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【第15回】 2018年10月20日 武藤弘樹 :フリーライター
「若者の性欲離れ」は本当か、20代男子に聞いてみた
最近の男子は性欲がない?
最近の男子は性欲がない?(写真はイメージです) Photo:PIXTA
ひと頃「草食系男子」という言葉がはやっていたが、最近の若者は昔に比べ、物欲、性欲に乏しいと言われている。特に、20代男子の性欲の低下は著しいと言われているが、本当だろうか。(フリーライター 武藤弘樹)
世代ごとの“欲”のグラデーション
現代に近いほど欲が弱い?
「近年の若者は欲に乏しい」という言説をちまたでよく耳にする。確かににそういった印象はあり、筆者が個人的に親しい10代、20代の若者たちも丸く、“草食”的な人が多い。
筆者は1980年生まれの38歳だが、同世代の男性にはギラギラした連中がそこそこ散見される。彼らは物欲や性欲、「金持ちになってやろう」という野心を四方に放出しながら生きている。もちろん個人の性格のことなので人それぞれには違いないのだが、その割合が現在の20代に比べて多いように感じるのである。
しかし、筆者の世代もおそらくさらに上の世代から見ると欲が少ないのかもしれない。例えば、筆者が20代の頃、周りの連中はあまりクルマを欲しがらなかった。クルマといえば80年代や90年代には若い男性の大きなステータスシンボルとされていたアイテムだが、筆者が20代を送った2000年代に入ってからは、あまり強いシンボルにはなっていなかった印象がある。
こうした“若者の欲”は世代ごとにグラデーションになっていると見ていいかもしれない。では2018年の20代の若者、その中でも特に筆者が個人的に感じている彼らの性欲の低下について、生の声を参考に洞察を深めていきたい。
自称「モテない」
イケメンジャズマンの性欲
さて、再び筆者の話で恐縮だが、知り合いの男性を見渡すと「女性に疎い」タイプはいても、女性に「興味がない」タイプはいなかったように思う。女性に疎く、自分からアプローチできない男性の場合、「プロ」の女性を専門にして憂さを晴らしている友人もいた。また、「女性に疎い」度合いと、「ファッションに興味がない」度合いは、ある程度比例していたように思う。
しかし、現在の20代の若者にはこのかつての“常識”が適用できなくなってきている。最初に紹介するのは「ファッションに造詣が深い」が「女性に興味がない(薄い)」男性である。ファッションと女性への興味は関係ないだろうと若者は思うかもしれないが、筆者からすると、それが意外に感じるのである。
Aさん(26歳男性)は駆け出しのジャズミュージシャンである。マーケットが小さいので商業的に大もうけが狙えるジャンルではないが、多くのジャズミュージシャン同様、Aさんもそこに重きは置いていない。ただジャズが好きだからジャズを続けているのであった。
このAさんが同性の筆者から見てもほれぼれするほどのしゃれ者である。顔かたちがそこまで秀でているわけではないのだが、服装が非常に洗練されていて、自分の素材の良さを120%引き出して伝えることに成功している。身につけるものはどれも流行に流されすぎず、個性が奇抜にならない形で主張されている。要するに「かっこいい男」なのである。
さぞかしAさんはモテるのであろうと下世話な質問をすると、返事は「全然そんなことない」だった。
そう答えることもこちらは織り込み済みである。「モテるでしょう?」と聞かれて「モテます」と宣言する人はよほどの自信家か、一周回って「事実モテるのだから今さら謙遜するのもなんだかいやらしい」いう考えに至った人で、どちらもかなりまれである。Aさんはモテる男の多くの例に漏れず謙遜をしているのだろうと思われた。
しかし、Aさんと話していくうちにどうやらそれが謙遜ではなく、真実を伝えているらしいことがわかってきた。女性との交際経験は17歳、21歳のときにそれぞれ1回ずつ。女性経験は21歳の彼女のみであった。
