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(回答先: Re: てて 投稿者 赤かぶ 日時 2012 年 4 月 25 日 20:32:04)
小沢氏裁判、極秘資料が語る"対立"
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye5013166.html
民主党の小沢一郎元代表への判決は26日に迫りました。小沢氏が政治資金規正法違反の罪に問われた今回の裁判、もともとは東京地検特捜部が捜査して秘書3人を逮捕、小沢氏本人の刑事責任を追及しようとしましたが、証拠を得られず、起訴を断念しました。しかし、今度は検察審査会が、特捜部が不起訴にしたのはおかしいとして強制的に起訴したことから裁判になりました。
JNNでは、同じ検察組織が作成した2つの相反する内容の極秘の捜査資料を入手しました。1つは「共謀の立証は困難」と、小沢氏の関与を否定する内容、そして、もう一方には「小沢氏の供述はウソだ」と、逆に小沢氏の関与を強く臭わせる内容が記されていました。この2つの資料を通じて、小沢氏の処分をめぐる検察内部の激しい対立が浮かび上がってきました。
「小沢の共謀を疑問の余地がない程度にまで立証することは困難。本件は嫌疑不十分に帰する」
2010年2月4日付けで作成された「不起訴裁定書」と呼ばれる検察の内部資料。検察が小沢氏を「不起訴」と判断した理由が記されています。
威信をかけた捜査の末、元秘書3人の逮捕に踏み切ったものの、小沢氏本人の立件は断念した検察。
「小沢が本件犯行に能動的に関与した証拠は得られず」(不起訴裁定書)
しかし、現場の思いは違っていました。当時、捜査にかかわり小沢氏を起訴するよう上層部に直訴した元検事は今も悔しさをにじませます。
「十中八九、有罪にできる、ではダメだと。100%有罪にできないなら起訴するなという幹部がいた。これにはあきれた」(元検察幹部)
「翌年の収支報告書に虚偽記入をしたことを知っていたはずであり、小沢供述は虚偽である」
小沢氏の起訴に積極的だった「捜査現場」にいた特捜部の主任検事が作成した「捜査報告書」です。
「小沢供述は虚偽である。不自然・不合理である」(捜査報告書)
「不起訴裁定書」とは対照的に小沢氏の事件への関与を強く臭わせる記述が随所に読み取れます。1つの事件をめぐって同じ検察組織が作成した2つの相反する内部文書。これらの資料はいずれも検察審査会に提出され、最終的に小沢氏は審査会の議決によって起訴されました。
「2つの資料の内容に“ギャップ”がある。(捜査報告書は)慣れていない人が見ると、小沢さんの関与が認められて起訴できると思ってしまうもの」(元東京地検特捜部副部長 若狭勝 弁護士)
「いろんな制度を利用して小沢氏を何とか法廷で被告人の席に座らせようという意図が見えてきた」(裁判を傍聴してきたジャーナリスト 江川紹子氏)
「上層部」と「捜査現場」という検察内部でも意見が対立した末、最終的に法廷で判断が下されることになった今回の裁判。注目の判決は26日言い渡されます。(25日16:02)
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