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(回答先: test 投稿者 高橋是清会 日時 2012 年 11 月 21 日 05:33:23)
もともと、政治家というものは昔から印象の悪いものだったのだ。
しかし、それが小泉政権から変わった。
小泉純一郎が出てくるまでは、
マスコミは、表向きだけでも、政治家と対峙していた。
マスコミは、政治家と距離を置いていたのだ。
それが、小泉純一郎が出てきてから、マスコミは政治家と馴れ合うようになった。
マスコミによる「政治ショー」というものが始まったのは、このときからだ。
マスコミは、自分たちの気に食わない政治家(主に小沢一郎など)だけは叩き、
新自由主義路線を掲げる政治家には、手厚い待遇をしてきた。
このように、小泉純一郎が出てきてからは、
マスコミは、毎日、毎日、政治家を、テレビの「政治ショー」に出演させ、
小泉が出てくる前までとは一転して、
政治家の印象は、良くなってしまったのだ。
しかし、どんなにマスコミが、細工をしても、
政治家の本質とは、「保身」である。
政治家に「信念」などない。
常に、自分の利益と、官僚の利益と、財界の利益しか考えていない。
「信念」がないから、状況の変化によって、自分にとって不利益となるのがわかると、
意見が、ころころ変わる。
だから、政治家はいつも「日和見(ひよりみ)」なのだ。
最近、目立ってる日和見の政治家といえば、
やはり、「維新の会」の、あのお二人だろう。
橋下徹は、原発には反対であった。
そのうえ、企業・団体献金にも反対であった。
一方の、石原慎太郎は、もう1年前からずっと、
TPPに反対していて、その部分だけは評価されていた。
ところが、政治家というものはウソをつく。
平気で、国民を裏切る。
原発と、企業・団体献金に反対であった橋下徹は、
あっさり、原発推進派になり、企業・団体献金にも賛成するようになった。
石原慎太郎も、あれだけTPPに反対していたのに、
これも、あっさり、反対派から賛成派に転身したのだ。
つい、ちょっと前まで、その自論を説き続けていたのに、
わずか数日で、それらを180度、変えてしまうのだ。
これが、政治家なのです。
政治家ほど、信用のできない人種はいないのです。
「信念」や「政治理念」などなく、
「欲」や「保身」を優先するのが、政治家なのです。
そして、マスコミは、石原や橋下といった自分たちの気に入った政治家には、
このような国民を裏切るような「大きな変節ぶり」に、なにも批判をしない。
批判をしないどころか、マスコミは、
極右政治家である「石原」と「橋下」をヨイショしてばかりだ。
衆議院を解散してから、マスコミは連日のように、
極右政党の「維新の会」を、持ち上げている。
まあ、これが21世紀の日本ですよ。
けっきょく、2005年の「郵政選挙」と同じなのです。
12月16日の選挙まで、あと4週間を切ったが、
7年前、マスコミが煽りに煽り、
郵政選挙で、小泉自民党が大勝したと同じように、
今回も、石原と橋下の「維新の会」は、大きく躍進するでしょう。
維新の会が、単独で過半数議席を取ることはありませんが、
極右の「石原首相」が誕生する確立は、極めて高いと言えるでしょう。
郵政選挙にしても、今回の選挙にしても、
”風”を起こすのは、マスコミだからです。
とりわけ、日本人は民度が低い。
政治家が、ウソをついても、意見をころころ変えても、
なにも怒らず、
その政治家に対して、ロボットのように従順に票を入れるのだから、
民度が低いというより、もはや日本人は人間ではない。
思考回路のない日本の有権者は、
政治家や官僚やマスコミにとって、格好の餌食だ。
「民主主義とは、衆愚政治である」。
「衆愚政治」とは、字のごとく、
愚かな民衆による政治、のことだ。
この言葉は、国よって違ってくると思うが、
すくなくとも、我が日本国の政治は、間違いなく「衆愚政治」である。
【TPP】 石原都知事 「反対!TPPは米国の策略。賛成はは頭冷やせ」 (3分24秒)
(動画より活字がいい方はこちらを)
【記者】今、議論が高まっていますTPP(環太平洋パートナーシップ協定)の交渉参加問題についてなのですが。
【知事】僕、反対。あんなものは、アメリカの策略で、みんなもうちょっと頭冷やして考えた方がいいよ。日本の経済界は、物が売れない、もっと売りたいと言っているけれど、色々な弊害が出てくる。だから、そういうものをみんな、熟知して議論したらいいんです。
【記者】具体的に知事が、それをこう……。
【知事】農業はひどい目にあうでしょう。懸念されることは、大体、小泉(純一郎 元内閣総理大臣)時代にやったんです。アメリカの市場原理主義といったら、日本に何しましたか。物事をアメリカのパターンでなぞられることで、幸せになったいい国がありますか。つまり、アメリカのグローバリズムというのはそういうことなんだ。アメリカのシステムを押しつけることなんだ。今度のTPPだってそうじゃないですか。ブルネイとか、シンガポール、そう言ってはいけないけれども、そんな国は対象じゃない。何といっても、一番大きなマーケットは日本ですよ。オーストラリアにとっても、アメリカにとっても。しかも、農作物は怖いと思うし、ゲノムの研究で、遺伝子というものを組み換えた穀物というのは、結果、どうなるか分からないから、10年、20年先にしか結論が出ないから、厚生労働省だって、物を売る時に、これは遺伝子を組み換えしたものですよと、そうじゃないものですよと、識別したタグ張りましょうと言ったわけでしょう。かなり長いタイムスパンで、ちょうど今の原子力の放射能と同じだ。微量なものを、長期採取した時にどうなるか結果が分からないものを、アメリカは堂々と売っているわけ。穀物もそうです。肉だって、あれだけめちゃくちゃに抗生物質使って、育てている食肉は、世界中、滅多にない。
それと、医療もそうですね。私、日本の医療というのはちょっと狂っていると思います。高福祉低負担というのはあり得ないんだけれども、しかし、それでも、国民皆保険だって、かなりの長寿が保たれているし、日本の医療というのは非常に普及して、みんなその恩恵に浴している。その証拠が、日本の寿命の高齢化だけれども、そういったものは、おそらく、基本的にぐらついてくるでしょう。そういうことをみんなで考えたらいい。そういう問題を提示をしたらいい。
【記者】1つの期限として、11月中旬のAPECという話になっていますが、それまでに何らか……。
【知事】それはアメリカの圧力でしょう。あなた方、知らないかもしれないけれど、日本の情報なんて全部筒抜けになっているんだから。(青森県)三沢行ってごらん。この頃、青森空港が出来たから、あそこに寄る人いなくなったけれど、あそこに大きなドームがあるの。前はでかいレーダーが野ざらしになっていて、今はドームをかぶっている。全部、東京に向けて、私の発言もそうかもしれないけれど、東京の官庁の、往復の情報というのは全部盗聴されていますよ。いまだに続いていますよ。けしからんと言った時期があったけれど、忘れちゃった、歴代の政府が。今でも、全部日本の政府間の情報というのは筒抜け。そういうアメリカが自由自在に日本を操ってきたんだよ。情けない国になっちゃったんだけど、みんな少しずつそういう事実を知った方がいい。
はい。どうぞ。
http://www.metro.tokyo.jp/GOVERNOR/KAIKEN/TEXT/2011/111028.htm
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