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尖閣空域に中国の無人機が飛んでくる 日本の譲歩を求めて海から空から威嚇
http://www.asyura2.com/12/warb10/msg/336.html
投稿者 MR 日時 2012 年 10 月 24 日 02:03:01: cT5Wxjlo3Xe3.
 

JBpress>日本再生>国際激流と日本 [国際激流と日本]

尖閣空域に中国の無人機が飛んでくる
日本の譲歩を求めて海から空から威嚇

2012年10月24日(Wed) 古森 義久
 尖閣諸島を自国領として日本から奪取しようとする中国の戦略意図はますます明確となってきた。中国が今後ともあの手この手で日本を威嚇し、圧力をかけて領有権での譲歩を求めてくることは確実である。

 日本側としては、尖閣諸島を放棄してしまうという道を選ばない限り、中国との間では「永遠の摩擦」を覚悟して対処するしかない。この「永遠の摩擦」という言葉は米国の海軍大学付設の「中国海洋研究所」のピーター・ダットン所長が尖閣問題での日本の立場を評して使った表現だった。こうした表現に象徴されるように、米国でも尖閣を巡る日本と中国との対立に真剣な関心が向けられている。

中国軍が尖閣に迫ってくる可能性はあるか

 中国の今後の尖閣問題へのアプローチには、当然、軍事的な動きが含まれる。軍事だけが尖閣攻略のすべての方法ではないことは明らかだが、軍事がいつも主要な要因であり続けることも明白だと言える。

 いまのところ米国の専門家たちの間では、中国は尖閣諸島に向けての正面からの軍事力の行使は避けるという見方がコンセンサスに近くなっている。

 中国が軍事手段を当面は選ばないという理由は、日本側の防衛力が強固であり、尖閣周辺の局地戦では中国軍にはとうてい勝ち目がないことが最大だとされている。また、米国が同盟国として日本が尖閣への攻撃を受けた場合には軍事支援する方針を言明していることの比重も大きい。

 とはいえ、今後、中国がなんらかの形で軍事力を使って尖閣に迫ってくると見通す米国専門家も、極めて多いのである。現に中国人民解放軍は10月19日にも東シナ海で東海艦隊などの艦艇11隻を投入して、尖閣対策であることが明白な合同演習を実行した。今後も中国海軍の艦艇による尖閣周辺海域の航行など軍事行動が予測される。

世界各国が開発に力を入れる軍事用無人機

 さて、こうした背景の中で、米国の中央情報局(CIA)出身の専門家集団が運営する民間の安全保障調査機関が、中国軍のある動きを明らかにした。尖閣諸島の主権の主張のために、新鋭の無人機を飛ばす計画を進めているというのである。

 中国側は海軍の艦艇上から尖閣をめがけて無人機を飛ばし、日本側の領有権や施政権を弱めることが狙いだという。

 無人機と言えば、近年、世界各国が力を入れるようになった兵器の分野である。米国が先頭となって、各種無人機の開発や配備が急速に進んでいる。ちなみに国際テロ組織のアルカーイダの最高指導者オサマ・ビンラーデンを殺した米軍の作戦でも無人機の使用が偵察に威力を発揮したことが知られている。

 いまの世界では無人機は単に偵察だけでなく、標的を絞っての敵目標の破壊、そして特定の人間を殺すための攻撃にまで頻繁に使われるようになったのだ。

領空侵犯が明白でも日本はいきなり撃墜できない

 CIAの元分析官や元工作員たちが運営する民間の国際安全保障の調査機関「リグネット」は10月中旬、「中国が無人機で紛争諸島の主権を強化する」という題の報告書を作成し、中国人民解放軍の海軍が最近、海洋での無人機使用を強め、特に尖閣諸島に向けて将来、頻繁に飛行させる計画だと指摘した。リグネットには長年、CIAで中国の軍事戦略やアジアでの大量破壊兵器の動向を調査対象としてきた専門家数人が加わっている。

