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尖閣の領有権に関し中立だという米国
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投稿者 MR 日時 2012 年 11 月 02 日 23:07:29: cT5Wxjlo3Xe3.
 

小笠原誠治の経済ニュースに異議あり! トップ |
尖閣の領有権に関し中立だという米国
2012/11/02 (金) 15:23


 尖閣の領有権に関し、米国は中立だと言ったというニュースを発見しました。別に目新しいことでもないのですが、どんな内容なのかと調べてみると、次のような記者会見が行われたのだ、と。

QUESTION: U.S. Government applied U.S.-Japan Defense Treaty to the Senkaku Islands and then still U.S. Government kept saying they don't have - they have not - they take no position on this dispute. How do you respond to the criticism U.S. policy on this island is contradictory?

「米国政府は、日米同盟を尖閣諸島に適用してきた。しかし、それでも米国政府は、この問題に関し如何なる立場も取らないし、取ってこなかったと主張し続けている。この島に関する米国の態度は矛盾するのではないかという批判にどう応えるのか?」


MR. TONER: Well, again, our policy vis-a-vis the Senkaku Islands is longstanding. It's not changed. We don't take a position on the question of ultimate sovereignty of the islands and we expect the claimants to resolve this issue through peaceful means among themselves.

「我々の尖閣諸島に関する方針は、ずっと昔からのものである。少しも変わっていない。その島の究極の主権に関して、我々は如何なる立場も取らない。そして、我々は、文句がある者は彼ら自身が平和的な手段で解決することを期待する」

Yeah.

QUESTION: So - a follow-up. So does that mean if military conflict happens, U.S. will defend Japan, but since it's not --

「確認したいが‥ということは、仮に軍事的衝突が起きれば、米国は日本を守るのか? しかし‥」

MR. TONER: Again, I'm not going to get into speculation. That's our policy.

「もう一度言う。仮定の話には答えられない。それが我々の方針だということだ」

Yeah.

QUESTION: Mark, I understand your position on the island, but the new Japanese Ambassador to the United States said yesterday the U.S. Government can't be neutral over the island issue. So my question is: Do you agree with his statement? Are you neutral?

「マーク、この島に関する貴方の考えは分かる。しかし、日本の新しい駐米大使は、昨日、米国はこの島の問題に関して中立ではあり得ないと述べた。そこで、私の質問は、彼の言ったことに合意するのか? 貴方は中立なのか?」

MR. TONER: I don't know how to say it more clearly than I just did. We don't take a position on the question of ultimate sovereignty of the islands.

「私が今言った以上にどうやったら明確に話すことができるか分からない。この島の最終的な領有権の問題に関して、我々は如何なる立場も取らない」

QUESTION: So he's coming next month. Will you talk with him about his statement or his accusation against the U.S.?

「彼は来月赴任する。彼の言ったこと、つまり米国に対する批判に関して、彼と話し合うつもりがあるのか?」

MR. TONER: I'm sure we'll talk on a broad range of issues, including the islands.

「この島の問題も含め、幅広い事柄について話し合うつもりだ」

Yeah.

QUESTION: Yeah, a follow-up. Assistant Secretary of State Kurt Campbell just finished his meeting - his travel to Japan, and apparently he met with a high-level Japanese official. Do you have a readout of his meeting on this particular issue? Thank you.

「確認したい。キャンベル国務次官補が彼との話し合いを終えたばかりだ。訪日して、日本の高官と会ったはずだ。この問題に関する彼の会談録を読んだのか?」

QUESTION: Right. I don't. I know that he - you're right; he did - he was in Tokyo. He met with Vice Foreign Minister Kawai and other Japanese counterparts. It's a fair question. I don't have a readout of his meetings, so I'll try to get that for you.

「読んではいない。貴方が言ったとおり、彼は東京にいた。河合副大臣やそれ以外のカウンターパートたちと会っている。正当な質問だ。会談録は読んでいない。取り寄せたいと思う」

QUESTION: Does he come back okay? Was he stuck or affected by the hurricane?

「帰ってくるのか? ハリケーンの影響はなかったのか?」

MR. TONER: I have no idea. I'm sure he managed quite effectively. He's a resourceful individual.

「分からないが、巧く帰ってきたと思う。頭がいいから」


 どう思います、この記者会見?

 米国の記者が、意外に尖閣の問題に関心を持っているのを知って、少し驚きましたか?

