★阿修羅♪ > 戦争b10 > 798.html
 ★阿修羅♪  
▲コメTop ▼コメBtm 次へ 前へ
シリア政府と反体制派、化学兵器使用と双方が非難  AFP
http://www.asyura2.com/12/warb10/msg/798.html
投稿者 ダイナモ 日時 2013 年 3 月 20 日 10:38:52: mY9T/8MdR98ug
 

【3月20日 AFP】シリア政府と反政府派は19日、相手方が化学兵器を使用したとして互いに非難した。

 国営シリア・アラブ通信(SANA)と国営放送は、「テロリストがアレッポ(Aleppo)のカーン・アルアッサル(Khan al-Assal)に化学物質を搭載したロケット弾を発射した」と報じた。

 国営テレビは市内の病院に負傷者が搬送される様子とともに、医療関係者や住民が「毒ガス」が使われたと語るシーンを放送した。シリアの外務副大臣は31人が死亡したと述べ、国営メディアはさらに約100人が負傷したと報じている。 

 一方、反政府勢力は化学兵器の使用を否定するとともに、政府軍による長距離ミサイル攻撃で呼吸器障害が発生したと非難。政府軍による化学兵器の使用を示唆した。

 シリア人権監視団(Syrian Observatory for Human Rights)はカーン・アルアッサルの政府軍陣地に対地ミサイルが発射され兵士16人と民間人10人が死亡したが、このミサイルが化学物質を搭載していたかは不明だとしている。

 ロシア外務省は、反体制派が化学兵器を使用したという情報をシリア政府から得ていると発表し、シリア情勢の一層の混迷への懸念を表明した。米政府は、シリア反体制派が化学兵器を使用したという証拠はないとしている。英政府は、化学兵器の使用が事実ならシリア内戦への対応姿勢を見直すと表明した。(c)AFP


http://www.afpbb.com/article/war-unrest/2934814/10465494  

  拍手はせず、拍手一覧を見る

コメント
 
01. 2013年3月21日 12:47:19 : yj5FnYZ31o
>>ロシア外務省は、反体制派が化学兵器を使用したという情報をシリア政府から得ていると発表し、シリア情勢の一層の混迷への懸念を表明した。
>>米政府は、シリア反体制派が化学兵器を使用したという証拠はないとしている。英政府は、化学兵器の使用が事実ならシリア内戦への対応姿勢を見直すと表明した。

両大国がこのように積極的にコメントすること自体がシリアが代理戦争の地になってしまっているわけだ。過去の戦争の歴史をふりかえればそういうことになる。
仕掛け側はイギリスやアメリカであろう。

石油資源のエリアで 宗主国が属国をつくりたいという争奪戦の地 なのである。


02. 2013年3月21日 13:35:37 : VeBrZZ8ujA
シリアの場合、油田より天然ガスでしょうね。

シリア 天然ガス

https://www.google.co.jp/search?q=%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%80%80%E5%A4%A9%E7%84%B6%E3%82%AC%E3%82%B9&ie=utf-8&oe=utf-8&aq=t&rls=org.mozilla:ja:official&hl=ja&client=firefox-a


03. 2013年3月21日 17:07:21 : 5FidTbXBPE


シリアを支援するロシアが、イスラエルと関係改善

2013年3月21日(木)  The Economist


 ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は最近、モスクワに新設された豪華なユダヤ博物館に官僚たちを伴い、異民族間関係をテーマにした会議に参加した。ユダヤ教の掟に従って清められた朝食をとり、ユダヤ教の中でも特に祈祷を重んじる宗派「ハシディズム」のラビと共に短時間、見学した後、「これほどの規模のものはイスラエル本国にもない」と興奮して語った。ロシアの指導者として初めてイスラエルを訪問(2度)したプーチン氏が同国への情熱を表すのにこれ以上の形があっただろうか。

 だがロシアは国連において、パレスチナ寄りの立場を維持している。また、イスラム原理主義組織の「ハマス」をモスクワに招いたり、イランの核開発を援助したりしているほか、シリアへのミサイル販売も続けている(ちなみにシリアがロシアから入手したミサイルは、最終的には、レバノンのシーア派イスラム主義組織「ヒズボラ」の手に渡る)。

 1948年のイスラエル建国以来、ロシアとイスラエルの間には距離があった。旧ソビエト連邦のスターリン書記長は、反英米陣営に取り込む目的でイスラエルへの支援や武器の提供を進めた。ただし、同書記長はソ連国内では、反ファシスト活動に携わるユダヤ人指導者たちを粛清し、反ユダヤ主義を国策とした。