“モテる=経験人数が多い”では必ずしもないので、筆者は「それでも言い寄ってくる女性は多いのではないか」と食い下がった。しかし「本当にそんなことないですよ」とAさん。
その後Aさんをしばらく観察しているうちに1つのことに思い当たった。Aさんは女性に対してかなり強烈な「壁」を作って接しているのだった。Aさんがいかにイケメンであろうと、これでは並大抵の女性は近づけまいということが察せられた。
そんな自分をAさんはやや歯がゆく、同時に仕方なく思っているようである。
「前に付き合っていた彼女との思い出があまりよくなくて、それ以来女性不信気味です。付き合ったり関係を持ったりするといろいろ面倒出てきますし、自分の生活で手いっぱいですから女性は後回しでいいかなと」(Aさん)
性欲はどうなっているのか。
「あまりないですねー。ないこともないけど、普通に我慢できるレベルです」
性に奔放な男性は、女性と関係を持つことに付随する煩わしさを「おおむね無視することができる」タイプか「煩わしさを上回る性欲に突き動かされている」タイプの2パターンに分けられる。異性に対して真摯な男性は「煩わしさを上回るリターンが相手から得られる」ことを知っている。人間関係は得てして煩わしくも同時に希求されるものだからである。
Aさんのような厭世(えんせい)の気がある人はとにかく煩わしさを敬遠したい。性欲や寂しさへの焦燥感が煩わしさを上回ることはなく、Aさんの場合は結果として粛々と、ジャズの道を極めんとする年頃の青年たらしめているのであった。
人生の目標は「円満な家庭」
波乱の要素は必要なし
Bさん(25歳男性)は22歳で初めて彼女ができた。その彼女と2年の交際を経て結婚。結婚前はお決まりのマリッジブルーに悩まされ、「まだ一人としか付き合ってない。女性もよく知らないのに本当にここで人生を決めてしまっていいのか」と懊悩したが、現在は夫婦仲よろしくやっているそうである。
晩婚化が進み初婚平均年齢が男女ともに30歳近くとなっている現代日本ではかなり若くしての結婚である。Bさんが当時悩んだのもうなずける。まだ結婚を焦らなくても猶予はたっぷり残されていたのかもしれない。
実際に結婚生活がスタートしてBさんのマリッジブルーは収まった。覚悟が決まったからだが、Bさんは以下のように考えたそうである。
「自分の人生の最大の目標を考えた時、それが『円満な家庭を築く』だった。結婚を悩んだのは『もっと遊んでいたい』というよりか、『他の女性との相性も試してみたい』という気持ちが強かったから。
けれども今の妻と“結婚”という話まで進んだのだから結局相性はよかったのだろうと思い直した」(Bさん)
>>(下)に続く
2018年10月20日 武藤弘樹 :フリーライター
「若者の性欲離れ」は本当か、20代男子に聞いてみた(下)
>>(上)より続く
ここで気になるのがBさんの「他の女性との相性も試してみたい」という言い回しである。これは、下衆な表現になるが「他の女性も味見してみたかった」という意味なのであろうか。
「それは全然違います(笑)。もっと性格的な方面の話です。妻はおっとりとした女性らしい女性ですが、『もっと活発な女性が相手だったらどうだったんだろう?』とかそういうことです。性欲は妻がいるのでその点不満はないですし。
他の女性への興味は、目の保養にするくらいが限度です。エッチな動画くらいなら見ますが。リアル(生身)の女性には性欲湧いてこないですね。
円満な家庭、平和な人生が自分の目標なので、女性関係で遊ぶのとかはそこからだいぶ外れてしまうというのはあります」
胸に決めた目標に向かって邁進するのに必要なのは精神力で、一方性欲は本能に属する勝手な衝動である。女性関係の遊びを遠ざけようとするBさんの姿勢は彼の精神力が実現し得たものなのだろうか。Bさんは自制心が並はずれて強いのだろうか?
