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橋下”大阪維新の会”の終わりの始まり
2012/07/17(火) :{稗史(はいし)倭人伝}
”国民の生活が第一”がスタートしたことによってもっとも打撃を受けるのが”大阪維新の会”であろう。
民主・自民・公明の三党翼賛体制に反対する勢力の唯一の受け皿だったのが”維新の会”であった。
”維新の会”は民主・自民・公明の唯一の敵としての存在感を誇示できた。
しかしそこに”国民の生活が第一”という競争相手ができてしまった。
今まで何を言っても目をつぶってもらえたのがそうではなくなってしまったのである。
今度は比較される相手ができてしまったのである。
橋下市長、急に「野田首相すごい」…連携視野?
(YOMIURI ONLINE 2012年7月11日)
地域政党・大阪維新の会代表の橋下徹大阪市長は10日、市役所で記者団に対し、野田首相について、「民主党の支持率は急回復すると思う。野田首相はすごい。集団的自衛権についてこれから議論し、TPP(環太平洋経済連携協定)に参加表明するとか、当初言っていたことを着実に進め、確実に『決める政治』をしている」と高く評価した。
さらに、「野田首相の考えに近い民主、自民(の議員)が集まると、ものすごく力強い政権運営になる」とも述べた。
橋下は自ら墓穴を掘ってしまった。
橋下の支持層と小沢一郎の支持層とでは天と地ほどの差がある。
橋下は口うるさい小沢支持層を敵に回してしまった。
まだ多くの人は発言の真意について半信半疑の状態である。
しかし、橋下は野田と一緒である。
平気で嘘をつく。
”2万%選挙には出ない”と言って立候補した。
一度、大嘘を通して味をしめている。
何度でも嘘をつく。
橋下が嘘をついてもだれも驚かなくなっている。
原発再稼働も橋下にはどっちでもいいのだ。
橋下市長、小沢新党との連携「TPP軸に判断」
(YOMIURI ONLINE 2012年7月11日)
地域政党・大阪維新の会代表の橋下徹大阪市長は11日、「国民の生活が第一」との連携について、「維新の会はTPP(環太平洋経済連携協定)に賛成だ。TPPをどうするかが(判断の)軸になってくる」と述べた。
反・原発の旗は簡単に降ろしてしまった。
消費税賛成とも言いにくい。
消費税反対と言っても”国民の生活が第一”の二番煎じに成ってしまう。
消費税では存在感を出せないのだ。
せいぜい、消費税の地方税化ぐらいしか言えない。
しかし、旗は立てておかなければならない。
苦し紛れに立てたのがTPPである。
だが、最近の反原発デモの盛り上がりを見れば、いかにも焦点がずれている。
橋下維新の会が存在感を示すためには、”国民の生活が第一”との連携が必要なのだが、小沢一郎は自分の方からは頭を下げない。
橋下は小沢が頭を下げてお願いに来てくれることを心待ちにしている。
気を引くために野田に擦り寄ってみたのだが……。
”橋下・維新政治塾”などと派手にぶちあげたが、ろくな人間は集まってきていないだろう。
政治塾の失敗は松下政経塾で国民はみんな知っている。
小沢一郎のように年数をかけて育てることはできそうにない。
原発容認・野田絶賛・TPP推進は揺れる橋下を如実に表している。
橋下の勢いもこれまでである。
元記事リンク:http://yamame30.blog103.fc2.com/blog-entry-324.html
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