http://www.asyura2.com/12/warb10/msg/157.html
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タス通信は、16日、中国外務省アジア課のロ・チジャオフエイ課長が、在中国日本大使館の報道官との電話対談で「中国政府は、現在の状況を完全に認識しており、法に基づいて日本人と中国領内で活動を行う日本企業の安全を保障すると答えた。」と伝えた。
さらに「中国政府は国民に対し、日本による釣魚(尖閣)諸島国有化に抗議する際に『合理的に行動』するように求めている」とも伝えたようだ。
15日、中国全土で6万人を超す市民が日本による釣魚諸島の国有化に抗議し、反日運動を展開した。大規模な反日デモは北京、上海、広州、珠海、東莞、長沙、重慶、昆明、西安、青島で起きている。北京では日本大使館付近におよそ6000人が集まったとされている。
2012/09/16 http://japanese.ruvr.ru/2012_09_16/chuugoku-zaijuu-nihonjin-anzen/
中国マスコミは、
御用新聞のひとつ「人民網」の社説を要約してみた。
そもそも、中国政府は、今回のデモや暴徒の動きに対して、静観していた。
さすがに、日本や海外マスコミなどで、デモの模様が「暴徒化した」と伝えられたことにあわてたのか
「理性的な行動を」とデモ参加者たちに促しはじめたようだ。
「我々は力を結集し、日本との衝突を通して中華社会への畏敬を植え付けなければならない」などと
民衆を煽るだけ煽っていた報道がほとんどだったが、
本日の政府発表を受けて、報道内容に若干変化があったようだ。
ムカツク内容であることは確だが、お暇な方は怒らずに一読ください。
●理性的な行動を(環球網)
今日、国内で数多く行われた日本に対してのデモにおいて、理性を失った行動がいくつか見られたことは残念だ。
日本のメディアは、反日デモが「暴徒化」したと嘲笑し、中国国内が大きく揺動する可能性をも報じている。
こういった流れはあの石原のたぐいに口実を与えるだけだ。
祖国が侮蔑(ぶべつ)を受けている時に愛国心がわき上がらない者はいない。祖国が挑発を受けている時に憤慨しない者はいない。気骨を持たず侮辱を受けることが習い性となった民族、韜光養晦(とうこうようかい=能ある鷹は爪を隠す:ケ小平が唱えた中国の外交基本方針)的な国家は必ず周囲からいじめられてなぐられる。
しかし、酷な話とはいえ理性を失った行動を続けて釣魚島を守ることができるだろうか。
いわゆる「中国人が1日、日本製品を買わなければ、日本では半分以上の工場が倒産する。中国人が半月、日本製品を買わなければ、日本の製造業すべてが倒壊する」といった扇動は、ただの幻覚に過ぎない。(おたがいが助け合わねばならない)この「地球村」で、国交を絶つということがどれほどのものになることか。
大義のために同胞の財産を破壊する行為は、たとえ法に触れずとも文明的ではなくいたずらに傷を負った被害者を増やすだけだし、中国在住の日本人を取り囲む行為は、これもいたずらに日本の右翼の政治屋に口実を与えるだけだと知るべきだ。
道理は道理、非道理は非道理。
理性を失った暴力行為は、道理をわきまえない分からず屋の日本の政治屋のやることと何ら違わない。
「得道多助、失道寡助(道に適ったことをすればたくさんの協力が得られ、道を踏み外せば誰も助けてはくれない)」。
国民の資質は上がっている。グローバル化の今日、大きな時代は大きな国民であらねばならず、日本の右翼が最も怖れるのは中国国民の強大さなのだ。
理性的に国を愛し、力いっぱい国を愛し、心を込めて国を愛することで国家と民族の尊厳を勝ち得ることができる。
個人的には、紛争などなく、沈静化に向かうことを期待したいものだ。
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