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(回答先: Re: てすと 投稿者 初心に帰るお天道様に恥じない生き方 日時 2014 年 3 月 01 日 06:51:24)
23日、ドイツの大衆紙『Bild am Sonntag』は、米国家安全保障局(NSA)高官の話として、昨年、ドイツのアンゲラ・メルケル(Angela Merkel)首相への盗聴問題が発覚した後、NSAは、同首相をターゲットから外す一方で、別の閣僚にターゲットを変更して盗聴活動を行なっていると報じた。
新しくターゲットになったのは、現在、内務大臣を務めているトーマス・デメジエール(Thomas de Maiziere)氏である。同氏は、第一次メルケル内閣では連邦首相府長官、第二次メルケル内閣では内相、第三次メルケル内閣では国防相に就任しており、第四次メルケル内閣では、再び内相となった。こうしたキャリアから、デメジエール氏はメルケル首相に最も近い人物と目されていて、実際、メルケル首相がアドバイスを求めることも多いという。
今回の報道が事実であれば、2014年1月、アメリカのバラク・オバマ(Barack H. Obama)大統領が発表し、同盟・友好国の首脳に対して盗聴活動を行なわないとしたNSA改革案の内容と矛盾することになる。米ホワイトハウスのカイトリン・ヘイデン(Caitlin Hayden)報道官は、早速、報じられた内容について否定するコメントを発表している。
しかし、『Bild am Sonntag』は、同じNSA高官の話として、ドイツにおいて、NSAは、デメジエール氏だけでなく、320人をターゲットにして盗聴活動を行なっていて、その大半が政治・経済分野の人物であると伝えている。
ドイツ内務省の報道官は、「匿名の個人による主張についてコメントするつもりはない」として、今のところ、取り立ててアメリカに抗議する意思を示していない。だが、改革案を発表した後も、ドイツ国内でNSAが活発に情報活動を行なっていることをうかがわせるだけに、事実関係の解明が急がれるところだろう。
【関連記事】
"Report: NSA spying on Merkel aides"
Deutsche Welle, February 23, 2014.
"U.S. now bugging German ministers in place of Merkel: report"
Reuters, February 23, 2014.
「首相は停止したが…米NSA、側近の盗聴強化か」
『YOMIURI ONLINE』(2014年2月24日)
米NSA、今度はメルケル独首相の側近にターゲット変更? Intelligence News and Reports
http://blog.livedoor.jp/intel_news_reports/archives/36574715.html
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