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(回答先: 被災地以外で使われている復興予算問題‥その後 (教えて!斎藤さん:衆議院議員) 投稿者 メジナ 日時 2012 年 10 月 12 日 09:07:13)
被災地以外で使われている復興予算問題‥その後
2012年10月11日 :(教えて!斎藤さん)
8月の上旬に私が国会復興特別委員会で取り上げた『被災地以外で使われている復興予算問題』はここにきてようやくテレビや新聞の報道もあり、ようやく国民の皆様から「なんなんだ!これは!!」という怒りの声があがるようになりました。
被災地に行かない復興予算 霞が関改修などに充てられ…
10月8日のスポーツニッポン
そもそも、なぜ、こんなメチャクチャな予算が通ってしまったのかというと、昨年夏に全国から出された復興基本方針に実施すべき施策の中に
「全国的に緊急に実施する必要性が高い防災事業」という一文があり、これを錦の御旗にして、予算を要望し、通ってしまったのです。
このような予算は予算案が上がる段階で大臣、副大臣、政務官の政務三役が精査すべきものですが、チェックがザル。つまり、政治主導が機能せず、あれだけ『ムダ予算を撲滅させるんだ』と言ってきた民主党所属の政務三役は完全にミイラ取りがミイラになってしまったのです。 ※ちなみに私は今年度の予算案については反対し、正式な国会の場で復興予算の使われ方について追及したわけです。
さらに悪質なのは野党がこの予算のあり方について国会の決算監視委員会で議論し、精査すべきだと主張し、委員会を開くように要請したにもかかわらず、下記の記事。
復興予算:審議せず流会 民主・政府側欠席で…衆院小委
毎日新聞 2012年10月11日
東日本大震災の復興予算10+件が被災地以外で支出された問題で、審議を予定していた衆院決算行政監視委員会の行政監視小委員会は11日午前、審議しないまま流会になった。委員14人のうち民主党の8人が全員欠席し、開催に必要な定足数(7人)に達しなかった。野党委員6人は全員出席した。次回の開催日程は決まっておらず、復興予算10+件の使途の適否をめぐる審議が行われない事態が続いている。
新藤義孝小委員長(自民)は流会後の記者会見で、民主党の委員だけでなく、各省庁の答弁予定者が出席しなかったことを指摘し「残念で、怒りを感じる」と強く批判。政府側が欠席した経緯について「民主党が内閣総務官室を通じて指示した」と明らかにした。
これに対し民主党の山井(やまのい)和則国対委員長は国会内で記者団に、政府側に欠席を指示したことを認めたが、民主党が野党だった当時にも同様のケースがあったと指摘。「与野党が合意しないと委員会を開けないのは国会のルールで、自民党も承知だと思う。開催が強行されたのは非常に残念だ」と反論した。
小委は11日午前9時から5時間開き、沖縄国道整備事業(国土交通省)や鯨類捕獲調査安定化推進対策(農水省)など「被災地の復興と関係がない」と批判を受けた8事業を審議する予定だった。
小委の開催をめぐっては民主党側が「(同党の)委員が決まっておらず、閉会中審査をする緊急性もない」と反対したが、新藤氏は9日、職権で開くことを決めていた。
この予算の原資は国民の皆さんの血税。来年から所得税が上がり、再来年から市民税が上がる。私は復興税についても民主党にいた頃、反対を叫んでいました。なぜなら、復興税を財源とするための法案を採決するために数か月時間を有することが復興を遅らせるし、このデフレ下での増税は復興の足かせになりかねない。特別会計の見直しでねん出したり、日銀の国債直接引き受けなど、1000年に1度の災害だから禁じ手を使ってでもスピードアップして復興に全力を尽くすべきだと何度も何度も民主党の中で訴えていたのです。
ところが、菅・岡田・野田・前原さんに近い議員が「震災の苦しみを分かち合おう」という美辞麗句を並べ立て、増税の正当性を訴え、押し切ったのです。「復興のために我慢してもらうんだ」と言って。
ところが、開けて見たら、こんな状況。すっかりシロアリが群がっているのです。シロアリを見て見ぬふりをし、積極的にエサをまいているのが、今の民主党の執行部や政権中枢にいる「復興のために苦しみを分かち合おう」と言っていた増税賛成派の面々。
こんなシャレにもならない話はありません。
元記事リンク:http://saito-san.sblo.jp/article/59086479.html
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- Re: 被災地以外で使われている復興予算問題‥その後 (教えて!斎藤さん:衆議院議員) メジナ 2012/10/12 09:22:23
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