「自分ではあまりそういう感じはありませんが…。割と楽な方に流されるタイプなので」
ということは「Bさんの性欲は抑制に苦労するほど強烈なものではない」といえよう。
散々遊び尽くして、酸いも甘いも裏も表も全部知っておくと人間性に厚みが出て、その上で丸く落ち着いた人は貫禄がある…という美学はかねてより、日本男児の間でうっすら通底してきたように思うのだが、Bさんのような姿勢・目標はまごうことなきニューウエーブである。若い世代で支持されるのは“遠回りしてさまざまな経験を積んでいく苦労人の格好良さ”より、“目的地に向かって最短ルートを見極め合理的な選択をするスマートさ”なのかもしれない。
それもこれも、性欲がスマートさを邪魔しない程度に低下してきているから可能であると見ることはできまいか。
純愛アニメオタク
“性欲を向けるべき相手”とは
Cさん(23歳男性)は自称アニオタ(アニメオタク)で、生身の女性に対してはある種、“崇敬の念”を抱いているという。また、経験がまだないセックスに対しては、神聖化するほどの憧れがある。
非常にプラトニックな恋愛をしてきていて、人によっては「こじらせている」と見るかもしれないが、うぶなCさんの様子はほほ笑ましく、すっかり穢れてしまった大人たちに大切な何かを思い出させる力を秘めているのもまた事実である。
「性欲はあるけど一人で処理できる。セックスは好きな人と気持ちを通じ合わせて結ばれるための至高の手段。本当にね、いろんな人とそういうことするとかありえないですからー!」(Cさん)
CさんはSNSで知り合った同年代の女性に思いを寄せている。顔はお互いほぼ知らないに等しいが知りあって半年、ここふた月は週に3〜4回のペースで数時間の通話をして急接近中である。もはや付き合っているのかと思ったがそうではないらしく、Cさんはまだ思いを伝えていない。先方はCさんの恋心にうすうす気づいている様子だが、半年前に別れた彼氏のことでやや男性不信になりつつ気持ちも若干残っている、「でもCさん優しいし、話してると楽しいな…」という現況。
「性欲はある」という話だが、詳しくはこういうことだそうである。
「同人(※アニメのキャラなどを利用した2次創作。ここでは主にエロ同人のことを指す)やセクシー系動画に登場する人物はこちらから性欲を向けてもいい対象として向こうがあらかじめ構えてくれているので、性欲を向けてもOK。
でも生身の女性には性欲を向けるべきではない。生身の女性に性欲を向けていいのは、そこに恋愛感情があって、さらに相思相愛でっていう条件付きだと思う。僕も片思い中は相手に邪な気持ちは持たないようにしている」
性欲はきちんとあるが向ける対象をコントロールしているようである。
また、ちまたでささやかれている若年層の性欲の低下について、Cさんは「そんなことはないと思う」とコメントした。
「SNSを見ていると、あそこで出会ってみだらなことをしている若い人たちはたくさんいる。昔のことは知らないけれど、言うほど若者の性欲の低下っていうのはないのでは?それとも昔はもっとすごかったのでしょうか?」
してみるとどの世代にもお盛んな男性はいて、2018年の20代男性もそれは例外ではないらしい。筆者は肌感覚で「お盛んな男性の割合が減ってきている」と感じ、ひいては「若い人たちは性欲が弱くなってきている」と思っていたのだが、その結論ありきで見ていくのではなく、別の視野や可能性を考慮に入れるべきかもしれないと思い至った。
若者が上の世代の若い頃に比べて淡白に思える原因は、まず「性欲そのものが減退している」ことが仮説その1。そして仮説その2として、「性欲をなりふり構わず振りかざす人が減った」をここで提唱したい。
仮説その2だが、これには「世間的にかっこいいとされているもの」の変遷によるところが大きい。
例えば“浮気は男の甲斐(かい)性”という、いつの時代から使われているのかは知らないがこの国に伝わる言葉がある。この言葉が当たり前のように使われていた時代では違和感なく、むしろ本質を言い表した言葉であるからこそ慣用句のごとき存在感を放っていたのであろうが、現代日本において“浮気は男の甲斐性”と真面目な顔をして言い切ったら、おそらく結構な確率でたたかれる。この言説が説得力を失い共感を得にくくなってきているからであり、浮気=女遊びが表立って正当化されにくい時代の空気が流れている。
“喫煙”の変遷に似ている。「かっこいいもの・当たり前なこと」が「忌むべき・恥ずかしいこと」へと認識のされ方を変えていった“喫煙”だが、これと似たことが“女遊び”にも起こっているのではあるまいか。
