http://www.asyura2.com/12/social9/msg/478.html
Tweet |
株式日記と経済展望
http://www5.plala.or.jp/kabusiki/kabu309.html
http://blog.goo.ne.jp/2005tora
--------------------------------------------------------------------------------
「今が嫌だから」と辞めた人で、成功した人を見たことがありません。特に会社
に迷惑をかけるような辞め方をした人は例外なく次でも失敗しています。
2014年4月6日 日曜日
◆目標を持って頑張った人と、突然消えた人 4月5日 松田公太
http://blogos.com/article/83826/
昨日は2年間がんばってくれた秘書の独立祝いを開催しました。
面接のときに「目標を持ってきてほしい」と話したのを覚えていますが、約束通り寝食を忘れて仕事に没頭し、晴れて自分の法律事務所を持つことになったのです。
同時に、昨日は驚くような事件もありました。
4日前に入所したばかりの新人。2日目にして「お腹が痛くて」と終日休み、3日目は「電車が遅れて」と遅刻。そして、今日は出社したものの、朝9時頃「トイレに行ってきます」と部屋を出て、そのまま戻ってこなかったそうです。
私は忙しくて殆ど話す機会も無かったのですが、元々は独立祝いと歓迎会を兼ねてやる予定でしたので、夕方その話を聞いて驚いてしまいました。
(入所面接をした秘書達には自信満々に「自分は仕事ができますよ」とかなりアピールしていたそうですが…)
部下を数百人(アルバイトもいれたら1万人近くになりますが)見てきた私が言えるのは、目標(+期限)を持って仕事をし、次を明確に決めてから移る人は、必ず成功しているということです。
そして「今が嫌だから」と目前の状況から逃げるように辞めた人で、成功した人を見たことがありません。特に会社に迷惑をかけるような辞め方をした人は例外なく次でも失敗しています。
それは何故か。数名のその後の状況を聞いたことがありますが、前者の場合、困っている時に助けてくれる人が表れていることが分かりました。後者の場合はその逆なのです。
4月に入社し、既に「失敗した」と感じてしまっている新卒の皆さん。
どんなに嫌でも期限を設定し、何か一つでも自分の成長に結びつけ、そして何か一つは恩返しをするという事を考えて仕事をしてみてください。
進むなら、それを実現させてから次に進みましょう。
他でもない、「自分」の為になる事なのです。
(私のコメント)
4月に入ると真新しいスーツに身を包んだ新入社員をよく見かけますが、私も銀行員時代は今年はどんな新人が入って来るか楽しみでもありました。しかしこのような厳しい会社員生活に耐えられるかどうかも気になりました。最近では3年で三分の一が辞めて行くという記事もありますが、ブラック企業的な会社が多くなって来たからでしょうか。
私自身も会社に入ってすぐにこの仕事に向いていない事が分かりましたが、社会勉強のためと割り切って、金を貯めて国家資格を取って14年ほどで銀行を退職しましたが、それまでは地獄のような暗い気持ちで仕事する毎日でした。ついにはストレスで体を壊して退職を決意しましたが、アパートを建設して家賃で食っていける状態だったので、一応は独立起業と言う形で退職しました。
20代の頃は体力も気力もあるので、サラリーマン生活も何とかできますが、ストレスのかかる仕事であり、職場の雰囲気も殺伐として鬱病や自殺するする人も出てくるような状態だった。今の銀行の状態は当時よりも経営環境も悪化しているから大変だろう。私が相談を受けたら銀行員だけはやめておけと言うアドバイスをします。
ビルを建てた時の借金返済があるから、銀行の融資担当者に確定申告の書類や現状報告を毎年しますが、銀行の担当者は毎年のように代わる。それだけ辞めたり移動して行く人が多いからですが、銀行の窓口業務も中年女性の派遣社員が多くなった。それだけ社員の流動性が高くなり欠員が出来たら派遣会社から新しい派遣社員を充当するだけだ。
日本の企業も、一斉採用から派遣会社の派遣に切り替えてきており、終身雇用や年功序列もあまり意味が無くなり、家族的な経営もバブル崩壊後はドライな成果主義に切り替わってきた。派遣社員と言うのはすなわち使い捨て社員であり、正社員は待遇は良くても残業や休日出勤などで過労死するほど働かされる。
バブル崩壊以降の日本企業が今一つパッとしないのは、若年社員が減って中高年社員が相対的に増えて高給の割には働かない高齢社員が増えたからだろうか。高度成長期は若い社員が安い給料でバリバリ働いて、中高年になったら高給をもらう事でバランスは取れたのでしょうが、安い給料でバリバリ働く若い社員が少なくなった。
年金生活者が多くなり日本全体では3000万人いるという事ですが、労働人口も少なくなりデフレ不況の長期化は人口構成にも原因があるとも言われています。若い労働者は高学歴で非正規や派遣労働に甘んじているのはどうしてなのだろう。ホワイトカラーになるつもりで大学まで出たのに派遣や非正規労働で職業も安定しない。
現代では公務員があこがれの職業となり、一流企業に勤めてもシャープやパナソニックやソニーなど花形産業だったところがリストラで技術者が首になっている。現状を打開するには自分で事業を立ち上げなければなりませんが、松田公太議員が記事にも書いているように仕事に目標意識をもってしなければ成功はおぼつかない。
今の仕事が辛いからと言うだけで仕事を退職していたら引き籠りになるだけでしょう。松田氏は「どんなに嫌でも期限を設定し、何か一つでも自分の成長に結びつけ、そして何か一つは恩返しをするという事を考えて仕事をしてみてください。」と書いていますが、家庭や学校も実社会の厳しさに耐えられるような人材を育てなければなりません。
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。