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ウィンザー通信
アメリカ東海岸の小さな町で、米国人鍼灸師の夫&老三毛猫と暮らすピアノ弾き&教師の、日々の思いをつづります。
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政府のみなさん、「東日本大震災の被災者の心情を傷つけるものであり不適切で遺憾」なのはあなた方です
2013年09月13日 | 日本とわたし
↓これらの風刺画やポスターはみんな、
原発事故の深刻さや、それに対しての打つ手の無さを自覚しようとせん、あるいは自覚しててもそのことが気にならん、
人の心を失うた、政治屋、電力会社、学者、有識者、技術者が、
これまでずっと、過疎で苦しんでる町や村を狙ては、ウソとゴリ押しと金という麻薬を使て、
原発を54基、それからその他の、原発に負けず劣らずの、超〜危ない実験やら研究やらの施設を、無責任に建て続けた。
そのウソがバレても、事故が起こっても、都合の悪いことは全部隠してもらえて、責任も回避できる法律も、完ぺきに整えた。
いくら巨大な地震や津波が起きたことがきっかけやいうても、そういうことがあり得るとわかってて、
まあ自分らが生きてる間は大丈夫ちゃう?みたいな気分で、
いろんな人が、いろんな機会を作って、必死に訴えてきた危険の可能性を、
絶対に安全やの、完全やのと、笑みさえ浮かべた顔で、アホの一つ覚えみたいに繰り返し、
結局は、日本のみならず、北半球全体に、深刻な放射能汚染をもたらしたということに、
ひと欠片の反省も感じんばかりか、
この子たちのような小さな子に、こんなバッチを四六時中ぶら下げさせたまんま、
深刻な汚染地域から救い出そうともせず、放置したまま時間を稼ぎ、
挙げ句の果てに、
「フクシマについてお案じの向きには、私から保証をいたします。
状況は統御されています。
東京には、いかなる悪影響にしろ、これまで及ぼしたことはなく、今後とも及ぼすことはありません」
「汚染水は福島第一原発の0.3平方キロメートルの港湾内に完全にブロックされている」
「福島近海でのモニタリング数値は、最大でもWHO(世界保健機関)の飲料水の水質ガイドラインの500分の1だ」
「健康に対する問題はない。今までも、現在も、これからもない」
と言い放た安倍晋三。
こんなとんでもない虚言を言う、一国の総理大臣が目の前に現れたら、
風刺画の画家としてなんもせんわけにはいかんやろ。
なんもせん方がおかしい。
なんも言い返さん方がおかしい。
今頃日本は、国全体がひっくり返るほどの抗議が渦巻いてるはずや。
風刺画や、非難声明や抗議文が、雨あられのように降ってるにちがいない。
オリンピックみたいな、もうとっくの昔から、金持ちと土建屋と関連してる大企業だけがウハウハ儲かるスポーツショーのために、
後々無駄になるのが目に見えてるバカでかい施設やビルを建てる金が用意できるんやったら、
汚染地から動けん人らを、選手村やのうて、被災者村を作って、そこで暮らし全般ができるような施設も作って、
そこに疎開させるのが先ちゃうのか。
そう思てるよ、よその国は。
そやから怒ってるねん。
そやから呆れてるねん。
そやから苦笑いしながら、心の中で、子どもらのこと思て泣いてるねん。
浮かれてる場合か!
闘うたりぃな、日本のおとな。
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