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市民による手作りの選挙の尊さ!未来の党公認、愛知7区正木ひろみ事務所の様子!
2012年12月10日 : (「日本人」の研究!)
この週末、朝から愛知7区未来の党公認候補、正木ひろみさんの事務所に、ボランティアとして応援に出かけた。
一日、正木事務所でチラシのシール張りをしていたら、いろんな人が訪れる。
昼過ぎに、ある50代ぐらいの女性が現れた。
「すいません〜、正木さんって『脱原発』ですよね?」と、このような感じて、たずねてこられた。
その方は、小沢支持者でもなく、河村支持者でもない、多くの脱原発のデモに参加し、原発に対して、かなり危機感を持っておられる方のようだ。
一緒に、シール張りを手伝ってくれたので、いろいろな話をうかがった。
その人は、その日正木事務所に現れる前に、民主党の山尾しおり事務所に行かれたらしい。
そして、山尾事務所でも同じように「山尾さんって、脱原発ですよね〜」と、こんな感じでたずねていったら、
事務所の男の人が、「山尾は、脱原発です」
いきなり怒鳴られてしまい、なんだか恐ろしくなったのと、腹立たしくなったので、いそいそ、その場を退散し、その後、未来の党の正木事務所を訪れた。
民主党が脱原発???
山尾さんが脱原発???
「脱原発」をするには既得権益側と激烈な戦いをしなくてはならない。
まあ〜、今日は民主党や山尾さんのについて、書く目的ではないので、その辺については、省略したい。
それより、私がその脱原発派の女性から聞いた話の中で興味を持ったのは、山尾さんの事務所の様子である。
ここの正木さんの事務所とは、えらい違いだ。
あちらは、駅に近いのか、立地条件がよいところで、連合とか、労組とか、多くののぼりがたっており、多くの人が詰めかけているらしい。
それに比べて、コチラは明らかに「貧乏所帯」。
街宣車も一台しかない。
チラシのシール張りも、訪れる何のしがらみもない市民による労力頼み。
山尾さんの方は、やはり資金的にも、人員的にも豊かであり、選挙のやり方が明らかに違う。
でも、逆に言えば、そのように選挙の時に組織頼みで本当によいのだろうか?
私、本当は「消費税反対なのよね」と思っていても、もし連合などの組織が、「賛成」ならば、それを跳ね除けて、国会で「賛成票」を投じれば、とんでもないことが、身に降りかかる。
それが、現実である。
つまり、いつまでも「組織のオモチャ」で代議士の先生をやらなくてはならない。
国会議員として、そのような生き方で、本当によいのか?
自分自身にも、国民に対しても、哀れなピエロを演じ続けることになる。
そこから、本当に脱却したいのであれば、苦しくとも、正木事務所のように、市民による手作りの選挙から、始めるしかない。
そして、支持者とのしっかりとした信頼関係を構築し、しっかりとした地盤を作る。
それが、政治家として基礎中の基礎。
もし、それが強固ならば、組織もなびいてくる。
最初から、組織に頼りきれで、その人の政治家としての人生そのものが、私は哀れに思う。
正木さんは、政治家として本当に駆け出し。
しかし、苦しくてもこのような形で政治家としてスタートできたことは、もしかすると「幸運」なのかもしれない。
そして、もし国会に行かれるようなことになれば、しっかりと国民のために汗をかく。
そういうことをコツコツやっていけば、必ずしっかりとした信頼関係をベースにした支持者ができ、どこででも自分の意見をはっきりいえるようになる。
正木さんには、そんな政治家になっていただきたいと強く思う。
そして、その脱原発派の女性が帰られた後、地元のマスコミの記者が現れた。
その記者に選挙情勢をいろいろ尋ねると、「未来の党、だいぶ予想以上に、がんばってますね〜」と、こんなことを言われた。
その記者は、いろんな情報を元に、地元の選挙情勢を分析しているらしい。
それと、驚いたことに、その記者さんがおっしゃるには「山尾さん、だいぶ劣勢のようです」と、、、。
選挙は金と組織ではないのか?
その記者さんが言うことがどこまで正しいのかどうか分からないが、一ついえることは、今回の選挙は、誰にも性格に、想像が付かない。
震災後の最初の選挙、はたして連合などの組織票も幹部の意向とは、別にして本当の組合員はどのように動くのだろうか?
いろんな要素が、大きく変化しているのが今回の選挙だ。
この愛知7区というのは、自民党から鈴木じゅんじ氏、民主党から山尾しおり氏、そして未来の党から、正木ひろみ氏。
共産党からも一人たたれているが自民にはもうこりごり、民主にはもううんざり、という人の受け皿となる可能性が十分ある。
多くの人がそのような感情を抱いていると聞く。
なかなか面白い選挙区だ。
貧乏所帯が勝つのか、金持ち組織頼りが勝つのか?
しっかりと、観察してまたこのブログにまとめたいと思う。
元記事リンク:http://cpt-hide-cook.seesaa.net/article/306105152.html
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