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国民新党内のクーデター・・・下地・自見氏の間違い
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2012年3月31日 :(政経徒然草)
国民新党内のゴタゴタが話題になっている。
昨日も、亀井代表がテレビに出演して発言していたが、正に「正論」であった。
常識的に考えても「閣議決定」は無効だろう。
そもそも、亀井さんは、今でも代表だ。
これは一種のクーデターだが、一般の企業では主に取締役会で代表解任決議が出され、それにより代表が解任された場合を言う。
今回の場合、党代表解任決議が出されたわけでもなく、亀井さんが解任されたわけでもないので代表の亀井さんの発言はイコール国民新党代表としての発言となる。
亀井さんは国民新党代表として正式に「連立離脱」を首相に伝えるともに、以前より「国民新党として消費税増税法案の閣議決定には署名できない。」と明言している。且つ直接、首相に自見金融大臣に署名させるなら無所属で署名させてはどうかと助け舟まで出している。(つまり、国民新党の名前は使えませんよと釘をさした。無所属でないと整合性が取れなくなりますよと助言)
しかし、首相は、それを拒否し「無所属での署名は認めない」と亀井代表に直接、伝えている。
となると、一般的な見方で言えば「自見金融大臣が党の了承を得ず、党の名前を勝手に使い、閣議決定に署名した。」ということになる。
且つ「無所属での署名は認めない」という首相の発言があるので、どちらにおいても署名はできないということである。署名したとしても、当然それは「無効である」という論理は、正しい。
そもそも、連立を離脱すると亀井代表が野田首相に直接伝え、それを野田首相が認めたわけだから、自見金融大臣は辞職するのが筋である。でなければ国民新党を離党し無所属になって大臣の職務を務めるのが筋である。亀井代表の言っていることは筋が通っている。
ところが、野田首相は、これらを全て否定した。
普通に考えれば、この矛盾に気がつきそうなものだが、気がつかないところに政治家としての未熟さが表れている。その点、亀井さんは流石だ。
ところで、民主党内でも、小沢グループの集団辞任が取りざたされている。
民主党執行部、とりわけ輿石幹事長は難しい判断を迫られている。
野田首相周辺や執行部の一部は、甘い見通し(何時ものことだが、彼らは自分の都合のいいようにしか考えられない特性を持っている)を持っていたようだが、彼らは「小沢一郎」という人間を本当に理解していない。
小沢さんは一個人としては「人情に篤い人間」だが、こと政治に関しては「情に流されない政治家」である。政治家としての自分の信念は絶対に曲げない。
この点を見誤ると輿石幹事長も痛い目に遭うことになる。
マスコミの創ったイメージと実物の人間像がこれ程違う政治かも珍しい。(というか、他にいない)
投稿者コメント
綿貫さんはどの様に処理するのか、早期の結論を期待。
国民新党の組織
最高顧問 綿貫民輔
顧問 亀井久興
顧問 吉村剛太郎
顧問 長谷川憲正
顧問 中村慶一郎
(敬称略)
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