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朝鮮人民軍が公開した射撃訓練。北の挑発姿勢はさらに加速(共同)
北、暴走を加速 米国に核攻撃予告 泥塗られた中国も激怒
http://www.zakzak.co.jp/society/foreign/news/20130308/frn1303081141001-n1.htm
2013.03.08 夕刊フジ
国連安全保障理事会の制裁決議が採択されるなど、国際的に孤立する北朝鮮が暴走を加速させている。北への牽制をにらみ合同軍事演習を行う米韓に反発し、核による先制攻撃の可能性を示唆している。その裏では、金正恩第1書記が米プロバスケットボールNBAの元スター選手とのバスケ外交を展開。硬軟織り交ぜた揺さぶりを西側諸国に仕掛けてきている。
「米国が核戦争の導火線に火を付けようとする以上、侵略者の本拠地に対し、核による先制攻撃の権利を行使することになる」
北の外務省は7日、3回目の核実験に対する制裁決議が新たに採択されたことに反発して声明を発表し、核による報復をちらつかせた。これに対し、カーニー米大統領報道官は同日の記者会見で「米国は北朝鮮のいかなるミサイル攻撃に対しても完全な防衛能力がある」と北の挑発に応えてみせた。
一方、北は声明で「第2の朝鮮戦争を避けることが難しくなった」とも指摘。朝鮮中央通信は、正恩氏が黄海の北方限界線(NLL)付近の韓国の延坪島近くの部隊を視察したとも報じた。
延坪島は2010年に韓国と軍事衝突を起こした島。軍事対決ムードをあおり、韓国に脅威を与える意図とみられる。
今回の決議にはこれまで制裁に慎重だった中国も賛成している。度重なる自制要求を北が無視したほか、北が突然白紙化した休戦協定は1953年、米軍を中心とする国連軍と北の朝鮮人民軍、中国人民義勇軍の3者が結んだ経緯がある。中国は協定締結の当事者で、白紙化は中国の顔に泥を塗る行為。習近平氏率いる中国も「さすがに激怒した」(外交筋)という。
後ろ盾を失ってますます孤立の色を深める北は米韓への執拗な挑発によって、決議採択後の制裁の履行を牽制する思惑があるようだ。
ギリギリの瀬戸際外交を続ける一方で、朝鮮中央テレビは元NBAのデニス・ロッドマン氏(51)の訪朝の様子を放送。金第1書記とロッドマン氏が宴席で笑顔で抱き合う姿を流した。
「金第1書記は、ロッドマン氏との対面で対米関係改善に期待感を持っている」(外交筋)とも伝えられており、硬軟を使い分けて自らに有利な条件を引き出そうとする北の狡猾さが浮かび上がっている。
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