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【ニューデリー杉尾直哉】パキスタン最大都市の南部カラチにあるイスラム教シーア派のモスク(イスラム礼拝所)近くで3日、爆発があり、市当局によると、女性や子供を含む少なくとも45人が死亡、約150人が負傷した。現地からの報道によると、車に仕掛けられた爆弾が爆発したという。
現地からの報道によると、モスクで夕方の礼拝を終えた多数の市民が外に出ようとした時に爆発が起きた。爆弾の威力が強く、周囲の建物が崩壊した。さらにガス爆発を誘発し、火災も起きた。近くの商店で買い物をしていた女性らが被害に遭い、多数の住民ががれきの下敷きとなった。イスラム教スンニ派武装勢力で、「パキスタン・タリバン運動」の傘下にある「ラシュカレジャングビ」などによる爆弾テロの可能性が高いという。
パキスタンでは南西部クエッタで今年1月と2月にシーア派の居住地区を狙った爆弾テロが相次ぎ、計約200人が死亡した。1月のテロでは「ラシュカレジャングビ」が犯行声明を出している。シーア派を狙ったテロは今後も続くとみられ、シーア派住民による報復攻撃を懸念する声も出ている。
パキスタンでは昨年1年間で400人以上のシーア派住民がテロ攻撃などで殺害され、過去最大の被害となった。シーア派は国民の2割を占める。
http://mainichi.jp/select/news/20130304k0000e030130000c.html
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