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中国は開発しているステルス戦闘機の模型を公開。その裏で恐怖の計画が進んでいる(ロイター)
中国ナゾの軍用機開発 脅威の無人機、実戦配備なら尖閣上空侵犯も
http://www.zakzak.co.jp/society/foreign/news/20121117/frn1211171445008-n1.htm
2012.11.17 夕刊フジ
中国軍の最高決定機関、中央軍事委員会で制服組トップの副主席に空軍出身者が初めて就任する。これまで陸軍や核・ミサイル部隊に比べ、海軍と同じく軽く扱われてきた空軍がなぜ、いきなり重視されるようになったのか。専門家は異例の人事の背景には、極秘裏に進められた軍用機の開発成功があるとみている。実戦配備されれば、沖縄県の尖閣諸島上を領空侵犯してくるという謎の兵器とは−。
反日の姿勢が打ち出された共産党大会の開催前から、中国では軍部の体制固めが進められた。中央軍事委員会で制服組のトップ2人が務める副主席ポストに、許其亮(きょ・きりょう)前空軍司令官と范長竜(はん・ちょうりゅう)済南軍区司令官の就任が決定した。
特に許氏については、空軍出身者の副主席就任は初。人民解放軍は1940年代後半の内戦に端を発するため、主軸は陸軍だ。その後、冷戦期に核やミサイルを扱う第二砲兵部隊(二砲)が力を伸ばし、最近では初の空母が就役するなど海軍の存在感も増してきた。
影が薄かった空軍からの副主席起用について、「空、海軍を重視した軍の近代化を狙った。さらに、許氏は胡錦濤国家主席に近く、胡氏が影響力を残すための人事」(外交筋)との見方がある。
本当に理由はそれだけか。中国軍の動向に詳しい元航空自衛隊員の軍事ジャーナリスト、鍛冶俊樹氏は異例の人事から、ある軍用機開発の進み具合を読み取った。
「中国は現在、無人機の開発に注力している。無人機が配備されれば日本や米軍にとって脅威となる。今回の人事の裏には空軍の大きな功績があったと思われる」
中国広東省で党大会中に開かれた航空ショーでは、中国の国有企業が開発したという無人機が初めて公開された。ところが布ですっぽり覆われたため、全容は明らかになっていない。
関係者によると、中国が参考にしているのは米空軍の無人機「プレデター」。プレデターには偵察だけでなく武装タイプもあり、2011年のリビア内戦ではカダフィ大佐が乗る車の撃破に成功している。中国と友好的なイランは昨年12月、プレデターとは別の米無人機を捕獲。中国はイラン側から米無人機に関する情報を提供してもらい、開発に活用しているという。
「プレデターに近い性能を得れば滞空時間は20時間に及ぶため、スクランブル発進してもずっと追い回すことはできない。現行法では、領空侵犯だけで撃墜することも不可能。尖閣諸島の上空を制されれば、島に上陸してくるのは時間の問題だ」(鍛冶氏)
中国では空軍の存在感が明らかに増している。自衛隊は中国公船が領海への侵入を繰り返す海だけでなく、空の動向にも警戒しなければならなくなった。
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