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ただのテスト
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投稿者 エテ公 日時 2012 年 9 月 13 日 20:34:10: .XQ.mNI0RTQBI
 


あっしらさん、こんばんは。

この「飯塚事件」ですが、本当に不可解ですよね。ぼくも興味を抱いて以前調べたことがあったのですが、なにか凶悪な「意思」すら感じ、深入りすると本気で危なそうと思い蓋をしていました。

でも、あっしらさんがつついてくれたので、このさいぼくも加わってみようかと思います。ただのまとめ情報ですが、知らない方の参考になってくれたら幸いです。

なおPCに残っていた古いデータなので、最近の情報まではフォローしていません。


=================================

1988年12月4日

 福岡県飯塚市 潤野小学校1年、松野愛子(7歳)失踪 (予行演習?)

1992年2月20日

 福岡県飯塚市 小一2女児殺害事件

 死体発見は甘木市野鳥の国道322号わきの林(足すと7。狙ったのか?)
  
  中川藍  7年7月7日しか生きれなかった。(また名前がアイ)
  梅野裕莉 同じく7歳


● 時系列

88.12.04 潤野小の女子児童が行方不明に。現在に至るも消息不明。
92.02.20 潤野小の1年生女児2人が登校途中に行方不明に。
92.02.21 2人の女児の自宅から20km離れた甘木市(現在の朝倉市)の山中で遺体発見。
     福岡県警が殺人・死体遺棄事件として捜査を始める。
92.09.26 福岡県警はディーラーに売られていた容疑者の所有車を押収し、尿痕および血痕を
     発見する。
93.09.29 久間元死刑囚が県警捜査一課の捜査員2人に植木バサミで切りつけ、軽傷を負
     わせる。捜査員のうち1人は94年3月に自殺。
94.09.23 福岡県警が久間元死刑囚を死体遺棄容疑で逮捕。その後、殺人容疑でも再逮
     捕される。
99.09.29 福岡地裁が久間元死刑囚に死刑判決。
01.10.10 2審・福岡高裁も死刑判決。
06.09.08 最高裁が久間元死刑囚側の上告を棄却。
08.10.28 死刑執行。
09.10.28 久間元死刑囚の妻が再審請求。


● 概要


足利事件発生から約2年後の1992(平成4)年2月20日の朝、福岡県飯塚市の市立潤野(うるの)小学校1年生の(共に当時7歳)の2人が登校途中で行方不明になった。飯塚署員や学校の教師らがため池や山林など付近一帯を捜索。立て看板やポスター、チラシを使い市民に情報提供を呼びかけるなどしたが、手がかりは得られなかったが、翌21日の夕方、福岡県甘木市(現・朝倉市)野鳥の国道322号(通称八丁峠)第5カーブわきの山林で2人は遺体で発見された。首を絞められ、顔には殴打された跡もあり付近には血痕が残されていた。

この事件から4年前の1988(昭和63)年12月4日午前7時30分頃、飯塚市明星寺の小学校1年生の愛子ちゃん(当時7歳)が、町内の廃品回収作業の手伝いを終えて公園で友達と遊んだ後行方不明となる事件が発生していた。警察は、すでに午前10時頃に久間の自宅で遊んでいるのを近所の人が目撃したとの証言から、1人の男を注目していた。それが、久間三千年(くまみちとし)であった(しかし、この事件に関しては、決定的な証拠を得ることができず事件は迷宮入りとなった)。


小学校1年生の女児であること、その他の類似点から、久間が捜査線上に浮上した。警察は、当時、久間が乗っていた紺色のワンボックスカー(ワゴン車)と同じ、「紺色のワンボックスカーを遺体遺棄現場で見た」との目撃情報を得たのである。

この事件では犯人を特定するために必要な遺留品が乏しかった。1992年2月25日、捜査に当たっていた福岡県警察は被疑者としてK(当時54歳)の自宅を訪問し、事件当日のアリバイについて事情聴取をおこなった。久間の実名と顔写真を所持しての自宅近辺での聞き込み、張り込みが連日続けられた。しだいに地域でも同容疑者に「不審」の目が向けられ、周囲の人たちからも「犯人は久間さん」などと言われはじめる。容疑者は団地の町内会長も務めたこともあり、街灯設置など地域の防犯活動にも積極的に取り組んでいた。逮捕当時、母親も含めた4人暮らしであった。

1992年9月26日、福岡県警は中古車ディーラーに売られていたKの所有車を押収する。久間はワンボックスカーを北九州市内の中古車ディーラーに売った際、車内を念入りに清掃していた。捜査本部はその後、ディーラーから車を押収、解体して車内をくまなく捜索したが、ごみ類はほとんどなく、毛髪なども発見されなかった。しかし車内から被害女児と同じ血液型の微量の血痕、そして尿痕が見つかる。久間は93年10月、新聞社の取材に対し、「車内に被害者の毛髪でも置かれて(警察に)工作されるのを防ぐために、強力な掃除機で掃除した」と話していた。

