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増税病に憑りつかれた野田首相、谷垣総裁。既存政党は早く自滅せよ!
作成日時 : 2012/03/25 23:13 :(かっちの言い分)
野田首相が昨日改めて不退転の決意で増税すると講演会でぶち上げた。それに呼応して、中国から輿石幹事長が月末までにまとめたいと述べた。前原政調会長も、月末の閣議が最終となり、党内の議論も十分やったのでもう打ち切って結論を出したい。つまり増税することを決めると言っている。
これに対して、小沢氏を支持するグループは、景気弾力条項を付けることを要求している。しかし、安住大臣、藤井氏のような財務省をバックとする議員は絶対にそのような条件は付けてはだめだという。この理由は、財務省自身が知っている。つまり、増税したら確実に経済成長率が低下するからだ。だから、絶対に景気の条件を付けたくはないのだ。
増税反対グループは、決着を付けるときは多数決で決めろと言っているが、執行部の方は最も安全な「執行部一任」で切り抜けるであろう。これに対して増税反対派は、執行部が強行採決をしようとも、あくまで反対というスタンスを担保しておかなければならない。なぜなら、国会での採決のとき、今反対しておかなければ有効性がなくなるからである。
このような状態を見て、自民党自身が民主党の中のごたごた状態に焦り出してきている。谷垣総裁が、以下の記事のように民主党が増税を決めないと、民主党だけでなく、自民党も自滅していくので、小沢氏を切ってでも早く決めてくれと懇願している。
自民党の谷垣禎一総裁は25日、岐阜市での講演で、大阪維新の会による維新政治塾の開講にふれて「自民も民主も、やることをやらなければ選挙で負ける。野田佳彦首相が物事を決める道を放棄したら既成政党の自滅の道だ」と語った。自民、民主両党が消費増税に道筋をつけなければ、次期衆院選で維新の会が躍進するとの認識を示した。「解散してルールに基づいて物事を進めれば動く」とも述べ、野田首相が衆院を解散すれば消費増税法案に協力する考えを重ねて示した。
自民党がこれほど消費税を決めろと言うなら、民主党から懇願されている与野党協議に応じればいいのに何とも奇妙な言いぐさである。
「やることをやらない」と既成政党は自滅するという。「自民、民主両党が消費増税に道筋をつけなければ、次期衆院選で維新の会が躍進するとの認識を示した。」と書かれている。ここに書かれたことは、非常に意味深で、現状の既成政党の本質が隠されている。
何気なく聞けば意味がわからないだろう。増税に道筋を付けなければ、維新の会が躍進するというが、まるで禅問答である。この言葉の深層心理を考えるのに、「増税=現状」の政治体制と考えると辻褄が合う。
増税して今の政治体制を維持しなければ、小沢氏、維新の会が言うように、増税の前に政治体制を変革しろということになる。増税をして、今の政治体制を維持したい勢力には大いなる脅威となる。それを自民党の谷垣総裁が、知ってか知らぬかわからないが、そういう言い方になったと思われる。
増税を決めねば「既成政党は自滅の道」というなら、小沢氏のグループはやはり胸を張って増税阻止を行ってほしい。
なぜなら、民主党に政権交代させた国民は、今の歌の忘れた既成政党でる民主党に何も望んでいない。むしろ「早く自滅しろ」と言いたい。
元記事リンク:http://31634308.at.webry.info/201203/article_25.html
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