http://www.asyura2.com/12/social9/msg/887.html
Tweet |
中1男女殺害事件 被告に死刑求刑 大阪 寝屋川/nhk
2018年11月21日 18時39分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20181121/k10011718601000.html?utm_int=news-social_contents_list-items_016
3年前、大阪 寝屋川市の中学1年生の少女と少年を殺害した罪に問われた男の裁判員裁判で、検察は被告に死刑を求刑しました。これに対し弁護側は、少年の殺害については無罪として、少女を死なせた罪で懲役刑にするよう求めました。
山田浩二被告(48)は平成27年8月、大阪 寝屋川市の中学1年生、平田奈津美さん(13)と星野凌斗さん(12)を殺害したとして殺人の罪に問われています。
大阪地方裁判所で行われている裁判員裁判では、星野さんの死因や、平田さんが意図的に殺害されたかどうかなどが争われています。
21日の審理で検察は「遺体を鑑定した医師の証言などから、2人が首を強い力で絞め続けられ死亡したことや、被告に殺意があったことは明らかだ。被告の主張は荒唐無稽で、更生の可能性はない」として死刑を求刑しました。
これに対し被告の弁護士は、星野さんに関しては改めて体調不良で亡くなった可能性を強調し、殺人事件ではないとして無罪にするよう求めました。
そして平田さんに関しては「『帰りたくない』と騒がれ、パニックになり首を絞めたもので、殺意はない。精神的な障害の影響で突発的に起きた事件で、更生する意欲もある」と述べて傷害致死罪を適用するよう求め、刑の重さは懲役12年が妥当だと主張しました。
最後に山田被告は「平田さんと星野さんに対し申し訳ない気持ちでいっぱいだ。遺族の話を聞き、2人が愛されていたことがよく分かった。しかし法廷では、当時の記憶に基づき本当のことを話した」と述べました。
裁判は21日ですべての審理が終わり、来月19日に判決が言い渡される予定です。
突然ひざまずく被告 精神科医の意見は分かれる
審理は21日を含めて9回開かれ、3年間黙秘してきた山田浩二被告が法廷でどのような発言をするのかが注目されました。
今月1日の初公判は冒頭から思わぬ展開になりました。
被告が突然ひざまずき、ついたての内側にいる被害者の遺族に向かって謝罪を始めたのです。
裁判長の制止も無視し、退廷を命じられそうになりました。
その後、山田被告は「星野さんは突然の体調不良で亡くなった。殺していない」「平田さんは静かにさせようと口を塞いだら手が首に回って死なせてしまった。殺意はなかった」という主張を展開し、平田さんに責任転嫁するような発言も繰り返しました。
法廷では、星野さんの死因や被告の精神状態をめぐって、証人として呼ばれた専門医に対する質問が連日行われました。
星野さんの死因については2人の法医学の医師がいずれも「首を圧迫されたことによる窒息死だ」と証言、救命救急の医師も「熱中症などの可能性は低い」と被告の主張を否定する見方を示しました。
一方、犯行に影響するような精神的な障害が被告にあったかどうかをめぐっては、2人の精神科医の意見が分かれました。
20日は星野さんと平田さんの母親が法廷に立ちました。
星野さんの母親は被告の謝罪に対し「パフォーマンスにしか思えず、心に届きません」と切り捨て、平田さんの母親は「絶対に許すつもりはありません。都合の悪いことをすべて娘のせいにしています。死刑判決を強く強く望みます」と裁判員に訴えました。
投稿コメント全ログ コメント即時配信 スレ建て依頼 削除コメント確認方法
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。