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株式日記と経済展望
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女性とは、「働きたくても働けるとは限らない」性なのだ。少なくとも、今の社会
においてはそうだ。「専業主婦でもいいよ」という相手を探すしかない。
2013年5月13日 月曜日
◆「共働き希望」の男性とは結婚したくない 5月12日 はてな匿名ダイアリー
http://anond.hatelabo.jp/20130512145428
私は、専業主婦希望ではない。
今の仕事は面白いし、自分に向いていると思う。
正社員で、30歳にして年収500万という待遇は恵まれているほうだと思うし、手離す気はない。
しかし、結婚して出産すれば、いくら手離す気はない、と言っても、手離さなければいけなくなる可能性がある。
うちの会社は、一応産休・育休の実績はある。しかし、それはあくまで「妊娠9ヶ月まで働き、産休とって、翌年の3月まで育休を取ってから復職」というラッキーな(そう、これはあくまでラッキーな状況なのだ)人の場合である。
昨年、妊娠初期に切迫流産で長期入院になってしまった先輩は、遠まわしに退職を迫られ、結局やめてしまった。
一度やめてしまえば、小さい子持ちの女性にとって、たとえパートでも復職は非常に難しい。まず雇ってくれる会社がないし、あったとしても今度は預ける保育園がなかったりするからだ。
そして、もしも産まれた子どもが病弱だったり障害があったりしたら、それこそ復職は不可能になる。
また、産後の肥立ちが悪く、自分自身が働けない状態になってしまうことだってある。うちの母がそのパターンだ。母は小学校の教師だったが、私を産んだ後ちょっと動くだけで熱を出して倒れてしまう虚弱体質になってしまい、復職できなかったと聞いている。
そういう時に、「働けないなら離婚しよう」と言いだすような男性だったり、そうでなくても子どもの養育費もままならないような収入の男性だったりしたら困る。
女性とは、「働きたくても働けるとは限らない」性なのだ。少なくとも、今の社会においてはそうだ。
選択肢は2つある。出産を諦めるか、あるいは「専業主婦でもいいよ」という相手と結婚するか。
私は子どもが好きだし、できれば出産したい。だから、「専業主婦でもいいよ」という相手を探すしかない。
男性には、「子どもを産んで欲しい、でも共働きもして欲しい」というのは、ものすごく贅沢な要求であることを知って欲しい。
たとえるなら、30歳地味顔中古女の私が、「結婚するならイケメン高身長の医師か弁護士がいい」と言うのと同じくらい贅沢である。
いざとなったら妻を養う覚悟のある男が増えない限り、または子持ち女性の就労環境がもうちょっとマシにならない限り、少子化はますます進んでいくだろう。
(私のコメント)
少子化担当大臣は6年余りの間に14人もの大臣が交代している。職務柄女性の大臣が担当する事が多く、内閣のお飾り的なポストになってしまっている。政治的に取り組んでいますよと言うアピールだけの大臣であり、何の権限も与えられていない。野田内閣では1年余りの間に5人も交代している。
少子化問題は何が問題の原因になっているのか、いろいろ語られていますが、日本だけの問題ではなく、アジアの中には日本よりも急激に少子化が進んでいるところもあります。一種の文明病的なところもあり、原因が分かったところでどうしようもない面も抱えている。問題が複雑に絡まりあっているから原因を並べてみても価値観人生観の問題もあり決められない。
子育てには大変な労力と費用と時間がかかりますが、昔は子供を産んで育てる事が女性の唯一の使命だった。子供が出来なければ離縁となり、女性の人権は無きに等しかった。逆に言えば女性の人権が認められるようになったから少子化の問題が副作用として出てきたのではないだろうか。
戦後は女性解放運動が盛んになり「ウーマンリブ」と呼ばれた時期がある。結婚は選択の一手段となり、女性の非婚化晩婚化が進んだ。結婚は男にとっても女にとっても義務ではないのですが、周りがうるさくて親などから結婚をして子供を産めとせかされる。最近では非婚化晩婚化がますます進んでいく一方だ。
世界的に見れば人口爆発の真っ最中であり、1950年頃は世界人口は25億人だったのに、2000年には61億人まで爆発的に増えている。このままでは食糧問題などで危機的な状況になり環境破壊がますます加速する。世界史的に見れば少子化は人口爆発を防ぐ上で望ましい事であり、地球が養える人口は20億人と言う学者もいる。今年の10月には70億人を超えると言うが、食料や資源は限界を超えているように考えます。
そこから見れば、日本の少子化は望ましい事であり、日本の国土面積から言えば6千万人くらいが適正ではないだろうか。日本は食糧やエネルギーなどを海外から輸入しているから1億2千万人もの人口でも養えていますが、ひとたび世界的な異常気象で食糧生産がストップすれば大飢饉が起きるだろう。日本を小さな地球と考えれば少子化は望ましい事なのだ。
日本政府が問題にする少子化対策は私には理解に苦しむ事であり、少子化によって経済発展が望めないとするのは俗説だろう。日本は少子化によってデフレになったのではなく、デフレによって少子化が進んでいる。一番金を使う若い世代が非正規雇用の増加でで所得が低下して結婚が出来なくなり、結婚しても子供は作らないか一人っ子ということになってしまう。
女性の育児環境や職業環境を整えることで子育て支援をするという主張が多くなってきました。夫婦共稼ぎで所得水準を上げれば子供も一人から二人三人に増えると言う事ですが、はてなダイアリーの投稿者のような専業主婦志望の女性が多いようだ。少し出産や育児に悲観的になりすぎているような気がしますが、女性も30歳過ぎると確かに体力も落ちて難産や流産による障害も多くなるだろう。
最近では卵子の老化によって20歳代では一桁の不妊率が、30歳過ぎると急激に不妊率が高くなるデータが出ています。女性の職場も高度な専門能力を要求されるようになり、一人前になるには30歳を過ぎてしまう事が多いようだ。出産や育児の為には二十代前半で出産するのが望ましい事であり、しかしそうだと仕事のキャリアを積むことが難しくなる。
私の銀行員時代でも、女子職員でキャリア志向の女子職員は全くといっていいほどおらず、テレビなどではキャリアウーマンの時代と騒がれていましたが、その後は総合職の女子社員は全滅してしまった。日本のサービス残業が当たり前の職場環境では女性の体力が持たない。35歳以下の既婚女性の専業主婦率は52%であり非常に高い。フルタイムで働く既婚女性は20%〜30%であり少数派だ。残りがパート主婦であり準専業主婦のようなものだ。
このような状況から考えれば、女性は20代で結婚して子供を産んで専業主婦となり、夫は年収が800万円以上が望ましい。それくらいないと教育費に金がかかるから子供が作れない。そうなると中年の高収入の男性と20代の若い女性との結婚が多くなるのは時代の流れだろう。だから芸能人でも歳の差婚が多くなってきたようです。
◆平成19年度就業構造基本調査・出生動向基本調査より
http://ameblo.jp/kamuim3/entry-10765873955.html
配偶者ありの女性の専業主婦率
25歳〜29歳 53.8%
30歳〜34歳 52.4%
35歳〜39歳 45.0%
40歳〜44歳 34.7%
45歳〜49歳 28.8%
50歳〜54歳 26.8%
55歳〜59歳 44.5%
◆1年以内に自然妊娠できる可能性
http://ameblo.jp/kamuim3/entry-10730527050.html
20〜24歳 80%以上
25歳〜29歳 80%程度
30歳〜34歳 60%程度
35歳〜39歳 50%程度
40歳〜44歳 40%未満
45歳〜49歳 5%未満
50歳以上 1%未満
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