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山下俊一は小児甲状腺癌の罪を認めていた。そして、福島県民と裁判で争うらしい。 
http://www.asyura2.com/12/test27/msg/285.html
投稿者 Divina Commedia 日時 2012 年 10 月 19 日 15:42:20: XldEHmInhjvqQ
 

 
 これは、2011年7月12日に郡山市で開催された山下俊一氏による医療従事者対象の講演会の録音記録であり、その一部書き出しである。

「山下俊一講演会」(質疑応答のファイル)
https://skydrive.live.com/?cid=fffa22b3ded8c7ed&id=FFFA22B3DED8C7ED!113
(TECHN0P0LI0 @Yuki0424 氏による提供)

 質疑応答で質問者のひとりが、「小児甲状腺癌が発生した場合、その責任はあなたにあるか?」と問いかけ、これに対して山下氏は「私の対応のまずさはすべて私の責任である」と明快に答えている。「私の対応のまずさ」が原因となって、その帰結として小児甲状腺癌が発生した場合、その責任を取るという意味である。

 そして、その責任の取り方だが、「福島県民が私を許してもらえればうれしい」と述べている。まず、謝るらしい。福島県民の誰一人として山下氏を許すことなど絶対にないだろうが。

 そして、そのあとに、「そうじゃなければまた別の対応になる」と答えている。質問者が「訴訟」の話をしているから、これは「裁判で戦う」という意味なのだろう。

 しかし、「山下俊一 もうひとつの大罪」
http://www.asyura2.com/12/genpatu27/msg/874.html
でも述べたように、放射線被曝から福島県民を守るべき第一の責任者であったにもかかわらず、当時、山下氏は明らかに「まずい対応」を行なっている。子どもたちを小児甲状腺癌から守るために必要な対応、措置を一切取っていない。

 いずれ、この「まずい対応」が司法の場で裁かれる時が必ずやってくる。

                Divina Commedia @Beatrice1600


(質問者)11:20〜
クライシスコミュニケーションということが今日出てきたのでそれについてお伺いしたいのですが、住民のパニックを防止するということを第一の目的として白黒はっきりしたメッセージを出すということで先生は当時100ミリシーベルト以下であればリスクはゼロであるという非常に明確なメッセージを出されて非常に有効な効果が得られたと思ってますが、とくに飯館であるとかパニックも起こらずにその地に住民が住み続けていました。で、今後ですけど、先生がおっしゃるようにグレーゾーンに入ってきて、100ミリシーベルト以下になって、万が一、というか起こらないことを祈ってますけども、子供を中心に、先生のお話にありましたけど、小児甲状腺癌等、健康被害が起きてきた場合、たぶん、先生がよかれとして行ったクライシスコミュニケーションの問題も出てきてしまって、被曝による健康障害を拡大してしまったのではないかと、住民はたぶん、訴訟のようなものを、日本社会ですから、起きるかもしれない。現にフランスでもチェルノブイリの事故の際に、放射線防護を担う機関の局長さんが意図的に不正確な発表を行って後々フランス国民に健康被害を及ぼしたとしていまだに裁判が行われていますが、今後万が一そのようなことが日本で起きた場合、その責任の所在は一義的にはもちろん東京電力にあると思いますが、もしそのクライシスコミュニケーションということに話がおよんだ場合、その責任の一端は先生にもあるとお考えになりますか?それとももしくはそのようなクライシスコントロールを先生に依頼しアドバイザーとして招聘した佐藤福島県知事にあるか、もしくは今日のお話にもありましたけど無策であった日本国政府にあるとお考えになるでしょうか?

(山下俊一氏)14:00〜
今のお話のポイントのひとつは、この弱い100ミリシーベルト以下で発癌リスクがあるかどうかということですね。これがもしなければなにも起こらないでしょう、甲状腺癌に関しては。ところがもしこれが100ミリシーベルトを越えていて起きるということは当然あり得ることだと思います。この点については被爆線量を正しく再評価していくことがこれからずーっと続くだろうというのが最初の答えです。それから私の対応のまずさ、これはすべて私の責任であります。決して私を任命した人、あるいは国ではありません。私の発言は広島、長崎、あるいはチェルノブイリの科学的なエビデンスを基にして、もっと言うと国連機関のいわゆるガイドラインを中心に話をさせてもらっています。そういう意味で、白黒言うのは、ある意味非常に勇気のいることでありましたし、それをすることによって今ご迷惑をかけているとすれば、誠に申し訳ない。いうように思います。その上で、今の質問に答えさせていただきますと、医療の現場というのは全く同じだと思います。医師が患者さんに会う、接する時に初めから答えがないですね。診断がつかない。後付けではできますけども、その時の状況をよくよく考えてみると、少ない情報量、あるいは不正確なジャッジをしなくちゃいけない。〈聞き取れず〉意図的、あるなしは別にして、私がそういう間(あわい)に立たされた場合には、福島県民が私を許してもらえればうれしいですし、そうじゃなければまた別の対応になると。というように答えさせてください。非常に厳しいご質問ですので回答はこれくらいでよろしいでしょうか。  

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