 リグネットの報告によると、中国軍は2011年6月に海軍艦隊が尖閣近海を航行した際、艦隊の一部のフリゲート艦上からヘリコプター型の無人航空機を発進させ、尖閣付近の上空を飛行させた実例がある。中国軍は近年、無人機の調達や開発、使用に熱心となり、オーストリアのシーベル社製無人ヘリコプター「S100型」18機をすでに購入したほか、自国製の各種の無人機の開発に着手した。

 こうした中国軍全体としての無人機への取り組みの意欲は、2010年の珠海での航空ショーで中国官民による無人機モデルが25種類以上も展示された事実からも明白だとされている。2011年6月に尖閣付近に飛来した無人ヘリもS100型ではなく、中国製だった確率が高いという。

 さらにリグネット報告によると、中国海軍は東シナ海での尖閣諸島を中心とする将来の作戦活動でも無人機をフリゲート艦、あるいは新配備した空母の「遼寧」から発進させ、尖閣諸島の日本側が自国領空と見なす空域にも侵入させて、日本側の活動を偵察するだけでなく、尖閣地域での中国側の「領空権」や「主権」を強め、日本側の主権を希薄にすることをも戦略目標としている。

 同報告はこの中国軍無人機が攻撃用兵器を搭載しているかどうかは明記していないが、尖閣空域へのその飛行は日本の自衛隊機などとの接触や衝突なども予測され、日中両国間の対立をさらに緊迫させる公算をも指摘した。

 同時に同報告は「日本側は現在の憲法の制約下では自国の領空侵犯が明白でも外国の無人機をいきなり撃墜はできず、対応に苦慮する一方、中国側はその日本の制約を知っているがために、尖閣空域への無人機送り込みをあまり深刻な懸念なしに実行できるだろう」とも述べて、日本側の屈折した防衛事情にも触れていた。

 尖閣問題では中国側が同じ軍事面での威嚇や圧力でもこうした多様な手段を用意していることは、日本側でも十二分に注意しておく必要があるだろう。
http://jbpress.ismedia.jp/articles/print/36373  

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コメント
 
01. 2012年10月24日 14:29:04 : cqRnZH2CUM

このまま世界景気と中国経済が落ち着き、政権移行が何とか無事に終えれば
また暫くは、表面的には緊張緩和へと向かうのだろうが

世界の投資家の中国プレミアムは上昇し、中国の格差問題の解決はまだまだ先だから
今後も、機会があるごとに、くすぶり続けるのだろうな

日米の衰退と中国・朝鮮半島の緊張の上昇とのバランスで、軍事衝突のリスクも変わっていきそうだ



02. 2012年10月24日 18:24:13 : QKZPrec3bQ
火力で打ち落とすのでは無く、人工竜巻兵器を開発して打ち落とせば文句言えないだろう。
巨大空気砲でも開発するか。
人が乗ってないモンね。

03. 2012年10月24日 22:55:45 : g9jLm1zljE
尖閣問題の本当の当事者はアメリカです。1971年に締結した「沖縄返還協定」で、尖閣諸島に対する「施政権」を日本に返還したが、日本、中国、台湾の「領有権」問題に対して中立だ。他の国々の権利を減らす事も出来ないとの立場。(紛争のタネですね)
日本側が一方的に「領有権の問題は存在しない」だと宣言し、相手国の言い分を無視し続けるから、このような事態になってしまったのでしょ!
中国人民網日本語版で<日本側の論調は【侵略有理、抵抗有罪】【挑発有理、抗議有罪】頷きますねえ。

中国政府だって、米国が介入している事は承知の上です。だから、環球時報の記事で<われわれが引き抜かなければならないのは、某勢力が中国周辺地域で振り回している目に見えない旗なのだ>と表現した。
1世紀余りの“憤怒”が対決姿勢に発展するのかな!?


04. 2012年10月24日 23:30:20 : e657bQRvNE
中国がどう動こうと尖閣にばかり目を奪われてはならない、たとえ尖閣が一時的に

中国に占領されてもあわてる必要は無い、ようは太平洋戦争の教訓を忘れないこと

に尽きる。

いくらわが国の領土であるとはいえ、尖閣にのみ集中していても意味はない。

本丸である中国本土の北京周辺の最重要拠点を先制攻撃することがもっとも重要な

任務ではないか?

