http://www.asyura2.com/12/test27/msg/229.html
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(画像は、阿見町に関する調査結果の一部)
この情報は、数日前に阿修羅においてもすでに別の投稿者によって紹介されていた。
しかし、その内容は、「私たちの細々とした調査」よりもより、はるかに広範囲にわたり、かつ重大で深刻な調査結果であったので、再度、ここに投稿する。
広報サイト
http://www.coop-joso.jp/radioactivity/result_soil.html
調査概要〜千葉県東葛地区〜茨城県南部の「ホットスポットエリア」における市民による土壌沈着量調査と外部被曝線量の推定 〜
http://www.coop-joso.jp/radioactivity/pdf/report_method.pdf
実施主体は、常総生活協同組合である。調査は、組合員をはじめとした民間人によって行われ、その範囲は、千葉県東葛地区〜茨城県南部の20市町村全域にわたる。
調査活動は現在も継続中であるが、注目すべきことは、現時点での調査した範囲において、4万Bq/u(ほぼチェルノブイリ基準の放射線管理エリアに相当)以上を測定した地点が、多くの市町村において、かなりの比率を占めていることである。調査完了した9市町村のうち、7市町村において、調査地点の半数以上が4万Bq/u以上の汚染状況であった。以下にそれを列挙する。
○調査地点のベクレル数が4万Bq/u以上であった比率(調査完了の9市町村)
阿見町 76.9%
牛久市 29.0%
龍ヶ崎市 61.2%
つくば市(中央部)13.6%
守谷市 56.8%
取手市 57.0%
我孫子市 63.2%
柏市(北部)74.1%
松戸市 73.9%
である。
また、上記の「調査概要」によれば、調査対象とした土壌は、
「採取地点の選定は、高低差が少なく雨水等の流れのない流動性の小さい平面の土地で、かつ人の手が加わっていないと思われる自然状態の地点を選んだ。」
とある。つまり、これは、私たちが通常「普通の土壌」と呼んでいる、どこにでもあるものであり、決して、濃縮された「黒い物質」(藍藻や溜まり土壌)ではないのである。
事態は私たちが楽観視できるものではないことが明らかになりつつある。
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