 そう思った貴方は甘い!

 というのも、ここで報道官に質問しているのは、黒い髪と目をした日本人女性記者と中国人記者(と思われる人たち)であるからなのです。

 報道官も、記者会見の様子を動画で見ると、それほどこの問題について熱心でないことが窺えるのです。

 では、アメリカ人は、尖閣に関しては殆ど関心を示さないのかと言えば、例外もあるみたいなのです。

 というのも、米国の有力紙クリスチャン・サイエンス・モニター(電子版)が、元外交官のグラント・ニューシャムの「米国は(尖閣での)日中紛争で日本を明確に支持せねばならない」と題する論文を掲載したというからなのです。

 一体、その人は、どんなことを言っているのか?

 知りたいでしょ? では、大事なとこだけ紹介します。

US must clearly back Japan in islands dispute with China

「米国は、日中間の領土問題に関し日本をはっきりと支持すべきだ」

The United States might prefer that the territorial dispute between China and Japan over uninhabited islands simply go away. America, after all, has enough of its own problems to fix. And it's loathe to meddle in a fight between two of its most important trading partners - countries still grappling with their war-time history. 

「米国は、日中間の無人島を巡る領土問題がなくなればいいと思うかもしれない。米国は、既に多くの問題を抱えているから。最も重要な貿易の相手国であるこれら2か国で起きている揉め事を仲裁するのはやっかいなことである。この両国は未だに戦時中の歴史を引きずっているのである」

America rightly wants good relations with both Japan and China. However, sometimes one has to take sides. Intentional ambiguity can be useful in foreign affairs, but not here.

「米国が日本および中国双方と良好な関係を望むのは正しい。しかし、時にはどちらかの側につく必要がある。国際的な曖昧さは外交にとって有益である場合もあるが、この問題についてはそうではない」

The US, then, should take this moment to ensure its position avoids any ambiguity toward the islands, called Senkaku in Japan and Diaoyu in China. It should stand far more publicly with its democratic ally, Japan, and against the bullying tactics being applied by China. Asian countries are closely watching.
 
「米国は今や、日本名で尖閣、中国名でDiaoyuと呼ばれる島に関して、如何なる曖昧さも回避する態度をとるべきである。民主国家の同盟国である日本をもっと公に支持すべきあり、中国の威嚇戦略には反対すべきである。アジア諸国が注意深く見守っているのである」

True, Japan has ongoing territorial disputes with South Korea and Russia. But Japan has not used or threatened force, or applied economic pressure to retrieve what it considers Japanese territory.

「日本は、韓国およびロシアと領土問題を抱えているのはそのとおりだ。しかし、日本は、日本の領土と思われるものを取り戻すために、武力を行使したり、或いは行使すると脅かしたりしたことはなく、また経済的圧力をかけたこともない」

Chinese behavior in the last two years starkly differs.

「過去2年における中国の行動は、全く異なる」

Chinese patrol boats continue a cat-and-mouse game of harassment near the Senkakus. Beijing has encouraged and apparently fomented rioting against Japanese interests in China. And it has threatened and carried out economic retaliation against Japan. Chinese officials and media have made crudely aggressive and derogatory statements toward Japan and Japanese people.

「中国の監視船は、尖閣の近海で嫌がらせゲームを演じ続けている。中国当局は、中国に存在する日本企業等に対し暴動を働くよう明らかに唆している。そして、日本に対して経済的報復をすると脅かしたり、実際に行ったりしている。中国の役人とメディアは、日本と日本政府を口汚くののしってきた」

China's trotting out of Japanese behavior from nearly eight decades ago to inflame the public is cynical demagoguery. Demonization, as a government policy, is often a diversionary tactic to cover weaknesses within a regime. The world has seen too much of this in the last 20 years, and in simple terms, this is not how civilized nations behave.

「中国が、大衆をけしかけるために日本が80年ほど前にやったことを持ち出すのは、デマゴーグである。政府が相手国を極悪国家に仕立て上げることは、体制の弱さを隠すためにしばしば行われる戦略である。世界は、この20年間にそのようなケースを沢山見てきた。これは簡単に言えば、民主国家が行うことではない」

One is hard pressed to find a more responsible country than Japan over the last 60 years. It has apologized repeatedly, even if perhaps imperfectly, for its behavior in the 1930s and 1940s, and provided billions of dollars in regional aid - not to mention massive commercial investments in Asia that spurred regional economic growth. Today's Japan is not the Japan of the 1930s, as much as China would have its people believe. Moreover, Tokyo has been a reliable - if sometimes prickly - American ally.

