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民主党離党の同志のことよりも、自民党谷垣氏に「同志性を感じていた」という人間性。
作成日時 : 2012/09/12 :(かっちの言い分)
マスコミの中で、はっきり自身の考えを明らかにして社説の論説を書いている人物は、東京新聞・中日新聞論説副主幹である長谷川幸洋氏である。東京新聞が最もまともな日本のジャーナリズムを代表している。長谷川氏の話には、非常に共感を覚える。東京新聞が最も明確に脱原発を主張している。読売新聞とは両極である。
長谷川氏のツイートを見ていると、政治の動きを長谷川氏から見た視点で理解出来る。
長谷川幸洋 @hasegawa24
自民党が野田案に反対で選挙に臨めば、衆院で反対が過半数になる可能性がある。参院でも過半数をとれるだろう。そうすれば衆参両院で否決できる。鍵は自民党の姿勢。つまり次の総裁候補がどう考えるか。野田案でOKという候補は野田政権の再稼働プロセスもOKという立場ではないか。
野田総理は谷垣総裁がいなくなるので、解散・総選挙を急がねばならない理由があらかた消えた。解散は来年以降に先送りの可能性が濃厚。すると人事案の国会同意採決は秋の臨時国会がヤマ場になる。結局、民主党内の反対派がどれだけ頑張れるかが鍵。来年以降に持ち越しになれば否決の可能性も出てくる。
野田総理は本年度補正と来年度予算案の編成、それに12月の訪露希望を表明した。加えて谷垣総裁が消える。党内は大半が早期解散反対。これだけ材料がそろって、まだ10月解散があるとみるか。私はないとみる。週刊ポストの連載で書いたとおり。
わずかな可能性は次の自民党総裁が自公民連立に前向きな姿勢を示して、もう一度、野田とサシの会談(特例公債法案成立との引き換えの解散密約)をする。その後で動きがあるかもしれない。
財務省は「財務省証券を発行しない」と言っている。それで困るのは自民か野田政権か。野田政権に決まっている。特例公債法案先送りの期限が決まってしまうから。「財務省は政権延命の手伝いはしませんよ」「いやなら自民と特例成立・解散の取引をまとめなさい」という話。つまり財務省の倒閣運動だな。
上記では、自民党の谷垣氏が総裁選から降りたことから、野田氏の10月解散はないと予想している。ただ、次期総裁が誰になるかで大きく変わることを指摘している。民主党は特例公債発行の法案が出来なくても、財務省のお墨付きである「財務省証券」を出せばいいとほざいていたが、財務省は発行しないと言い、これは倒閣運動だと指摘する。少なくとも谷垣氏を騙した野田首相には、自民党の反発は強くなるのは当然である。
以下の記事を読むと、野田首相の命を助けた谷垣氏には「すまない」という感情がよく分かる。
自民・谷垣氏に「同志性感じてた…残念」 野田首相
「心の奥底における同志性はものすごく感じていた。残念な気持ちがあることは間違いない」。野田佳彦首相は12日、日本記者クラブ主催の民主党代表選の公開討論会で自民党の谷垣禎一総裁をこう評し、総裁選出馬断念を惜しんだ。出馬断念の報を聞いたときは「涙を流してはいないが、大変衝撃を受けた」という。
谷垣氏を同志と呼び、同じ仲間の小沢氏を逆に追い出した。谷垣氏の出馬断念に「涙を流しそうになった」というが、同志の仲間を追い出すようにしながら「涙しそうになった」などとは金輪際言えないものではないか。野田首相は元々は自民党の体質を持っており、民主党の同志よりは自民党にシンパシーを感じるのだろう。
財務省が、「財務省証券」を発行しないとなると、菅元首相が特例公債法案と引換に退陣したように、どこかで政局がまた動く。野田首相の命運は自民党次第となる。生活にとっては、野田首相と自民党でうだうだ駆け引きをやっていてくれた方がいい。その時間に組織の立ちあげ、後援会等の整備、新人候補者の準備と、活動を開始しなければならない。
我が家に小沢氏を通してサポーターになった代表選の投票ハガキが来た。そのハガキには、今後民主党の党員・サポーターを継続するつもりのない人は投票しないでくれと書かれている。このあたりの書き方が如何にも民主党らしい。
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山岡賢次代表代行 ラジオ出演(14日(金)23時・ラジオ日本)のお知らせ
9月14日(金)23時より、ラジオ日本に山岡賢次代表代行が出演します。
詳しい番組内容は下記の通りとなります。
■ 出 演 日 時
9月14日(金)23時00分〜23時30分
■ 出 演 先
ラジオ日本
■ 番 組 名
清水勝利のこれでいいのかニッポン!!
■ 出 演 者
山岡賢次 国民の生活が第一 代表代行
■ 番 組 内 容
毎回、政財界のキーパーソンを招き、これからの政治を徹底討論する
真剣勝負の30分番組。今週から2週間に渡り、山岡代表代行が出演。
今週は「新党立ち上げについて」を中心に徹底討論
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元記事リンク:http://31634308.at.webry.info/201209/article_12.html
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