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撤退しながら世界各地に戦争の火種を残し、生き残ろうとするアメリカ〜日本と韓国と中国が殺しあう日も遠くない?〜
http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&t=6&k=2&m=272290
アジアでは中国の影響力が増していく一方で、アメリカは影響力を行使せず、静かに撤退している。この動きは世界各地で共通しているようだ。
アメリカは経済的に潤うことをあきらめたのではなく、各地で火種を残すことで、自国の軍需産業が潤うことをねらっている。
以下の記事で注目に値するのは、親米国家を支援するという動きを敢えてとらず、親米国家・反米国家に関わらず争いを起こさせようとしているとの主張である。アメリカは親米国家を支援する事ではなく、戦争を煽る事こそが繁栄への近道と考えている。
日本が領土問題を火種として近隣諸国と戦争をはじめる日も遠くないのではないか、とブログの筆者は警鐘を鳴らしている。
DARKNESSより引用(リンク)
==============以下引用==============
□全世界で混乱を増長させる動きを加速
2010年に起きた尖閣諸島沖漁船の問題、2012年に起きた韓国大統領の竹島上陸問題、そしてその1ヶ月後に起きた中国の大規模な反日暴動。
東アジアが2012年から一挙にきな臭くなって激震に入ったのは、いろいろな要因がある。表向きは、もちろん中国の大国化と軍事的脅威の拡大である。
中国の軍拡は南沙諸島でもフィリピンやベトナムと衝突を起こし、台湾でも親中の馬英九政権に対して大規模デモが引き起こされる騒ぎとなっている。
こういった動きを見て、アメリカの影響力が衰退していると見るのは正しいのだが、実はアメリカは敢えてこの中国の横暴を許し、煽っているとも言える。
アメリカはわざと影響力を行使しないことで、混乱を引き起こしているのである。
実は、アメリカは今、全世界で混乱を増長させる動きを加速させている。
中東では2011年から民主化デモを過激化させて、チュニジア、リビア、エジプト、シリア、イエメンと、片っ端から政情不安にさせている。
アメリカは、親米国家を支援して政権崩壊を食い止めるようなことはせず、むしろわざと崩壊するように仕向けているように見える。
ヨーロッパでもリーマン・ショック以降、どんどんユーロ圏の亀裂が深まっており、ギリシャのみならず、イタリアもスペインも混乱に飲み込まれて政情不安になっている。
アメリカは、ユーロ圏を支援するどころか、敢えて突き放して混乱が増長するように仕向けているように見える。
□火の海になる事態をわざと招いている
イラクでもアフガンでもパキスタンでも、アメリカは国内をめちゃくちゃにしてから引き上げようとしている。アフガニスタンは、アメリカ軍が完全撤退したら現政権は崩壊し、再びタリバンが全土を覆うことになる。
それを分かっていながら、アメリカは支援するどころか、わざと崩壊するように仕向けているように見える。
ラテン・アメリカでも激しい麻薬禍が吹き荒れていて、中南米は麻薬カルテルによって国家が弱体化し、アメリカからどんどん銃器が流れて治安悪化や政情不安の元凶となっている。
しかしアメリカは銃器規制や販売規制を拒絶して、メキシコの再三の銃器販売規制要請を突っぱねている。
メキシコの惨状は、アメリカが本腰を入れて対策すればたちまち収まるのだが、アメリカは敢えてそれをしない。その結果、中南米全域で麻薬禍が吹き荒れることになった。
アメリカはわざとラテン・アメリカが政情不安で致命的になるように仕向けているように見える。
そして、東アジアはどうか。アメリカは中国の台頭を許し、裏で支援し、中国が経済大国化・軍事大国化するようにして、逆に日本や韓国や台湾を見捨てて撤退しようとしている。
その結果、東アジアもまたアラブ中東諸国と同じく、戦争の危機が日に日に高まっている。
東アジアの緊張は確かに中国が引き起こしているのだが、そもそもアメリカが中国を経済支援しない限り、このようにはならなかった。
そして、中国が台頭して軍拡するたびに、アメリカは一歩一歩と東アジアから引いている。アメリカは東アジアを中東のように火の海になる事態をわざと招いているように見える。
□時代はその方向に向かいつつある
アメリカは、世界中でわざわざ「火種を残しながら」「対立を煽りながら」「問題が起きるように仕向けながら」、撤退していこうとしているのである。
親米国家だろうが、反米国家だろうが、まったく関係がない。親米国家と言えば、アメリカと運命共同体のようになっているはずのイスラエルさえも、アメリカに見捨てられつつある。
何が起きているのか分かるだろうか。
その地域、そのブロックだけを見れば、分からない。しかし、世界を俯瞰してよく見ると、アメリカのやっていることは驚くほどシンプルで分かりやすい。
今、アメリカは世界中で、「対立を煽り、紛争を起こす」ことに全力をあげている。
東アジアで起きているすべての事件もそうだ。「対立を煽り、紛争を起こす」ことに重点が置かれている。
それは尖閣諸島、竹島問題で火が付いた領土問題を見て、日本人も悟ったはずだ。
これはアメリカの戦略の一環であり、それに中国と韓国と日本が乗せられている。中国と韓国と日本は、互いに反目し、最終的には衝突する運命にある。
第二次世界大戦後、日本は戦争と無縁で、いまだに「平和ボケ」した民族だと言われている。しかし、最近は様相が変わって来つつあることに気がつかないだろうか。
多くの若者は韓国人や中国人を憎むようになっている。中国や韓国の反日感情に呼応するように、日本人が反中・反韓感情を高ぶらせている。
ナショナリズムに火が付いており、徐々に排斥感情が盛り上がり、その感情を隠さなくなっている。つまり、「暴力の目覚め」が日本人の中で起きつつあるのだ。
数年前、「日本人が暴力に目覚める」「暴力の時代が来る」と言っても誰も信じなかったし、信じるどころかむしろ馬鹿扱いすらされた。
しかし、今はもう誰もが薄々感じるようになってきている。
これから東アジアでは日本人と韓国人と中国人が互いに激しく憎み合い、憎悪と中傷を浴びせ合い、やがては暴力沙汰へと発展し、殺し合う時代が来るのである。
アメリカがそれを望んでいるし、時代はその方向に向かいつつある。
アメリカは今、全世界で「民族は民族に」「国は国に」対抗して、大混乱することを望んでいる。
世界が混乱すればするほど、多くの国や国民は「ドル」を求め、アメリカの衰退は先延ばしすることができるようになるし、紛争が始まれば軍需産業も潤っていく。
暴力の時代は、アメリカにとって悪い話ではない。当事者は殺し合うことになるが、アメリカはそれによって潤う。
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