11. 2012年12月13日 21:35:53
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米海兵隊員に懲役4年の判決 ことし8月、那覇市の路上で、女性にわいせつな行為をしてけがをさせたとして強制わいせつ傷害の罪に問われたアメリカ海兵隊員の男の裁判員裁判で、那覇地方裁判所は懲役4年の実刑判決を言い渡しました。 沖縄のアメリカ海兵隊、キャンプ瑞慶覧に所属するイアン・ターバー被告は、ことし8月、那覇市内の路上で、40代の女性を引き倒して下半身を押しつけるなどのわいせつな行為をし、頭などにけがを負わせたとして、強制わいせつ傷害の罪に問われました。 裁判で検察は懲役4年を求刑し、弁護側は被告が深く反省していることを考慮してほしいなどと主張していました。 13日の判決で、那覇地方裁判所の鈴木秀行裁判長は、「犯行は、被害者の人格を無視した卑劣で乱暴なもので、何の落ち度もない被害者の精神的苦痛は大きい」と指摘しました。 その上で、「動機は非常に身勝手で、被告が深い反省の態度を示していることなどを考慮しても、犯した罪の重さに向き合わせることが必要だ」として、求刑と同じ懲役4年を言い渡しました。 被告の弁護士は、控訴するかどうかについて、「本人と相談して決めたい」としています。 12月13日 19時38分
http://www3.nhk.or.jp/okinawa/lnews/5093361941.html オスプレイの救助訓練を公開 アメリカ軍の新型輸送機、オスプレイを使ったけが人を搬送する救助訓練が、13日、配備先の普天間基地で報道陣に公開されました。この救助訓練は、毎年、沖縄のアメリカ海兵隊が行っているもので、今回は10月に普天間基地に配備されたオスプレイが初めて使われました。 訓練は、沖縄本島北部の西にある伊江島で事故が起きた想定で行われ、2機のオスプレイが普天間基地と伊江島を往復し、けが人を基地に搬送しました。 そして、誘導路上で医師たちが1人1人のけがの場所や程度を確認し、救急車で病院に送る手順を確認していました。 アメリカ海兵隊によりますと、オスプレイは、従来のヘリコプターに比べ、けが人の輸送能力が2倍近いほか、普天間基地から伊江島への移動も従来よりおよそ5分短い、10分ほどで飛行するということです。 第18海兵航空管制群の運用責任者は、「今回の訓練は、オスプレイの有効性を確認する最初の1歩となった」と話していました。 アメリカ海兵隊が、訓練を報道陣に公開した背景には、オスプレイの能力や運用の透明性をアピールすることで反発が続く地元の理解を少しでも得たいという思惑があるものと見られます。 12月13日 19時38分
http://www3.nhk.or.jp/lnews/okinawa/5094145141.html 酒気帯びで運転の米兵を不起訴 先月、沖縄市で、酒を飲んで車を運転したとして逮捕されたアメリカ海兵隊員の男性について、検察は、嫌疑不十分で不起訴処分としました。 アメリカ海兵隊の普天間基地に所属する3等軍曹の男性は、先月23日の朝、沖縄市美原の県道で、酒を飲んで車を運転したとして、酒気帯び運転の疑いで警察に逮捕されました。 3等軍曹の息からはアルコールが検出されましたが、警察などの調べに対し、「当時、車は妻が運転していた。自分は運転していない」と酒を飲んで車を運転したことを否認していました。 検察は、妻からも話をきくなどして捜査を進め、その結果、「当時、3等軍曹が車を運転していたことを裏付ける証拠が十分には得られなかった」として、13日、嫌疑不十分で不起訴処分にしました。 12月13日 19時38分 http://www3.nhk.or.jp/lnews/okinawa/5094163301.html 米海軍司令官 事件に遺憾の意 アメリカ海軍佐世保基地のチャールズ・ロック司令官は、記者との懇談会で、アメリカ軍の兵士による事件が全国で相次いでいることについて、「相次いだ兵士による事件を大変深刻に受け止めている」と遺憾の意を述べました。 アメリカ軍の兵士による事件をめぐっては、沖縄県でことし10月、海軍の兵士2人が女性に乱暴するなどとして逮捕されたほか、住居侵入や傷害など、全国で相次いでいます。 これについてアメリカ海軍佐世保基地のチャールズ・ロック司令官は、13日、基地内で行われた記者との懇談会で「相次いだ兵士による事件を大変深刻に受け止めている。第7艦隊や在日アメリカ海軍司令部が出した夜間の外出禁止令や飲酒禁止命令は、その思いの表れだ」と遺憾の意を述べました。また北朝鮮が、12日、事実上のミサイルを発射したことについて、ロック司令官は「極めて深刻に受け止めていて、非難すべきことだ」とした上で「自衛隊とはミサイル発射前から情報共有を重ね、適切な警備態勢を敷くことができた」と述べて、自衛隊とは迅速に連携することができたという認識を示しました。 12月13日 19時02分 http://www3.nhk.or.jp/nagasaki/lnews/5034041121.html 岩国錦帯橋空港が開港 岩国市のアメリカ軍岩国基地の滑走路を利用する岩国錦帯橋空港が13日に開港し、東京・羽田空港との間を往復する定期便が就航しました。アメリカ軍と民間の航空機が利用するいわゆる軍民共用空港としては、青森県の三沢空港に次いで国内で2番目となります。岩国錦帯橋空港は、アメリカ軍岩国基地の滑走路を利用して、国が誘導路や駐機場などをおよそ40億円かけて整備し、山口県などで作る第3セクターがターミナルビルを建設しました。 全日空が東京・羽田空港との間で1日4往復の定期便を運航します。アメリカ軍との軍民共用空港としては、青森県の三沢空港に次いで国内で2番目で、航空機の管制や滑走路の管理はアメリカ軍が担当します。 第1便の出発を前に式典が開かれ、山本知事が「岩国錦帯橋空港の開港は地元の長年の悲願です。この空港を最大限活用し、企業誘致や首都圏からの観光客の拡大を図り、山口県の活性化につなげていきたい」とあいさつしました。 そして、全日空の東京への第1便が150人の乗客を乗せて午前7時半過ぎに出発しました。 東京への第1便に乗り込んだ岩国市の70歳の男性は「きょうは私の誕生日でどうしても初便に乗りたくて来ました。東京には娘が住んでいるので一緒にスカイツリーに登る予定です」と話していました。 このあと、午前10時55分には東京からの初めての便が到着し、岩国市の福田良彦市長らが乗客を出迎えました。 千葉県から訪れた女性は「岩国市出身なので、この空港ができて里帰りするのがとても楽になってよかったです。これから友達と旅行をしようと思っています」と話していました。 12月13日 19時01分 http://www3.nhk.or.jp/yamaguchi/lnews/4063223671_m.jpg http://www3.nhk.or.jp/yamaguchi/lnews/4063223671.html |