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東アジア一帯で軍拡と緊張が高まっている。
各国の軍備増強の口実となり、"実戦"も行われることになろう。
そのような中で、やはり米軍の動向が鍵を握ってくることになるが、
米国はぎりぎりまで中立を保つことになろう。
つまり、漁夫の利を狙っているのが、米国なのである・・・
★韓国軍、北朝鮮漁船に警告射撃 南北境界越え侵入
朝鮮半島西側の黄海上で21日午後、南北境界である北方限界線(NLL)を越えて韓国側に侵入した北朝鮮の漁船に対し、韓国軍の高速艇が警告射撃を実施した。漁船に被害はなく北朝鮮側に戻った。北朝鮮が反発するのは確実だ。
韓国軍合同参謀本部関係者によると北朝鮮の漁船6隻が同日昼前から延坪島の西北側で繰り返しNLLを越えた。韓国海軍は午後3時ごろから警告通信を発信した後、2回にわたり警告射撃を実施。午後4時までにすべての漁船が北朝鮮側に戻ったことを確認した。北朝鮮側の警備艇は動いていないという。
北朝鮮の漁船は今月12日に7隻がNLLを侵犯。その後も14、15、20日に越境していた。同じ船が何度も姿を見せることもある。現場海域はワタリガニの良好な漁場だが、頻繁に越境することから北朝鮮側が韓国軍の警備状況を試しているとの見方がある。
【日経新聞 19:20】
★「軍事衝突に向け準備」 南シナ海で中国海南省トップ
21日の中国の通信社、中国新聞社によると、海南省トップの羅保銘共産党委員会書記は20日、同省軍区の会議を主宰し、フィリピンが南シナ海の一部を「西フィリピン海」とする大統領令を出したことに関して「南シナ海での軍事衝突に向けた準備は日々進んでいる」と述べた。
羅氏は「(南シナ海の)主権を守り、資源開発を進めるため、軍部隊の増強は一層重要になっている」と強調した。日本政府による沖縄県・尖閣諸島の国有化も、軍備増強の理由に挙げた。【産経ニュース 20:21】
★尖閣一触即発!ロシア軍も参戦か!
自衛隊が尖閣行けば...中国5将軍「軍事行動だ」
中国人民解放軍内で、日本の自衛隊が尖閣諸島に出動した場合、軍事行動を辞さないとする発言が相次いでいる。強硬姿勢を示して日本をけん制する一方、危機を強調することで政権内での軍の発言力を強める政治的意図もあるとみられる。
中国系香港紙「文匯報」によると、北京で15日、将軍5人の座談会が開かれ、徐光裕少将(軍防化指揮工程学院の元副院長)は「海上自衛隊が釣魚島(尖閣諸島の中国名)の12カイリ内に入るか、中国の民間船舶を攻撃すれば、断固として軍事行動を取る」と述べた。他の4人も主戦論を展開した。
軍関係の研究機関・中国政策科学研究会の彭光謙少将は14日のシンポジウムで、「自衛隊が釣魚島に上陸すれば、一線を越えたことになる。軍はいつでも使命を履行できる」と述べた。【読売新聞 7:57】
★尖閣は日米安保条約の適用対象=米国務次官補
米国務省のキャンベル次官補(東アジア・太平洋担当)は20日、上院外交委員会小委員会で、日本と中国の間で深刻な問題となっている尖閣諸島(中国名:釣魚島)について、日本が攻撃された場合に米国が日本を防衛することを定めた日米安保条約の「明らかな」適用対象との認識を示した。
キャンベル次官補は、領有権に関する見解を示すのは控えたものの、日本が尖閣を管理していることを「はっきり認める」とし、「よって、(米国の対日防衛義務を定めた)日米安保条約第5条の明確な適用対象となる」と述べた。そのうえで、最近中国各地で起こっている反日デモなどの動きが、米国にとってより深刻な懸念になっていると説明した。【ロイター 10:06】
★中国の軍艦展開にAWACS投入 露偵察機も現れ二正面作戦
沖縄県・尖閣諸島の北方海域に中国海軍のフリゲート艦2隻が展開していることが20日、分かった。政府による尖閣国有化後、周辺海域で中国の軍艦が確認されたのは初めて。これに対し、自衛隊は空中警戒管制機(AWACS)を投入するなど尖閣周辺での警戒態勢を強化している。日本海では同日、ロシア軍の偵察機など2機が日本領空に接近していることも判明。自衛隊は二正面作戦を強いられている。
複数の政府高官によると、フリゲート艦は19〜20日にかけ尖閣の北方海域で確認された。2隻とも日本領海や領海外側の接続水域内には入っていない。
通常、尖閣周辺では海自のP3Cが1日1回飛行している。政府は公表していないが、新たに(1)空自のAWACS(2)空自の早期警戒機E2C(3)海自の画像データ収集機OP3-も尖閣周辺の上空に展開。中国の海洋監視船や海・空軍の動向を警戒している。
OP3はP3Cより高い高度から海上を監視。E2Cは日本領空に接近する航空機を探知するのが任務だが、大型であれば艦艇もレーダーで捕捉できる。AWACSはOP3やE2Cのデータを集約し情報共有させる「中継局」。一昨年9月の尖閣沖での漁船衝突事件以降、領空に接近する中国軍機が急増したことを踏まえ、航空機の警戒にもあたっている。
一方、領空に接近したロシア機は空軍の電子情報収集機IL20と戦術偵察機Su24の2機。北陸沖の日本海で周回しながら執拗(しつよう)に領空への接近を繰り返した。
ある政府高官は中露同時挑発について「東日本大震災の発生直後と同じだ」と指摘する。大震災直後、自衛隊と米軍が対応に追われる中、中国は国家海洋局の航空機を海自護衛艦に異常接近させ、ロシアもIL20を領空に接近させていた。【産経新聞 1:37】
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