「過去60年間において、日本ほど責任を持って振る舞った国があるだろうか? 日本は、1930年代と1940年代に行った行為に対して、十分ではなかったとは言え何度も謝罪を行った。そして、何十億ドルもの援助を行った。アジア地域における民間ベースの投資は言うまでもなく。そして、それがアジア地域の経済成長をもたらしたのだ。今日の日本は、中国が中国の国民に信じさせようとしている1930年代の日本ではないのだ。さらに、日本政府は、時にはやっかいな存在にもなるが、信頼のおける米国の同盟国であるのだ」

The US policy to recognize Japanese administrative control of the Senkaku islands but take no formal position on ultimate sovereignty is sensible. That still obligates the US (under the US-Japan Security Treaty) to come to Japan's defense if the islands are attacked, without entangling Washington in the twists and turns of the islands' history.

「尖閣に関する日本の実効支配は認めるが、しかし、究極の領有権がどこにあるかについては公式に如何なる立場も取らないとする米国の方針は、賢明なものである。それによって米国は、(日米安保条約によって)その島が侵略されたら、その島の歴史的経緯にワシントンが頭を悩ますことなく日本を守りに来る義務がある」

However, when stating its position and its support of Japan, the US government should avoid drifting into overly nuanced language that potentially results in nobody understanding what its exact position is.

「しかし、米国がその立場を述べ、そして日本を支持すると言うとき、余りにも微妙な表現を使うことを回避すべきなのである。そうした微妙な表現は、その真意を誰も理解できない恐れがあるからだ」

This is a particular risk when trying to conduct a delicate balancing act between two parties to a dispute. A classic example in recent times was the US ambassador's puzzlingly nuanced conversation with Saddam Hussein in 1990 that the dictator probably interpreted as a "green light" to invade Kuwait.

「これが、紛争当事国の間でバランスのとれた行動をとろうとする時のリスクとなるのだ。近年での例としては、1990年にサダムフセインに米国大使が語った微妙な表現がある。その独裁者は、その表現を、クウェートに侵攻してもいいという青信号と思ったのだろう」


 さあ、如何でしょう。

 ここまで読んで、グラント・ニーシャム氏が大変いいことを言ってくれていると思ったのですが、最後に彼は、日本はもっと日米同盟のためにお金を出すべきだ、と言っているのです。そこのところが大いに引っかかるのですが、それ以外では、この人の言っていることは正論だと思うのです。

以上
http://www.gci-klug.jp/ogasawara/2012/11/02/017522.php  

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コメント
 
01. 2012年11月03日 07:22:53 : FN3NosTQXQ
四の五の言っていないで、毎年、毎年、日本から数千億円もの、思いやり予算を毟り取って仕事しているのだろう。
出来ないと言うなら、明日からでも出て行ってくれ。
お前達を遊ばせる為に払っているんじゃない、ばかたれ!!!

02. 2012年11月03日 08:19:05 : EcvzSYHECy
北鮮と同じ世界の最貧国ユダ菌テロリカ
クズリカダメリカCIAなんぞ要らない。
大東亜共栄圏を創って行くから
お前達異民族の乞食軍隊は帝国から出て行け!

03. 2012年11月03日 08:56:54 : 3tvoCYMTEI
東郷元帥が生きておられれば、白昼の横行など、させぬものを・・・。

04. 中川隆 2012年11月03日 13:00:14 : 3bF/xW6Ehzs4I : HNPlrBDYLM

アメリカは中国の同盟国だからな。

こうなったらもうアメリカと戦争するしかないだろ:

1929年10月24日、ニューヨーク・ウォール街では、世界大恐慌の引き金となって、株式大暴落が起こりました。そして、あれから60年後、今度は日本を叩き潰す為に、1990年2月、巨大な経済の逆回転が始まり、平成バブル経済が崩壊しました。

 平成バブルが崩壊するバブル・ピーク時、CIA(Central Intelligence Agency/アメリカ大統領直属の中央情報局)は、ベルリンの壁が崩壊し、東西冷戦後の次の敵は、日本だと考え始めていました。