世間の空気が良しとしていないものを率先してやる人はよくいえば好事家であり、すなわち少数派である。この割合が「若者の性欲の低下」として認められるようになった一因となっているのではないか。
今回紹介した20代の若者3人は、「性欲はあるけど不特定多数との性交渉を望まない」という点が共通していた。上の世代にも同様のスタンスでいた人は少なくなかったであろうから世代間の違いを見つけるのは難しいが、BさんとCさんが「扇情的な動画は率先して見る」と言いきっていた点にも着目したい。
成人男性向け動画の発達は全世代の男性のニーズがあればこそで、男性全体の性欲の総量は衰えるどころか増しているとも考えられるが、成人男性向け動画自体がそのはけ口・受け皿となって、いわばそこで性欲は完結してしまっていて、「それ以外に向けるほどの性欲は残っていません」となっている可能性も考えられる。
いずれにせよ「若者世代の性欲が低下している」と言い切るには、まだ観察と考察を重ねていく必要がありそうである。
https://diamond.jp/articles/-/182864
睡眠習慣の乱れや性欲低下も。ストレスが体に及ぼす30の悪影響<前編>
Prevention カラダや心を健康にする予防習慣
MIND
2018.10.16
0
窓の外見る女性
image via shutterstock
日々の生活にストレスはつきもの。多少のストレスがあるほうが、脳への血行がよくなって、目の前のタスクに集中できるようになるので、いいことだとも言われています。
しかし、仕事の重圧、家族の問題、高速道路で渋滞に巻き込まれるなど、原因がなんであれ、ストレスがいつまでも続くようになると、体によくありません。
「ストレスは個人の健康に多大な影響を及ぼす」と説明するのは、メリーランド州ベセスダの内科医マシュー・ミンツ医学博士(米国内科学会上級会員)。
でも、どのくらいの影響なのでしょうか? ミンツ医師いわく、医者にかかるケースのほとんどが、ストレスに起因していたり、あるいはストレスによる悪化が関連していたりするとのこと。
では、ストレスが体に及ぼす30の悪影響をみていきましょう(なかには驚くような影響も)。
01. 食べ物の選択を間違えるようになる
フライドポテト
ストレスがかかると、ヘルシーではない食べ物を選ぶようになりがち。ニンジンスティックではなく、ポテトチップスの袋に手が伸びてしまいます。
「ドーパミンかセロトニンの不足が引き金となって、特定の食べ物が無性に食べたくなるのかもしれません」と言うのは、NYを拠点にホリスティックな健康を専門に活動する看護師のナタリア・ファジロヴァさん(看護実践博士、認定内科学会員)。
プレッシャーがかかっていると、副腎が、いわゆるストレスホルモンである「コルチゾール」を生成し、脳のセロトニンの量が減ります。炭水化物の多い、ほっとする食品がやたら食べたくなってしまうのは、こうした理由です。食べると血中のインスリンの量が増え、蓄えているセロトニンを放出するように脳が刺激されます。「突然気分がよくなり、気持ちも前向きになって、体がうまく機能するんです」とファジロヴァさん。
しかし、このセロトニンの放出は長続きしません。大抵はすぐに疲れを感じてしまい、またお腹がすくという悪循環が続きます。
02. エクササイズが億劫になる
走る女性
ストレスがたまって、ジムに行く気力がない? ナディン・コーエン医学博士(FAAP, FACP)いわく、ストレスは実際にエネルギーのレベルを下げてしまうとのこと。したがって仕事で長い1日を過ごして家に帰ると、ジャンプしたりスクワットをしたりして力をつけるよりも、テレビの前にじっと座っていたい気分になってしまうのです。
しかし、ストレスフルなときこそ強制的にワークアウトをするようにしたほうが、実際には気分がよくなるかもしれません。エクササイズは、不安を減らしてストレス解消を促進することが研究によってわかっています。
03.常習行為にのめり込んでしまう
ワイン飲む女性
「Annals of the New York Academy of Sciences」に掲載された2008年の研究によれば、ストレスが飲酒や薬物の使用といった中毒性のある行為に関連しているとのこと。
よりストレスのある人のほうが、依存するようになる、中毒から抜けられない、あるいは再発するといった傾向にあります。
04. 睡眠の習慣が乱れる
眠る女性
ストレスと睡眠には複雑な関係があります。「睡眠に問題があり、不安も抱えていると、相乗効果でどちらも悪化してしまう」とかつてPreventionに語ったのは、オハイオ州立大学ウェックスナー・メディカル・センターで精神医学と睡眠医学を専門とするリタ・エイワド医学博士。