 1967年の第3次中東戦争(いわゆる「六日間戦争」)の後、ソ連はイスラエルとの国交を断った。それに続く「消耗戦争」ではアラブ側に武器や軍事訓練の機会を提供しただけでなく、秘密裏に飛行中隊を送り込んだ。

 1973年の第4次中東戦争(イスラエル側は「ヨム・キプール戦争」と呼ぶ)でシリアとエジプトがロシア製ミサイルを大量に使用したことから、イスラエルは「ロシア製兵器は一時的に我が国を圧倒し得る」との認識に至った。イスラエルの諜報機関(モサド)のエフライム・ハレヴィ元長官の言葉である。

 ミハイル・ゴルバチョフ大統領が1991年にイスラエルとの国交を回復したとき、ソビエト連邦は崩壊寸前の状態にあった。だがその10年後にプーチン大統領の下で勢いを取り戻したロシアが中東への回帰を図るのは時間の問題だった、とロシア・イスラエル問題を研究するタチアナ・カラソワ氏は言う。

プーチンはイスラエルを賞賛

 ロシアが中東に回帰する動機は実利主義とカネである。1999年の第2次チェチェン紛争でイスラエルがロシアに同情を示したことから両国は自然に親密になった。だが、アラブ諸国は今でもロシア製兵器を求めているため、ロシアにとってアラブは非常に魅力的な市場となっている。

 公式には、ロシアはパレスチナへの支持を続けている。だが個人的なレベルで見ると、プーチン大統領は、イスラエルが敵に対して見せる断固とした態度、特に米国という超大国と対峙する際の強硬なスタンスを賞賛しているようだ。オバマ米大統領とネタニヤフ・イスラエル首相が緊張したやりとりをしたことは記憶に新しい。

 ロシアのシンクタンクであるアメリカ・カナダ研究所のアレクサンドル・シュミーリン氏は、ロシアのこの二重性は、明確な戦略がなく、複雑なことを避けてその場しのぎの政策決定を好む傾向を示していると見る。

 イスラエルに対するプーチン氏の思いは、同氏が「聖地」に情熱的関心を寄せていたことから、さらに高まった。イスラエルは2008年、エルサレムのセルゲイ地区をロシアに返還することに合意してプーチン大統領に好意を示した。この地域は旧ソ連が1964年にイスラエルに売却した「ロシアン・コンパウンド」の一部である(イスラエルはこの対価を、現金の代わりにイスラエルの特産物であるオレンジで支払った)。イスラエルはまた、2008年の南オセチア紛争(ロシア=グルジア戦争)の後にはグルジアへの軍用品の提供を停止している。その見返りに、ロシアは対空ミサイルシステム「S-300」をイランに直接販売しないことを約束した。

 イスラエルの駐モスクワ大使を務めた経験を持つズヴィ・マーゲン氏は、プーチン氏が昨年ロシア大統領に返り咲いて以来、両国関係はこれまでになく良好だと言う。関係改善の一端を担ったのがソ連生まれの元イスラエル外相、アヴィグドール・リーベルマン氏だ(現在は背任容疑で起訴されている)。不正が指摘された2011年末のロシア下院選挙の3日後、リーベルマン氏はプーチン氏率いる与党の勝利に対して、外国人政治家として初めて祝意を表した。同氏はこの時、選挙では何の違反も認められなかったと述べている。

 イスラエルで影響力を持つロシア系ユダヤ人たちはリーベルマン氏に従う傾向にあった。また、プーチン氏がユダヤ嫌いではないため、ロシア在住のユダヤ人指導者たちはプーチン氏を支持した(プーチン氏が所属していたKGB=ソ連国家保安委員会=には反ユダヤ主義に染まっている人間が多かった。)

 だが反イスラエルの立場をとる評論家のマクシム・シェブチェンコ氏は、「ロシアはイスラエルとの関係を深めることで、イランやシリアを含む反米同盟への支持を危険にさらすべきではない」と主張する。同氏によれば、シリアの内戦は、一方では北大西洋条約機構(NATO)対サウジアラビアの代理紛争、他方ではロシア対イランの代理紛争だという。
 ロシアの外交官がシリアの反政府勢力との接触を試みてはいるが、ロシア政府にとってはアサド政権を支えることが今も優先事項となっている。このことは、ロシアが特に国内において反米主義を唱えていることの一環として重要だ。

 ロシアのセルゲイ・ショイグ国防相は先月、軍および政府官僚との協議の中で、「ロシアの国益を保護するため」に地中海域に海軍の小型艦船部隊を常駐させる計画を確認した。ロシアの軍事評論家パヴェル・フェルゲンハウエル氏は、シリアが空爆に備えて対空システムのS-300を入手する可能性もあると言う。

