米国務長官　アサド政権に警告（The Voice of Russia）

1.04.2012, 16:18
米国務長官　アサド政権に警告

米国のヒラリー・クリントン国務長官は1日、シリア政府に対して、民間人への軍事行動を停止し、そうでなければ、「深刻な結果に行き当たるだろう」との警告を表明した。

ロイター通信が伝えたところによれば、クリントン国務長官は1日、イスタンブールの第二回「シリアの友人」会議に出席し、シリア政府への警告を表明したほか、シリアの反対派勢力に対しても、政治的な和解プランを示すよう求めた。

クリントン長官によれば、シリアの反対派勢力に対して、通信機器が提供されるという。またクリントン長官は、シリア政府がコフィ・アナン特使の仲介案を守っていないと非難している。

アナン特使の仲介案は、シリア国内における武力行動の即時停止、政治対話の開始、政府軍の撤退、および人道支援物資の提供などを含んでいる。

「シリアの友人」会合は、外相レベルのもので、イスタンブールで行われている。会合には80以上の国と国際組織の代表らが参加しているが、国連安全保障理事会常任理事国であるロシアと中国は、参加を拒否している。

リアノーボスチ

サウジアラビア　シリア反政府勢力への武器供給を再び表明（The Voice of Russia）

1.04.2012, 11:43
サウジアラビア　シリア反政府勢力への武器供給を再び表明

　サウジアラビアは、シリアの反政府勢力に武器を供給する意向を再度表明した。

　サウジアラビアのファイサル外相は、同国のリヤドで米国のクリントン国務長官と会談し、シリア反政府勢力は武器なくして自らを防御することはできないため、反政府勢力への武器供給は「義務」であるとの考えを表した。 　

　サウジアラビアのアブドラ国王は３月初旬、ヨルダンのアブドラ２世国王に対し、経済支援と引き換えにシリア反政府勢力への武器供給をヨルダン経由で行うことについて合意を求めた。

　サウジアラビアの立場は、シリアでの流血の惨事を停止させ、紛争の当事者らによる対話を目標とする国連とアラブ連盟の決定に矛盾している。

　ロイター通信

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