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この国は恐ろしいほどのシロアリ天国だった
2012.03.07 :(まるこ姫の独り言)
この国は、シロアリだらけだった。
最近は、今までのシステムが行き詰っているのか、色んなところで思いもよらぬことが起こっている。
AIJの年金資産2000億円消失事件は、社保庁OBの天下り先になっていたし、そして監督をする金融庁の監督のずさんさは。
AIJ問題が起きてから、金融庁は、投資一任業務を行う金融取引業者265社に対し、一斉調査に乗り出したが、その前にはほとんどの社に対して、何も調査はしてこなかった。
毎年、何らかの調査をしていたら、こんなに被害は甚大にならなかった
事件が発覚してからでは、時すでに遅しという事だ。
何のための監督官庁かということだ。
もっとも、最近になって、重要な会議でも議事録がないなんて日常茶飯事になってしまったことからも分かるように、役所の体質がどんどん、劣化しているのだろう。
そのAIJにも、社会保険庁のOBが深く関与していると言う事で、根はものすごく深い。
今、政府は、改革をアピールするためにか、新規採用を制限するとしているが、新規採用の削減も必要だろうが、今いる高給取りをなんとかした方が、効果的なのではなかろうか。
天下りは、最たるものだ。
ありとあらゆる業種で、天下りが行われている。
今まで、見えてこなかっただけで、まさにシロアリ天国だった。
東電も、原発事故で大幅に収益悪化とい言う事で、電気料金値上げを発表したが、東電に群がる子会社の数は、尋常ではない。
社宅から福利厚生に至るまで、すべてその子会社に託され、天下りの人数は半端ではなく、すべての料金が電気料金に転嫁されている。
東電は、企業向け17パーセントの値上げを言い、東京都や多数の事業者の大反発により、この数字が少し変わるそうだ。
だとしたら、初めの17パーセントは何を基準にしているのか、全く分からなくなる。
原料が上がっただの、言い訳にしているが、それにしてもあれだけ社員、役員に対して、優遇、厚遇、してそれが、電気代に転嫁されていたかと思うと、東電も、シロアリ企業だ。
驚くことに、未だに東電は半数の子会社を明らかにしていない。
どこまで行っても、殿様気分だ。
自分たちが、どれだけの事をしたか、まだ十分には分かっていないようだ。
どこまでも、自分達本位の隠ぺい体質は、官僚も東電も五十歩百歩だが、そこに手をつけられない政治家もなんと情けない存在か。
しかし、地域独占企業とか、各省庁は、もうすでに既得権益がガッチリ出来上がり、それにぶら下がる人員も半端ではない。
生半可な覚悟や知識では、到底できないだろう。
このシロアリを、どうやったら崩壊させることができるのか
野党の時は威勢が良いが、与党になると尻すぼみ、どの議員も永遠に、この構図で行くのだろう。
元記事リンク:http://jxd12569and.cocolog-nifty.com/raihu/2012/03/post.html
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