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先見えぬ原子力規制庁設置、当初4月1日発足が。。
2012.05.07 :(まるこ姫の独り言)
民主党も政権党とは到底思えないが、野党も野党で協力姿勢がまるで見えない。
与党も野党も、自分達のメンツやプライドだけが先行して、国民生活など眼中にないのか、当初4月1日発足と言っていた原子力規制庁発足が、いまだに先が見えないと言う。
>先見えぬ原子力規制庁設置…「大飯以外」停滞も
読売新聞 5月7日(月)10時18分配信
>対案をまとめた自民、公明両党と、民主党との修正協議の行方が焦点になるが、両案は内容面で隔たりが大きく、合意に至るのは容易ではないとみられている。新しい原子力規制機関が発足しなければ、大飯原子力発電所3、4号機(福井県)以外の再稼働手続きは滞り、電力供給面などで深刻な影響が予想される。
>細野原発相は5日、訪問先の中国・広州で記者団に「大飯以外の原発(の再稼働)は、新しい規制機関の枠組みで厳格にやっていくべきだ」と述べた。
しかし不思議なのは、大飯原発以外は新体制でというが、大飯原発の新安全基準を、福島原発事故の最たる加害者である保安院が作り、その安全基準なるものも事故が起きる前の基準を踏襲したものを、大飯原発だけに適応すると言う。
今、これだけ大飯原発に対して批判的な声が大きいのは、保安院が作った新安全基準が、本当に安全なのか、信用できるものかとほとんどの人が懐疑的になっている事に尽きる。
どうせ原子力規制庁が当初考えていたように4月1日から設置できないとなれば、この大飯原発も拙速に再稼働ありきで政府が押し切るよりも、少しは日本国民に安心を与えられるし政府への不信感も和らぐのではないかと、考えられる。
なんで大飯原発だけ別格なのか、まるでわからない。
あわてればあわてるほど、安全対策がおざなりになるのは誰だってわかる事で、信頼される政府という観点が皆無の現政権。
>「新たな規制機関の設置」は政府が昨年9月、国際原子力機関(IAEA)に提出した報告書に記された「国際公約」で、保安院幹部は「海外から批判が強まっている」と懸念を隠さない。
民主党政権は、菅前首相もそうだがまずはじめに国民的コンセンサスを得ることなく、“国際公約を”を先行させる。
外圧からしか、この国を変えることができないと考えているのも国民を信用していないように感じるし、ひいては国民をないがしろにしているからこそできることだと思ったりもする。
そして、“海外から批判が強まっている”となぜ、保安院に言われなければいけないのだ。
福島原発の元凶の保安院に、海外云々と懸念などされたくない。
“海外からの批判”など気にする必要はない。
自国民がこれからの自国をどのような国にするか、福島事故を教訓としてどのように新しい国に作り変えるのかが、重大な問題ではないのか。
しかし民主党政権になって、会議は山のように開くが、議事録も取らず、決定も異常に遅く、何事も前に進まない。
権力者は自分が権力の座にいることで大満足だろうが、一番被害をこうむるのは一般国民だと言う事を忘れてもらっては困る。
元記事リンク:http://jxd12569and.cocolog-nifty.com/raihu/2012/05/post-72c0.html
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