安全と生業の保護に、万全を期してもらいたい」と語った。また朴大統領は「将兵の強い精神力が極めて重要」として精神力の強化を強調した。国防部は、来年1月のオープンを目標に「国防精神教育院」の設立作業を進めている。
さらに朴大統領は「兵役で不正が発生すれば、国民に対し言葉にできないほどの違和感や不信を与えることになる。私はこれから、韓国軍の統帥権者として、この部分を絶対的な関心を持って見守っていく」と語った。
ユ・ヨンウォン記者 , チョン・ヒョンソク記者
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2013/04/02/2013040200669.html
韓国、米軍戦力B52・B2・F22で北朝鮮との心理戦圧倒(1)
2013年04月02日10時02分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版] comment7hatena0
「空を飛ぶ要塞(B52)」が韓国に核の傘を開き、「空の幽霊(B2)」が北朝鮮の指揮部を猛爆すれば、「猛禽類(F22)」が掃討するように北朝鮮の残りの戦闘機を処理する。先月8日以降に韓米連合訓練に投入された米軍戦力が持つ意味は鮮明だ。
米空軍の最先端F22戦闘機が先月31日、烏山空軍基地に到着し、1日に韓米トクスリ(FE)連合訓練に参加したことで、北朝鮮の挑発に対応する空中戦の形が事実上完成した。陸上の局地戦や地上戦または海上衝突が起きる前に、高空から北朝鮮の挑発の意志を挫くということだ。
北朝鮮の核戦争挑発に対する米軍の対応は、準備されたように段階的に進められた。先月7日に国連安保理が北朝鮮の3度目の核実験に対する制裁決議案を通過させた後、北朝鮮は不可侵合意の全面破棄(3月8日)、板門店(パンムンジョム)直通電話の遮断(3月11日)、北朝鮮軍最高司令部の戦闘勤務態勢突入指示(3月26日)などの措置を取り、緊張を高めてきた。
すると、米軍は北朝鮮の核戦争挑発が始まった8日から19、25日と計3回、核爆弾投下が可能なB52戦略爆撃機を韓半島上空に飛ばした。「空を飛ぶ要塞」と呼ばれるB52出撃に刺激された金正恩(キム・ジョンウン)が22日以降、部隊視察と訓練参観に出ると、米空軍はまたB2爆撃機を米中部ミズーリ州のホワイトマン空軍基地から発進させた。ステルス機能を持つ「空の幽霊」B2爆撃機2機が28日、米国から6500マイル(1万460キロ)飛行し、群山沖のジク島に訓練弾を投下して復帰した。
韓国、米軍戦力B52・B2・F22で北朝鮮との心理戦圧倒(2)
B2に刺激された金正恩は29日、最高司令部会議を主宰し、米国本土などを狙ったミサイル射撃対応を指示した。北朝鮮は29日午前、ミグ21を出撃させ、軍事境界線(MDL)北側20−50キロに設定された西部戦線戦術措置線(TAL)付近まで接近飛行し、引き返した。状況がくれば戦闘機を利用して韓国を空襲するという威嚇だった。
米空軍は今度は「猛禽類」と呼ばれるF22を飛ばした。2機のF22が先月1日、沖縄の嘉手納空軍基地を出発し、当日、烏山基地に到着した。国防部の当局者は1日「F22が空対地爆撃訓練と空対空訓練を行った」と伝えた。最先端第5世代戦闘機F22は、米空軍が技術の流出を懸念してイスラエルと日本にも売らない戦闘機。F22は250キロ離れた敵の位置と情報も把握でき、「ミニ早期空中警戒管制機(AWACS)」と呼ばれるAPG−77 AESAレーダーを装着している。AIM−120空対空ミサイル6発、AIM−9空対空ミサイル2発、450キロ級空対地精密誘導武器2発などを搭載している。軍当局者は「F22もステルス機能を保有し、平壌(ピョンヤン)上空を飛行しても北朝鮮レーダーは把握できない」と説明した。
シン・インギュン自主国防ネットワーク代表は「先月から韓半島上空では米国と北朝鮮の間で激しい神経戦が繰り広げられている」とし「米軍がB52をはじめ、B2、F22まで出撃させたことで、北朝鮮の挑発意志を挫く効果が期待される」と述べた。
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anco012013-04-02 10:17:29推薦 0 反対 0
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http://japanese.joins.com/article/996/169996.html?servcode=500§code=510
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