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レーザーで測定した地形をCGで再現したマヘンドラパルバタの遺跡=クメール考古学ライダー研究コンソーシアム提供
筑波大などの国際研究チームは、カンボジアの北西部の密林に、古代クメール王朝が9世紀ごろに築いた最初の首都「マヘンドラパルバタ」の遺跡を見つけた、と発表した。12世紀前半に建設されたアンコールワットより300年ほど古い。これまで、碑文で存在が伝えられ、寺院の一部が見つかっていたが、都市の全容はわかっていなかった。
発表したのは、筑波大の下田一太助教(36)ら7カ国の研究者によるチーム。昨年、レーザー光を地表に照射する装置による航空測量で、世界遺産のアンコール遺跡群の北東約40キロの山中を調べたところ、約30平方キロの範囲に道路や水路が碁盤の目状に整備されているのが見つかった。
クメール王朝の最後の都城アンコールトムが、従来推測されていた4倍の規模で、12世紀後半の首都としては、世界最大規模だった可能性が高いことも判明。これまでは堀に囲まれた3キロ四方と考えられていたが、外側に道路、水路が碁盤の目状に広がり、35平方キロにも及んでいたという。
調査地域の周辺は熱帯林や堆積(たいせき)土に覆われ、地雷の危険もあるため、地上からの調査に限界があったという。下田助教は「地下に埋もれている遺構の姿を、今後さらに解明していきたい」と意欲を語った。
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