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アメリカのキッシンジャー元国務長官が、先頃、「今後10年以内に、イスラエルからは何も残らないだろう」と表明しました。
プレスTVが、アメリカの批評家、ケヴィン・バレット氏の記事として伝えたところによれば、著名な国際政治学者であるキッシンジャー元国務長官は、イスラエルの崩壊を語ることはもはや「タブー」ではないと述べたということです。
バレット氏は、これに関して、「キッシンジャー氏は、イスラエルは危機の中にあり、もし数兆ドルを与え、それを敵に対する軍事支援にあれば、イスラエルが救い出されるとは言っていない。彼は簡単に事実を述べており、その事実とは2022年にイスラエルはもはや存在しないということだ」としています。
バレット氏は、さらに、アメリカの情報社会が実施している事柄について触れ、イスラエルのいない中東に向けた準備について語っています。
アメリカの16の情報機関によって作成された報告の内容もまた、キッシンジャー氏の語っていることと一致しています。
この報告によれば、キッシンジャー氏がユダヤ人でイスラエルの古い友人であること、先の16の情報機関もシオニストロビーの影響を受けていることから、この報告や発言はさなる重要性を帯びている、ということです。
バレット氏は、アメリカの政府内でこのような発言が高まっている原因として、アメリカの政治家がイスラエルの狂信に疲弊していること、アメリカ人が 公共の発言に対するイスラエルロビーの支配に疲れていること、イスラエルを支持するアメリカのユダヤ人社会の連帯が継続されていないこと、イスラエルが 9.11テロに関与したことを知っていることなどを挙げています。
ソース
RADIO IRAN 2012/10/03
以下おまけ
●国連総会のトラブルから推測する イスラエルの孤立化
欧米の権力構造がいつの間にか大きく変化しているようだ。
先日、開幕した国連総会の一般討論演説の模様を見ても明らかだった。
特に目を引いたのは、イスラエル政府が 各国の中で完全に孤立していたことだ。
これまではイランのアフマディネジャド大統領が演説を始めた途端に、先ずはイスラエルの国連大使が席を立ち、それに続いて その場にいる大半の欧米の国連大使たちが退室する、という流れが長年に渡って続いていた。
しかし今回、イスラエル国連大使はいつものように退室をしたものの、それに続く者は1人もいなかったようだ。
1992年以降、イスラエル政府は『あと数ヶ月でイランの核兵器が完成する、その前にイランを攻撃しなければ』と20年間ずっと言い続けている。そして、イスラエルがそう言う度に動揺する世論こそが、欧米や日本の一般国民が受けた洗脳の深さを証明していた。
しかし、今は違う。世界の人々が、永遠に自作自演の事件を起こして戦争を煽っている欧米の支配階級に騙されなくなってきている。
現在、一国の政府よりも大きな権力を握ってきた欧米の影の支配者集団:デイビット・ロックフェラー、パパブッシュ、エリザベス女王、エヴリン・ロスチャイルド、ローマ法王などが完全に仲間割れをしているようだ。
結局のところ、先週の国連総会の場からイスラエル大使が1人で退席することになったのは、バルフォア宣言によりイスラエルを建国したロスチャイルド勢が、欧米の支配者集団の中でとりわけ孤立していることも暗示しているのだろうか。
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