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株式日記と経済展望
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現代の大学が実社会の厳しさを教えていないから大学を出てもアルバイトや
派遣しかできない大学生を量産している。そういった大学は潰すべきなのだ。
2014年4月28日 月曜日
◆若い女性が貧困に陥るワケとは? ハマると脱け出せない2つの"貧困スパイラル" 2014年2月2日 ウートピ
http://www.huffingtonpost.jp/wotopi/2_15_b_4711418.html
昨年11月、大阪で31歳の女性が生活に困った末に餓死するという事件が起こった。ガス・電気・水道などのライフラインはすべて断たれ、冷蔵庫には中身のないマヨネーズしかなかった...などの悲惨すぎる状況が報じられ、「若い女性の貧困」が社会問題として注目を集めている。若い女性が、それほどまでに生活に困るのはなぜか。実際に、筆者が理事を務める困窮者支援団体に相談された事例からみてみよう。
■30歳女性・Aさんの場合
首都圏に住む30歳のAさん。一人暮らしだ。大学を出た後、正社員で就職したものの賃金は安かった。節約しながらの生活。貯金もしていたが、低賃金・一人暮らしでは、それほど大きな額が貯まるわけもなかった。
そんな中、友人の紹介でつき合い始めた男性と彼の家で半同棲生活となるも、しばらくして彼のDVが始まった。まさか友人の紹介でそんな目に遭うとは思わなかったAさんだが、とにかく荷物をまとめて彼の家を出た。また居場所を知られないように自分の家も転居を余儀なくされた。
しかし勤務先は知られているので、「会社の近辺で待ち伏せでもされたら...」と不安になったAさん。思い切って上司に相談してみると、終業後飲みながら親身に話を聞いてくれた...と思った。しかし、帰り道、ホテルに連れ込まれそうになり、断ると翌日からパワハラが始まった。
元彼について地域のDV窓口や警察にも相談したが、「元交際相手は配偶者ではない」「今は緊急性がない」と取り合ってもらえなかった。結局、元彼への不安や恐怖、上司からのパワハラでうつ病になり、退職するハメに。その後、日払いのアルバイトなどでつなぐが、転職もかなわず、手元の貯金は減っていく。保険料、医療費も高額で支払えなくなり、病院にも通えなくなった。
田舎の両親は既に高齢で年金生活。自営業だった両親の年金の支給額は少なく、さらに無職の姉が同居しており、頼れる状況ではなかった。Aさんの手元にあるお金は3万円を切っていた...。
■不運が重なれば誰でも貧困に陥る
Aさんのケースは典型例だ。何か一つの原因で食べるものにも事欠くほどの貧困状態に陥ることは少ない。
仕事が低賃金過ぎてあまり貯金できない中失業した、虐待やDVなどがあり手元に資金のない中逃げてきた、病気や高齢の家族に援助していたら自分も共倒れに...など、いくつかの要因が運悪く重なりどうにもならない貧困状態に陥る。
■一度ハマると脱け出せない2つの "貧困スパイラル"
そして一度困窮してしまうと、「仕事」と「メンタルヘルス」の状況悪化によって、負のスパイラルに陥ってしまうことが非常に多い。
貧困状態では仕事は選べない。所持金が5万円を切った状態なら、すぐにお金がもらえる日雇いの仕事しかない。もう少しお金があってすぐに就職が決まるようなら初めての給料日まで食いつなげるが、そんなに簡単に決まる会社は離職率の高いブラック企業である可能性も高い。実際、貧困状態にある人はブラック企業につかまりやすい。日雇いの仕事が切れたり、ブラック企業で使い捨てられれば、すぐに生活が立ち行かなくなる。こうした働き方は「その場しのぎ」にしかならない。
また、働けず貧困状態にある人の少なからぬ女性が、Aさんのようにメンタルヘルスの問題を抱えている。一度メンタルヘルスに問題を抱えた人が貧困状態になると、医療費がないために病院にかかれない、日雇いの仕事やブラック企業での労働でもやらなければならないなど、無理をしている間に健康状態はさらに悪くなる。病気が重症化すれば、当然仕事はできなくなる。
■公的制度を使って体制を立て直すしかない
こうした"貧困スパイラル"に陥った状態で、頼れる家族もいないとすると、何か公的な制度に頼ってまずは体制を立て直すことが大切であり、その最たるものが生活保護だ。