1993年9月29日、年飯塚市明星寺の路上で捜査員2人にせんてい用のハサミで切りつけ、2人の手に5〜10日間のけがをさせたとして、久間が傷害、暴行の疑いで飯塚署に緊急逮捕される。捜査本部は女児殺害事件とは切り離して捜査。同容疑者は同年10月10日に釈放され、罰金10万円の略式命令を受けた。被害にあった捜査員の一人は、半年後の94年3月に自殺している。


1994年9月23日、死体遺棄容疑で逮捕。10月14日、誘拐、殺人で再逮捕。

1995年2月9日、福岡県警捜査1課と飯塚署は、午前10時すぎから、捜査員約80人を動員して、愛子ちゃん失踪事件から6年ぶりに自宅近くの山林の再捜索を始め、捜査開始から25分後に、自宅から南西に約1キロ離れた雑木林の林道わきの林道から約10メートル入った斜面のごみの投棄場所(一帯は、車でごみを捨てにくる人が時々おり、「ここにごみを捨てるべからず」と書かれた板が木にくくりつけられている)の雑草の間から、愛子ちゃんの赤い色のジャンパーと赤いしま模様のトレーナーを見つける。だが、。愛子ちゃんの自宅近くの山林から、ごく短時間での発見に「うまく行き当たった」と県警はいうが、あまりの手際よさに、捜索に加わった地元の消防団員からはいぶかる声も出たほどであった。また、作業員らは「なぜ、今までここを捜してないのか」と不思議がった。愛子ちゃんの衣服はジャンパーとトレーナーは数メートル離れて見つかり、あまり傷んでいなかった。林道は車が1台やっと通るくらいの道幅。あまり人が通らず、小学1年生の女児が、足を踏み入れるような場所ではなかった。周辺の山林では愛子ちゃんが行方不明になった時に何度も大がかりな捜索が続けられた。

午後5時50分過ぎ、飯塚署で記者会見した永留慶造署長は「当時は事件に巻き込まれたのかどうか分からなかった。自宅周辺のため池や側溝などは徹底的に調べたが、少し捜索が足りなかったかもしれない」と語った。さらに、同月18日、同署長は「やるべきことは十分手を尽くしたが、手掛かりは見つからなかった。新たな情報がない限り、捜索再開はない」と話した。


1995年2月20日、初公判。
この事件では、Kから犯行の自白がなかったばかりか、指紋といった証拠がなく、状況証拠の積み重ねが公判の対象となった。検察は、久間被告と特定した経緯について、「(1)女児の遺体など五カ所にあった血痕の血液型、DNA型が同被告と一致した(2)女児の着衣に付着した繊維でワゴン車を絞り込んだところ、血液型、DNA鑑定とともに一致する所有者は久間被告しかいなかった」などと述べた。

1999年9月29日、犯行を裏付ける直接証拠がなく、一貫して無罪を主張していた久間被告に対して、1審・福岡地裁(陶山博生裁判長)は、「被告人と犯行との結びつきを証明する直接証拠は存在しない」「やや証明力が弱い」と指摘しつつも、「鑑定の信用性」を認定、女児の服に付いていた繊維が被告の車のシートの繊維と一致したなどの状況証拠などを総合的に判断すれば、被告が犯人であることは合理的な疑いを超えて認定できる」「極めて冷酷残忍な犯行で、遺族が極刑を望むのも当然だ」と述べ、久間三千年被告(当時61)に求刑通り死刑の判決を下した。

判決要旨

1.鑑定の信用性

「被告のDNA型と一致するとみることができるが、犯人が一人だとまではいえず、やや証明力が弱いと言わざるをえない」と述べうえで、検察側の女児の体などから採取された血痕のDNA型が久間被告と一致するとした2種類の科警研鑑定を立証の柱としたうち1種類について「基本的原理が科学的に妥当であり、証拠能力は肯定できる」とした。「被告と一致するDNA型は検出されなかった」とした帝京大鑑定については、「科警研の鑑定で資料を使い尽くし、犯人のDNAが存在していなかった可能性もある」などとして退けた。

2.状況証拠を総合評価

「本件の状況証拠は、どれを検討しても単独では被告を犯人と断定することはできないが、すべてを総合評価する必要がある」との立場から、さまざまな状況証拠を検討した結果、「(1)女児2人の失跡場所や遺体発見現場などで目撃されたワゴン車と類似した車を被告が使っていた(2)女児の衣服に付着していた繊維片は被告の車のシートの繊維である可能性が高い(3)被告のワゴン車内で採取された血痕の血液型が女児の一人と一致する(4)被告にはアリバイが成立しない」などと指摘したうえで、「被告が犯人だ」と認定。


2006年9月8日、死刑が確定。2年後の08年10月28日、事件から約16年半、無実を叫ぶ久間に対して、麻生太郎内閣の森英介法相の命令により、福岡拘置所で死刑が執行された。享年70歳。

2009年10月28日、久間元死刑囚の妻が再審請求。


● 国家公安委員長も困惑

中井洽(ひろし)国家公安委員長は09年11月5日、久間三千年元死刑囚=当時(70)=の刑が08年10月に執行されたことに絡み、再審で事件が見直された可能性もあったとの考えを示し、執行を「残念」と述べた。国家公安委員長が執行された死刑に疑念を呈するのは異例。

