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2013年6月27日
難民問題や人道支援に関心を持つ学生が集まって活動する団体「J-FUN ユース」が、6月20日「世界難民の日」に合わせ、イベント「WHY BLUE? 2013」をラフォーレ原宿で開催した。会場は700人を超える観客の熱気に包まれた。
まず立教大学の学生を中心としたストリートダンスサークルによるダンスパフォーマンスに始まり、服飾学校の生徒がデザインしたファッションショーが行なわれた。学生モデルが青を基調とした服に身を包み、ランウェイでポーズを決めるたびに拍手が沸き起こった。
ショーでは難民問題に深く関係している10ヶ国の民族衣装が登場し、ペアになった学生モデル20名がパフォーマンスを行なった。ショーの合間では、「難民が発生している国」「難民を受け入れている国」「第三国定住制度で難民を受け入れている国」など、それぞれの国がどのようにつながっているのか説明しつつ、司会者がその国々の魅力を伝えた。さらに「なぜ衣装が青なのか?(Why blue?)」という疑問を抱く来場者に、国連の色であること、そして今日(6月20日)が「世界難民の日」であるということが伝えられた。
ファッションショーの後は、ジャーナリストの池上彰さん、女優サヘル・ローズさん、ラジオDJ・MCの武村貴世子さん、J-FUN ユース事務局代表の藤森幹さんがトークショーを行なった。テーマは「学生が難民問題を知ること、伝えることの可能性」。「もっと我々が想像力をはたらかせ、難民問題への認識を深めればきっと世界は変わるはずだ。」という池上彰さんの力強い言葉でトークショーは締めくくられた。
J-FUN ユース事務局代表の藤森幹さんは「これから社会に出て行き、世界をつくるはずの大学生の難民問題への関心、認知度が低い。まずは知るきっかけを作りたかった。」とイベントに込めた熱い思いを語った。現在J-FUN ユースでは17歳から24歳までの学生80名ほどが活動している。
J-FUN ユースのウェブページはこちら
WHY BLUE? のフェイスブックはこちら
http://www.unhcr.or.jp/html/2013/06/j-fun-why-blue-2013.html
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