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汚染水、また配管から漏れ12トン海に流出
2012.04.05 :(まるこ姫の独り言)
東京電力の発表をどこまで信じて良いのか分からないが、また汚染水が漏れ出した。
>汚染水、また配管から漏れ=12トン、海に流出の恐れ―作業員対処中に増加―東電
時事通信 4月5日(木)9時11分配信
>福島第1原発の汚染水処理システムのうち、放射性セシウムなどを減らす淡水化装置を通った後の塩廃水が配管から漏れたと発表した。漏れた水の量は推定約12トン、ストロンチウム90などベータ線を出す放射性物質を多く含んでいるとみられる。一部は排水溝に流れ込んでいることから
3月26日の発表では、“約120トンの汚染水が漏れ出し、約80リットルが側溝を通じて海に流出したとみられる”とあるが、今度は、前に発表したようなたったの80リットルではなく、12トンの汚染水というから、これはすごい。
前の80リットルも、相当眉唾の発表だと思っていたが、今度は公式発表が12トン。
という事は、これ以下では絶対にあり得ない、この数字以上の汚染水が海水に漏れ出しているのだろう。
この汚染水漏れは、先月発表した時と同じ配管というから、どうも、先月に発表した分は、たったの18リットルでもなく、漏れが止まった訳でもなく、引き続き漏れ続けていたのだろうと、推測できる。
これ以上隠し様が無いから発表しただけで、東電の発表は何からなにまで信じられない。
3月26日に発表があった時点で、配管のつなぎ目が外れていた訳で、本来ならその時、強固な配管に交換していると思っていたが、いつも出てくる東電の広報担当の松本氏は“つなぎ目が強固なタイプの配管に交換を進めている”と語っている。
ただの汚染水ならいいざ知らず、放射性物質が混ざっている汚染水という認識があるのだろうか。
放射性物質としての対応が、あまりに遅すぎるのではないか?
そして、雑草が突き刺さったくらいで壊れる配管を使用していた東電側は、危険な放射性物質を扱っていると言う認識が本当にあったのだろうか?いつもこの疑問は付きまとう。
千葉産や、茨城産、宮城産のタケノコ、シイタケなどからも、高濃度の放射能セシウムが検出された報道がされた。
これだけ、小出氏にしてもどんどん汚染水が海水に漏れ出している現状を考えると、東北沖の海産物もあまり安心できない現状にあるのかもしれない。
ましてや、風評という得体のしれない被害を入れれば、野田首相が去年の12月に収束宣言発表が、まだ時期尚早だったという事が良くわかる。
これから、ますます色んな被害が報告されるだろう。
そう思うと、東電のしでかした事故は、万死に値すると言っても過言ではないだろうし、まだ事故原因のはっきりした究明がなされていないままの、他の原発再稼働はいかにも無謀で無責任に感じる。
元記事リンク:http://jxd12569and.cocolog-nifty.com/raihu/2012/04/12-f149.html
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