同日の国家公安委員会終了後の記者会見で、久間元死刑囚の遺族が「有罪証拠とされたDNA鑑定は誤り」として再審請求したことについて考えを聞かれ、答えた。「捜査や裁判の経緯を尋ねてみたい」とも話した。中井氏は、久間元死刑囚への執行が過去には避けられていた国会開会中だったと指摘。開会中の執行を回避していれば「(足利事件で無罪が確実になった)菅家(利和)さんの事件のような可能性もあったんじゃないか」と述べた。
(09年11月05日付『産経新聞』)


● 鈴木宗男議員による決算行政監視委員会での質問

 もう時間がありませんから、大臣、飯塚事件、久間さん、この方も同じケースですね、DNA鑑定も。そして、これは死後再審すると弁護団は言っていますよ。可能性として、菅家さんと同じ結論が出る可能性はあると私は思いますよ。

 ところが、法務大臣はもう死刑の決裁をしてしまって、久間さんは去年亡くなってしまったですよ。少なくとも、本人は一審から一貫して無罪と言っている、しかも再審請求をしている。そういうとき、死刑の決裁をするのは、人の命にかかわる問題として極めて、もっと時間をかけるなり幅を持っていいと私は思うんですよ。

 今回の菅家さんだって、もし死刑判決が出ていて死刑執行されたらどうしますか、皆さん。しかも、飯塚事件の久間さんは、死刑執行、百一人中六十何番目じゃなかったかな、ランクは低いんですよ。先駆けて死刑執行されているんですよ。それも森大臣は粛々とと言っている。事務方から上がってきたものに決裁している。法務大臣、この飯塚の件についても、判決順位というのは百人中六十一番目ですか、先の人を飛び越えている。しかも、今回のケースとやはり同じ手法なんですね、このDNAのやり方も。また同じく、別の民間の医学部の先生方の判定では一致していないんですよ。ですから再審請求をすると言っていますね。

http://www.muneo.gr.jp/html/diary200906.html

鈴木議員の「判決順位(死刑順位)」について。
法務省は「そういったものは存在しない」と反論している。


● 疑問点


【死体遺棄】

久間さんは四年前の「愛子ちゃん失踪事件」でも重大な嫌疑をかけられ、そのために本事件でも真っ先に疑われることとなった。にもかかわらず、被害者二名と遺品をすぐに見つかるような国道わきに遺棄したのは不可解。

【目撃証言】

山中の曲がりくねった道を一瞬通過しただけで、止まっていた車の色やタイプだけでなく,ガラスにプライバシーフィルムが貼ってあった、後輪がダブルタイヤであった、そこにいた人物の服装までこと細かく証言されている。(しかも事件後17日の証言)※検証した大学教授が同様の状況で45人に質問したところ同じように回答できた者はいなかった。

【血液型】

福岡科警研では「B型かAB型」と判定。科警研は「A型の反応が弱かったのでおそらくB型」→検察・判決は久間さんのB型で認定
※法医学者「強弱を判定材料に含めてはいけない」

【DNA鑑定】

当時、使用されていた「MCT118型検査法」は人の目による識別であり「足利事件」と同じ検査方法だった。
また犯人のものとされる残留血液は使い切られて残っていない。
 ※捜査規則186条に違反。
 ※法医学者「再検証できない材料での鑑定結果は証拠として信用度が1段,2段落ちる」

・試料を使い切ってしまったという科警研職員の証言
 「結果を出すことが一番だった」
 当時はDNA捜査の実用化へ各国が競争しているような状況,警察庁と科警研も新規予算獲得へ動いており,足利事件やこの飯塚事件で華々しい成果を挙げることで世の中へのアピールに利用したと見る向きも。

【死刑執行のタイミング】

確定から執行までは平均7年。久間元死刑囚の場合,否認しているのに2年で執行。
・再審請求の直前に執行
・足利事件DNA再鑑定決定の2週間後に執行。これについて弁護士は「まさかと思うが、国は再審請求させないために死刑を執行したのではないかと考えることもある」と述べた。
・森英介法務相就任わずか1か月に執行

【動機】

一審判決では動機について、小学1年生の女の子2人に対し、久間さんが「性倒錯的行動」に走った理由を、次のように説明している。

『被告人は、平成三年一○月ころから、糖尿病による亀頭包皮炎のため、妻との性交渉が思い通りに行えない欲求不満を持っていた可能性が高く、そのような状況で、情性の欠如した被告人が性倒錯的行動をとる可能性は十分考えられる(「判例タイムズ」294ページ)』

しかし久間さんが小児性愛者であるという証拠はまったく発見されていない。小児性愛者でもない男性が、妻との性交が思うようにいかないだけで、小学一年生の女の子二人に襲いかかるだろうか?


【参考】

http://tamutamu2011.kuronowish.com/iidukajikenn.htm
http://ameblo.jp/sinsenji/entry-11225008960.html
 

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