気持ちがはりつめているときは、一般的に寝つきが悪くなったり、熟睡できなくなったりしがち。それはマイナスの思考がぐるぐると頭の中を巡っているから。羊を数えるのに疲れてしまったら、自然に眠れる方法をいくつかためしてみましょう。
05. 生理の周期が狂ってしまう
生理
ストレスはホルモンに影響を与えるため、明らかに生理周期がおかしくなることが研究でわかっています。
「過剰なストレスは、ノーマルな生理と排卵の周期を維持するのに関係しているホルモンの量に影響を及ぼします」と、生殖の専門家シャーヒン・ガディア医学博士(FACOG)は述べています。
06. 妊娠の問題につながることも
妊娠検査薬と女性
CareMount Medicalの内科医レオニッド・グレンケル医師によれば、ストレスは女性の不妊症リスクを倍以上にするとのこと。
「Human Reproduction」誌に掲載された2014年の研究では、ストレスのレベルがもっとも高い女性は、その他の健康上の要因を考慮しても、そうではない女性にくらべて著しく不妊に悩む傾向にあることが示されました。
ストレスが生理周期に干渉することに原因があるのではないかと考えられています。
07. 予想外の妊娠につながることも
発熱した女性
妊娠に関していうと、ストレスはプラスとマイナス両方の結果をもたらすうえで、大きな役割を果たしています。
ガディア医師の説明によると、女性のストレスが解消されると、実際にそうとは気づかないうちに再び排卵が始まることがあるそう。このときに適切な避妊方法を使用していなければ、予想外の妊娠をする可能性も。
08. 病気にかかりやすくなる
鼻をかむ女性
通常ストレスがマイナスの影響を及ぼす、睡眠、食生活、エクササイズというのはすべて、健康全体を考えるうえでの重要な要素。したがって免疫システムにも悪影響があるのも不思議なことではありません。
「慢性的なストレスは抵抗力を弱めるので、より頻繁に病気にかかりやすくなります」とミンツ医師。
09. 病気を一時的に遅らせることも
飲み物を飲む女性
ストレスがあると病気にかかりやすくなるように、逆に病気を寄せつけなくすることもある、とミンツ医師。「非常にストレスフルな状態にある間は、アドレナリンのレベルが高くなっていて、一時的に風邪を引きにくくなることも」。
特にストレスのかかるような出来事があったり、ストレスでいっぱいになっている最中は病気を遠ざけておくことができるかもしれません。
ただし、ストレスがなくなったとたんに病気になってしまうことも珍しくはない、とミンツ医師は述べています。
10. 帯状疱疹などの健康問題の引き金に
体をかく女性
ストレスは免疫機能を低下させるので、帯状疱疹(ヘルペスウイルスの一種)のように、ウイルスが再活性化する病気を発症しやすい、とフレンケル医師。
研究によると慢性的なストレスと帯状疱疹の発症には関連性があることがわかっています。
11. 口唇ヘルペスの原因に
口を気にする女性
口唇ヘルペスになりやすい人は、ストレスを減らすことが発症の予防になります。健康的な食生活、十分な睡眠とエクササイズによって、ストレスを軽減することが可能です。
12. 胃酸の逆流を引き起こし、胃潰瘍にもつながる可能性
お腹を抑える女性
あまりにストレスがたまってしまい、胃酸が逆流して苦しんだ経験はありませんか?
深刻な(突然の)ストレスが長く続くと、胃酸が増えて胸焼けの原因となったり、ときには胃壁に傷が開いて胃潰瘍の原因になったります、とミンツ医師。
13. 内臓の機能が乱れる
お腹がいたむ女性
脳と内臓は密接につながっています。ストレスがあると、下痢や腹痛、腹部膨満といった過敏性腸症候群に悩まされることもよくあります。
コーエン医師いわく、ストレスは内臓にけいれんを起こし、通常の消化機能を低下させることがあるとのこと。
14. 爪をダメにする
爪を噛む女性
ストレスがあると爪を噛んだりしがちですが、それだけではなくコルチゾールが増えて爪の成長が止まってしまうことも。
これはストレスによる栄養不足から起こる可能性が高いのですが、そのうち再び爪が伸びはじめたとき、爪にボー線と呼ばれる横方向の溝ができることがよくあります。
ボー線は時間が経つにつれて伸びてしまうので心配はいりません。
15. 性欲が低下する
ベットサイドの男女
ストレスはセックスライフにも大きな損害を与えるかもしれません。そのひとつが性欲の低下。
ミンツ医師によれば、心が混乱状態にあるときは、シーツの間で楽しく過ごすことへの興味が失われるとのこと。
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