しかし、どんな状態であれば生活保護受給に該当するのか? 実際、窓口で受給をはばまれる水際作戦もあり、本当に生活保護が受けられるのか、受けてもいいのか、不安もあるだろう。次回「後編」では、万が一のときに参考にして欲しい生活保護申請のノウハウをお伝えする。
(私のコメント)
昨日のNHKでも、「貧困連鎖社会」のスペシャル番組を放送していましたが、母子家庭では十分な教育もできず、働いてもパートの仕事では二人の子育ては難しい。実家も無職の姉がいて両親の年金も僅かでは実家にも戻れない。結局は生活保護に頼る事しかないと思いますが、若い女性の低賃金労働は一般化して何かが起きれば生活も破綻する。
若い女性なら稼ぎのいい男を見つけて結婚すれば玉の輿に乗れますが、その稼ぎのいい男が少なくなった。35歳以下の独身男性で年収が600万円以上の男性は3%しかいない。結婚して子供が出来ても夫が低賃金で生活が成り立たず、夫婦仲も悪化して離婚という事で母子家庭が多くなってしまう。
男女共同参画社会と言っても、女性はどうしても職業が限られるから低賃金化してしまう。ならば特殊技能をもって高給がもらえる職業につくべきだと「株式日記」では書いてきましたが、昨日の番組でも大学を出ても派遣やアルバイトと言った低賃金労働になってしまう。看護師や宅地建物取引主任などの国家資格を持てば、平均年収は500万円は超えますが、4年制の大学を出る学力と学費があるのなら専門学校で国家資格を取るべきではないかと思います。
このような事を書いても看護師では夜勤や患者のウンコ始末は嫌だというコメントや、宅建とっても営業ノルマが嫌だとか言って避けていたのでは年収500万円は望む方が無理だ。これらは女性向きの仕事であり、大学を出るほどの学力のある女性なら取る事は難しくない国家資格だ。
私自身も教員免許も取りましたが、4年制の大学を出てきれば教員免許も取っておけば、中学や高校の教員になれる。今は団塊の世代の教員の退職が多く、大都市の学校の教員の確保に苦労しているという特集がありましたが、地方大学まで行って教員の確保に奔走している。小学校から高校までの公立学校の教師になれば一般公務員よりも給与がいい。
だからこのようなNHKの若い女性の貧困化問題などを見ると違和感を感じるのですが、4年制の大学を出てそのままアルバイトや派遣などの低賃金労働者しかなれないというのは特殊な事情があるからだろうか? 中卒や高卒で単純労働しかできないというのなら分かりますが、アルバイトを掛け持ちしても月収が15万円では大学を出た意味がない。
今や大学を出た意味が無意味になって4年間の大学は時間と学費の無駄遣いとしか思えない。AO入試が多くなり無試験で大学に入る学生が多くなり、大学生のレベルが低下してしまって企業も大卒の学歴を当てにしなくなっている。それに対して宅地建物取引主任の合格率は15%でありかなり難しくなっている。だから宅建を持っているとなれば採用する企業も安心して採用が出来る。
逆に言えば宅建も取れないような学力なら大学に行くだけ無駄であり、高卒で働いた方がチャンスがあるだろう。電気工事士も合格率が25%であり決してやさしい国家資格ではありませんが大卒の学力なら学科試験は楽に合格が出来るはずだ。若い女性で容姿に恵まれて仕事と割り切れれば風俗業などなら月収が100万円も楽に稼げる。楽に稼ぎ過ぎて金銭感覚がおかしくなるくらいですが、アイドル並みの容姿がなければなれない。
NHKの特集に出てくるような女性は、多くの不幸が重なってメンタルヘルスに問題を抱えている。母子家庭になって一人で子育てしなければならなくなれば生活が破綻して本人のメンタルヘルスも問題があればそこから抜け出すのは難しくなる。最近では風俗業がそう言った母子家庭の女性のセーフティネットになっているといった面があるそうです。
「株式日記」では若い女性に風俗業を勧めるのかと言ったクレームがコメント欄に寄せられますが、今や若い女性のセーフティネットとなってしまっている状況をNHKは指摘していた。国の福祉政策がどうのと言うよりも、現代の高校や大学が実社会の厳しさを教えていないから大学を出てもアルバイトや派遣しかできない大学生を量産している。そういった大学は潰すべきなのだ。
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