 ロシアの官僚たちはアサド政権を維持するほうがイスラエルのためになると主張する。アサド政権が倒れれば、シリアのイスラム原理主義者が台頭してくることはほぼ間違いない。シェブチェンコ氏は「イスラエルとの友好関係は害にはならない。ただ、イスラエルの建国はスターリンの大きな過ちであった」と結んでいる。イスラエルの人々がシェブチェンコ氏の言葉に寛大さを見出せなかったとしても、それは仕方がないだろう。

c2013 The Economist Newspaper Limited.
Mar 16th 2013 | MOSCOW AND TEL AVIV |From the print edition All rights reserved.
英エコノミスト誌の記事は、日経ビジネスがライセンス契約に基づき翻訳したものです。英語の原文記事はwww.economist.comで読むことができます。


英国エコノミスト


1843年創刊の英国ロンドンから発行されている週刊誌。主に国際政治と経済を中心に扱い、科学、技術、本、芸術を毎号取り上げている。また隔週ごとに、経済のある分野に関して詳細な調査分析を載せている。


The Economist

Economistは約400万人の読者が購読する週刊誌です。
世界中で起こる出来事に対する洞察力ある分析と論説に定評があります。
記事は、「地域」ごとのニュースのほか、「科学・技術」「本・芸術」などで構成されています。
このコラムではEconomistから厳選した記事を選び日本語でお届けします。
http://business.nikkeibp.co.jp/article/report/20130319/245256/?ST=print


04. 2013年3月22日 11:29:52 : xEBOc6ttRg
シリアの化学兵器使用疑惑、国連が調査へ
2013年 03月 22日 09:15 JST
[国連 21日 ロイター] 国連の潘基文(バン・キムン)事務総長は21日、シリアの反体制派が化学兵器を使用したとする同国政府の報告を受け、調査を行うと発表した。

潘事務総長は記者団に対し、「シリアで化学兵器が使用された可能性について調査する」と発表。同国政府は北部アレッポ近郊で「テロリスト勢力」が19日に化学兵器を使用したとしており、国連の調査は主に政府の報告が対象になるという。

アサド政権と反体制派は20日、アレッポ近郊で発生した攻撃で、相手側が化学兵器を使ったロケット弾を発射したとして互いを非難。反体制派は、政権側が19日に首都ダマスカス近郊でも化学兵器を使用したとしている。

フランスと英国は21日、潘事務総長に対し書簡を送り、19日のダマスカス近郊での攻撃のほか、昨年12月にホムスで化学兵器が使われた可能性についても調査するよう求めた。

欧米の当局者は、化学兵器による攻撃を示す証拠はないとしている。米当局者は、情報機関がまだ最終的な結論に至っていないものの、化学兵器が今週使われた可能性は低いとみられると述べた。

シリア大統領が反体制派との対話拒否、独自の和平案を発表 2013年1月7日
シリアで毒ガス使用の証拠ない=イスラエル副首相 2012年12月26日
シリア政府軍が毒ガス使用か、反体制派6人死亡=人権団体 2012年12月25日
シリア政権側の治安施設に自爆攻撃、少なくとも50人死亡 2012年11月6日


05. 2013年3月22日 15:51:20 : GJpWvlnunE
米の反応、仏英の反応、国連と事務総長の反応、それぞれ色が異なる。
こういうとき歩が悪いほうが事件を無かった方向に進めたいと思うものだ。

  拍手はせず、拍手一覧を見る

この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
★登録無しでコメント可能。今すぐ反映 通常 |動画・ツイッター等 |htmltag可(熟練者向)
タグCheck |タグに'だけを使っている場合のcheck |checkしない)(各説明

←ペンネーム新規登録ならチェック)
↓ペンネーム(2023/11/26から必須)

↓パスワード(ペンネームに必須)

(ペンネームとパスワードは初回使用で記録、次回以降にチェック。パスワードはメモすべし。)
↓画像認証
( 上画像文字を入力)
ルール確認&失敗対策
画像の URL (任意):
  削除対象コメントを見つけたら「管理人に報告する?」をクリックお願いします。24時間程度で確認し違反が確認できたものは全て削除します。 最新投稿・コメント全文リスト
フォローアップ:

 

 次へ  前へ

▲このページのTOPへ      ★阿修羅♪ > 戦争b10掲示板

★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/ since 1995
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。

アマゾンカンパ 楽天カンパ      ▲このページのTOPへ      ★阿修羅♪ > 戦争b10掲示板

 
▲上へ       
★阿修羅♪  
この板投稿一覧