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(回答先: Re: てすと 投稿者 初心に帰るお天道様に恥じない生き方 日時 2014 年 4 月 19 日 16:45:58)
人は言葉の収容所に閉じ込められた囚人です。 特に日本では、政治に関する用語が意図的に捻じ曲げられていて、大衆が権力の核心に近づかないように仕組まれています。
収入を得るために組織の一員になる時、人は公けの責任や権利を一時的に放棄し、組織の部品になります。組織は構成員に対して忠誠心を求めます。組織の秘密を守らせなければなりません。国や役所の場合、強制力は特に強く、秘密を漏らせば退職後であっても投獄される可能性さえあります。このような官権力組織が連携した社会は非常に抑圧的で危険なものになります。
ですから、役人の裁量権で大きく左右してしまう立法、司法、行政の官権力を分割、相互監視させた上(三権分立)、選挙で選ばれた民の代表政治家がそれら官権力抑える(文民統制)というのが民主主義システムなのです。
しかし、日本人は民主主義を間違えて理解するように仕組まれています。憲法前文では、官(政府)に対する国民の警戒責任を説きながら、第15条では選挙で選ばれた政治家と、官である役人が同じ公務員という言葉で混同されています。これによって日本の民主主義システムは警戒の対象を見失うように出来ているのです。官の謀略です。 組織人に過ぎない役人を全体の奉仕者「公務員」と呼ばせて官の策略を支えています。
日本の官権力は裁量権を駆使して易々と三権分立と文民統制を乗り越えました。教育とマスコミを支配し、全国民に「民主主義は多数決」と教え込む事に成功しました。役所の組織人である役人を「公務員」と呼ばせ、官権力を公権力と言い換えています。官は中立公正で、民同士が多数決で競うのを「民主主義」だと思い込まされています。あげく、最高裁判所まで腐敗堕落している官の有様は、選挙に失敗する民の責任というわけです。
極めつけは選挙です。官権力を抑えるための選挙を官が仕切っています。ですから、官権力組織に都合のよい政治家が多数選ばれ、結果的に官組織と資本家による全体支配がなされています。権力の資本主義と言ってもよいでしょう。
民同士が多数決で対立するのを「民主主義」と刷り込まれたこの国日本は、官組織に盗られた全体主義国家です。次の図は国民のみんなが稼いだお金を、国がどの程度の割合で仕事ができないような状態の人たちを援助しているのかという世界比較のグラフ図です。日本を見てください。物だけでなく、人間も使い捨ての社会です。
消費税増税も企業減税や大企業の優遇および官の利権に使われています。
官に盗られた民主主義 民が使い捨てられる理由 住民至上主義 全体主義国家ニッポンの囚人 それが私たちだ 前阿久根市長 竹原信一のブログ
http://blog.livedoor.jp/jijihoutake/archives/54798414.html
http://fujiwaranaoya.main.jp/140416.mp3
藤原直哉の「日本と世界にひとこと」 2014年4月16日 アメリカの衰退と向き合う
http://naoyafujiwara.cocolog-nifty.com/ipodcasting/2014/04/201416-0b2b.html
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