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政府は汚染水漏出で地下貯水槽使用やめる方針と言うが
2013.04.10 : (まるこ姫の独り言)
福島第一原発での汚染水漏水問題で、茂木経済産業大臣は地下貯水槽の使用をできるだけ早くやめる方針を示したそうだが、だとしたら、地下貯水槽にある汚染水はどこへ持っていくのだろうそれでなくても、毎日何トンもの汚染水が増え続けている現状でそんな事が可能なんだろうか?
>経産相、汚染水漏出で地下貯水槽使用やめる方針
TBS系(JNN) 4月10日(水)12時12分配信
>茂木大臣は10日の衆議院・経済産業委員会で「最終的には汚染水を溜める場所として使わない」と述べ、地下貯水槽の使用をできるだけ早くやめる方針を示しました。
>7つある地下貯水槽には、すでに2万7000トンの汚染水が溜められていますが、移送先として考えられる地上のタンクの空きは、現在2万1900トンしかありません。東京電力は新たなタンクを前倒しして設置するとしていますが、汚染水の処理や貯蔵の計画は、すでに破綻した状況になっています。
茂木大臣は、簡単にできるだけ早く、地下貯水槽の使用をやめる方針だと言うが、今でさえ満杯状態だと言うのに、そして今までの移送先の貯水槽からも漏水していると言うのに、地下貯水槽を止めることができるとはとても思えない。
原子力発電は廃炉にするにしても、何年もの間、燃料棒を冷やし続けなければいけない。
東電は水を注水し続けているが、必然的にその放射能に汚染された水の処分も大変だ。
今、東電はその汚染水を貯水槽や、タンクを作りそこに貯蔵し続けているが、新たなタンクを作るにしてもいつかは限界がくる。
地下に漏れ出している汚染水は、地下に入り、地下水まで汚染するだろうし、海に流れ出す可能性も大きくある。
素人目にも、東電の対応は後手後手で、汚染水の処理一つ取っても、計画が破たんしている事が良くわかる。
結局、最後は海に流すしかなくなったりして。。。
自民党は原発を推進してきた。
事故後の対応のまずさは民主党にあるかもしれないが、自民党の原発推進の結果が今にあるとすれば、自民党だって大きな顔はできないはずだ。
今までの東電の対応を見ていると、東電には当事者意識もなければ、危機に対して処理能力もない事が良くわかる。
自民党に政権が戻って、”汚染水漏出で地下貯水槽使用やめる方針"と言うなら、その工程を速やかに示すべきだ。
地下貯水槽の汚染水をどのように処理するのか、行先はどこなのか、はっきりした説明をする責任は、自民党政府にも大いにあるのではないか。
私には、大事故があった後のこの惨状を見て、それでも推進すると言う日本の政治家の心情、意識が全然わからない。
ヨーロッパは、他岸の火事を見て、すぐさま脱原発に舵を切った。
元記事リンク:http://jxd12569and.cocolog-nifty.com/raihu/2013/04/post.html
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