http://www.asyura2.com/12/warb10/msg/406.html
Tweet |
(US and Japan begin military drills amid China tension: BBC NEWS Asia)
http://www.bbc.co.uk/news/world-asia-20202357
2012年11月5日最終更新08:43GMT
中国との緊張の中、米国と日本は軍事演習を始める
東シナ海上の論争の島々をめぐり、中国との煮えたぎる緊張の中、米国と日本は合同軍事演習を始めた
少なくとも47,000人の軍人が、隔年の「鋭利な剣」演習に参加する予定だ。演習は11月16日まで行われる。
演習は沖縄の沖合、日本と中国が領有権を主張する島々の北で実施される。
日中両国は、日本では尖閣、中国では釣魚で知られる島々をめぐる外交紛争で、組み合っている。
日本の施政下にあるこの島々は、台湾も領有権を主張している。日本政府は9月に、島々のうち3島を日本人の個人所有者から購入したことから、中国の外交的な抗議と民衆からの抗議が沸き上がった。
それ以降、中国と台湾の船舶が島々の周辺海域を出入りするようになった。
日本の海上保安庁は日曜日、この海域で中国船4隻がまたもや確認されたと報告した。
両国は紛争が発生してから3度の対話を実施しており、最近では、日・月曜日に中国・武漢で対話が実施されたと、日本の共同通信は伝えた。
双方は副大臣レベルで対話を継続することで合意したと、その記事は述べた。
「戦略的な不信」
米国の声明は、演習の詳細についてほとんど伝えていないが、演習の狙いは「効果的な日本の防衛とアジア太平洋地域の危機対応に求められる、相互運用能力の向上」にあると述べている。
演習では当初、米国と日本の部隊による、日本の南岸沖の無人島模擬攻略の実施が計画されていたと、BBC・東京のルーパート・ウイングフィールド・ヘイズは語る。
結局、これは中国をいささか過度に挑発すると判断されたと、このBBC記者は付け加える。
中国はこの数週間、演習を実施する計画を激しく非難している。
月曜日、国営・人民日報海外版の1面論説には演習への言及はなかったものの、領土紛争に対する米国のスタンスを批判している。
米国がこの問題で中立を主張し、一方で、日本の防衛に関与を強めることはあり得ないと、人民日報は述べ、関与する国々との間の「戦略的不信」は増大するかも知れないと付け加えている。
-----------------------------
(投稿者より)
BBCサイトに掲載された記事です。誤訳があるかも知れません。ご容赦下さい。
「鋭利な剣」、"keen sword"です。
米軍の思惑としては、日本と米国の軍事力を日本のお金で米国の意のままに使いたい、という意図があるのかも知れませんが、沖縄での一連の出来事から、沖縄の米軍の存在は、尻に火がついた状況にも見えます。尖閣を守る以前の問題として、米軍が沖縄から叩き出される日が来るかも知れません。
米国は、中国と日本に両天秤をかけています。日本が中国と軍事的に衝突したときに、米国が日本に付くとは限りません。それでなくとも、この数十年、日本の弱体化を狙って次々と手を打ってきたのは米国です、というより、日本の一部の権力者が、米国に尻尾を振ることで自分の立場を守ってきたのです。
演習は必要です。奪われた日本の国土を取り返すことが必要な状況が想定されるなら、上陸訓練も行うべきでした。別の国の顔色を見てそれをしないのは、論外です。
それでもやはり、自主防衛を整備し、国力を回復させ、喜々として米国に隷属する国のあり方を変えるべきです。その過程で、あるべき日米同盟の姿が見えてくるはずです。
記事に言及のあった論説は探し出せませんでしたが、同じような主旨の日本語の論説が、人民網の日本語版にありました。ただ、わかりにくい文章です。
また、何が書かれてあるかは分からないのですが、人民網の中国語版が、この演習の特集を組んでいるようです。中国はこの演習をかなり意識しているのかも知れません。
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/
since 1995
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。
▲このページのTOPへ
★阿修羅♪ > 戦争b10掲示板
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。