事実、1989年秋から始まった、アメリカ系証券会社の株価動向は不気味な動きをし始めました。バブルと、その崩壊に携わったのは、ユダヤ系の金融機関であるソロモン・ブラザーズ(現在のソロモン・スミスバーニー)という証券会社でした。

 ソロモン・ブラザーズは資本主義の歴史に詳しく、また日本の昭和初期の経済にも精通していて、1989年11月、ニューヨークで「日経平均株価が大暴落したら大儲け」という『プット・ワラント』のデリバティブ商品を機関投資家や大口投資家に大量に売り始めたのでした。それ以来、ソロモン・ブラザーズが中心になって、債券、為替、株価のトリプル安が始まります。これがバブル崩壊の裏側に隠れたメカニズムだったのです。

 バブル崩壊のシナリオは、どのようにして仕組まれたのか、その筋書きを追ってみましましょう。

 バブル絶頂期は、1989年にそのピークを迎え、株価は天井でした。この時、多くの日本人は、株価の高騰(こうとう)並びに地下の高騰に、湧きに湧き、怕(こわ)いもの知らずで、日本の投機家達は今迄になく傲慢(ごうまん)になっていました。そしてこの頃、事実CIAは、アメリカの敵は日本であると考え始めていました。

 CIA経済部門のスペシャリスト達は、アメリカ系証券会社のソロモン・ブラザーズ(現在はソロモン・スミスバーニー)と手を組み、日本経済の崩壊作戦に向けて本格的に動き出しました。これが今日の不況を長引かせる要因を作ったのです。これが日本株式市場に於ける下落のシナリオ「バブル崩壊作戦」でした。


ソロモン・ブラザーズは、1989年当時の沸き立つような好景気も、60年前のアメリカ・ニューヨーク.ウォール街での大恐慌と同一のものであると、そのバブル崩壊を予測したのです。

 かつて、国際金融資本の総帥・ロスチャイルドの配下であったロックフェラーやデュポン(世界最大の化学メーカー)らは、この大恐慌を利用して天文学的な巨富を手にしていました。ソロモン・ブラザーズはこれに因(ちな)み、バブル崩壊を企てる研究に取りかかったのです。

 「どうしたら一儲けできるか」からはじまり、「どうしたら日本経済を徹底的に叩く事が出来るか」という結論を導き出し、日本経済崩壊に向けて模索し始めたのです。

平成バブル崩壊と ソロモン・ブラザース証券 相場師列伝3
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/258.html

アメリカの正体
http://www.amezor.to/shiso/051122235155.html

日本人を馬鹿にしきったアメリカ人 _ 基地に入れば、日本とアメリカの関係がよくわかる
http://www.asyura2.com/10/senkyo91/msg/566.html

極悪外資「ローンスター」 が今度は病院の診療報酬を差押え
http://www.asyura2.com/09/gaikokujin01/msg/477.html

猿人間のジャップには毒入り牛肉でも食わせておけ
http://www.asyura2.com/09/gaikokujin01/msg/516.html

トヨタの為に毒塗オレンジを食べさせられている日本人 _ 日本を農業の無い国にして良いのか?
http://www.asyura2.com/09/gaikokujin01/msg/518.html


05. 2012年11月03日 15:28:08 : QEiCUpFAKA
日本も核武装すべき時期に来ている。
核武装しなければ通常兵器で対中防衛は不可能である。

06. 2012年11月03日 16:34:19 : HNPlrBDYLM
日本の敵はアメリカだけだろ。

中国とアメリカは大昔から同盟国で日本の敵だったんだ。


07. 2012年11月03日 20:25:33 : 3tvoCYMTEI
アメリカが敵?。何のこっちゃ。昔、東郷元帥は、もしアメリカと日本が戦争に成ったらどうしますか?、と質問された時、何と言ったか知ってるか?。「逃げます」、だよ。大昔に、中国なんて国は無かったよ、馬鹿こけよ。

08. 2012年11月04日 10:28:00 : RUGMe4i3e6
大川隆法?(笑)

09. 2012年11月04日 10:31:06 : RUGMe4i3e6
中川隆って、大川隆法本人か?(笑)

10. 中川隆 2012年11月04日 19:03:10 : 3bF/xW6Ehzs4I : HNPlrBDYLM
中川隆って、大川隆法の本名だろ。

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