無人化の技術もロボットの技術も全ての最新技術は日本が開発し中国にパクラレタ

物ではないか?

有り余る予算を使い切れずに困っている政府を直ちに解体し、超近代兵器での武装

体制の確立を一日も早く急がなければならない。

経済が低迷し、プルトニウムの処理に困っている国内の経済を活性化させるのは

今しかあるまい・・・軍需産業に全国力を傾注し雇用を促進し、核兵器を世界の

NO1保有国にしなければならない、何の備えも無い丸裸でアメリカ様に泣きつい

ても埒は明かない、袖にされるだけである。

自分の身は自分で守るのが古来からの鉄則である。

40年間も中国を援助し、最大の経済支援をしたお返しがこれでは日本はあまりに

情け無い、ただのお人よしでしかあるまい。

いまからの戦争は長期化することはない、短期決戦で勝負はつく、中国との数での

劣勢にびくびくすることは無い・・・全て無人兵器で足りる、後は強力なミサイル

で精度の高い攻撃をボタン操作一つで完了させれば全てはおわる。

その前後に情報戦で勝利することが極めて重要となる。

いまの寝ぼけた政府では日本国民は男は皆殺し、女は全て強姦されて捨てられる

こと間違いなしである。

平和ボケの付けが回ってきただけのことで自分自身を反省しなければなるまい。

今の時代に紛争は望まないが相手は超野蛮な中国である、およそ常識がかけ離れれ

ており、話し合いなどで決着するような相手ではない。

お人よしもいい加減にしなければ、世界の物笑いで日本は終わる・・・政治家は命

を捨てて毅然とした態度で相手と交渉すべきだ・・・TVで放映される日本の代表

の自信のないおどおどした態度に比べ、中国の堂々とした態度を見れば世界の

誰が見ても中国が何枚も上手であり、日本に勝さんナシと見るであろう・・・


05. 2012年10月25日 01:49:19 : YxpFguEt7k
マイケル・クラーク氏
「日本が大人として振る舞うべきだ」
「日本は軍事対決に至らずに(中国に)打ち勝てる世界的な地位にある」
http://sankei.jp.msn.com/world/news/121023/chn12102319210009-n1.htm

戦う前にするべきことがある。


06. 2012年11月17日 14:57:12 : rfcCuFHQZE
領土問題解決は話し合い以外無い。これは常識で永遠の真理だと思う。戦争は自滅への道だ。石原ら日本軍国主義者は[尖閣戦争も辞せず」などと超強気だが、戦争は何一つ日本に良いことは無い。

07. 2012年11月17日 15:59:17 : FpcudWesAg
あれだけの悲惨な経験をしたのに勇ましく戦争を扇動する人がいるのには驚く。米国は日本に中国と戦わせて見たい、のかもしれないが犠牲になるのは庶民の命。戦場になる日本が幸福になることは絶対ない。過去戦場になった国で幸せを手にした国はない。米国の応援で勝っても同じだ。朝鮮、ベトナム、イラン、アフガニスタンを見ろ。
「国際紛争を解決する手段としての戦争」は絶対にやってはいけないと日本も体験したはずなのに。

08. 2012年12月14日 23:40:44 : W59CuhgE2E
相手が一方的に攻めてくるのを守るのは戦争なのか?それはしてはいけないのか?日本が戦争をしてをいけないと感じたのは、負けたからだ。負ける戦争はしてはならい。しかし、そんなことよりもそもそも弾薬が汚れるから中国と戦争をしてはならない。すべての技術資産を中国からただちに撤収すれば、中国は尖閣どころではなくなって一瞬でつぶれる。もちろん日本企業も多くがつぶれるが自己責任で折込済み。自業自得。中国が完全に破綻してからゆっくり尖閣を開発すればよい。日本は復活し急成長する。

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