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東京新聞に「民主党≒AIJ」と書かれた民主党は、小沢氏が言う通り原点に戻れ!
作成日時 : 2012/04/03 21:59 :(かっちの言い分)
AIJの浅川社長が、衆議院予算委員会に次いで参議院予算委員会でも参考人として出席した。委員から「だまそうとしたのか」と詰問されたが、まるで蛙の面に小便の如く 「だまそうと思ったことは一切ない」とつらっと顔色一つ変えずに平然と答えていた。
普通、老後の年金として預けたなけなしのお金を90%以上無くしたら、申し訳なくて憔悴した顔をしているものであるが、憔悴しているわけでもなく平気の平左なのである。これくらいの感覚だから、こんな大それたことが出来るのだと思った。自分たちのお金だけは、老後のため贅沢三昧が出来るくらい、どこかにこっそりとため込んでいるのであろう。
こんな世の中になったのは、いつからだろう。この風潮は、民主党の菅政権、野田政権になってからではないかと思う。特に菅政権になってから、増税を争点で戦って参院選に負けて、その選挙でも原発事故責任でも誰も責任を取らず、つらっとして重要閣僚をたらい回し。政府自体が無責任の率先垂範を行ったことから、モラルハザードが起こってきたのではないかと考えている。
そんなAIJ浅川社長を見ていたら、最近マスコミの中で真っ当な報道をしている東京新聞の以下の記事が目を引いた。タイトルが「民主党≒AIJ」という、民主党はAIJとほぼ同じというもので、大手マスコミがここまで書くのは珍しい。
民主党≒AIJ
2012年4月2日 (東京新聞)
野田内閣が消費税率引き上げ法案を閣議決定した。有権者が民主党に政権を託した二〇〇九年衆院選のマニフェストのどこにも、消費税率を引き上げるとは書いていない。明らかに「国民との契約」違反だ。
付言すれば、菅直人前首相が消費税増税を掲げて戦った一〇年参院選で民主党は惨敗している。国民の支持が得られなかった政策を臆面もなく再び持ち出すとは、民主党も神経がずぶとくなったものだ。それが政権与党らしさだとしたら、あまりにも悲しい。
国民に約束したことをやらない、約束していないことをやる。政権与党がそんなことを繰り返すから、政治が信頼を失うのだろう。
そんな民主党とAIJ投資顧問が重なって見えるのは私だけだろうか。
AIJの社長は自ら指示した虚偽の高利回りで企業年金の資金運用を勧誘し、それを信じた年金基金は貴重な資金を託す。もちろん高利回りは虚偽だから資金は目減りするばかりか、ほとんどが返ってこない。そして社長は国会でこう言い放つ。「最初からだます気は全くありません」と。
民主党も最初から国民をだますつもりはなかったのだろうが、政治は結果責任だ。今になって増税理由をいくら言い繕っても、契約破りの事実は消えない。
国会ではその民主党議員がAIJの社長を詰問していた。これは悲劇、いや、もはや喜劇である。
(豊田 洋一)
上記を読んで、どのように感じただろうか?豊田記者はよくぞ書いてくれたし、それを掲載したトップもエライ。
今日は、AIJ浅川社長に「だまそうとしたのか?」と詰問していたのが、正に襟巻蓮舫氏であった。蓮舫も仕分けで売り出したが、全くのパンダであった。結局やったことは、かえって不要な役所、独立法人に存続のお墨付きを与えたようなものであった。蓮舫がいくら「だまそうとしたのか?」と聞いても、以下の文が、小沢氏が原点に戻れと声を大きくしている今の民主党の本質を現している。
『社長は国会でこう言い放つ。「最初からだます気は全くありません」と。民主党も最初から国民をだますつもりはなかったのだろうが、政治は結果責任だ。今になって増税理由をいくら言い繕っても、契約破りの事実は消えない。 国会ではその民主党議員がAIJの社長を詰問していた。これは悲劇、いや、もはや喜劇である。』
元記事リンク:http://31634308.at.webry.info/201204/article_3.html
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