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まず、体罰についてです。
最近、マスコミが、やたらにこの報道ばかりしてますね。
「体罰は悪だ」。「体罰は暴力だ」。「体罰はけしからん」。
こんな報道ばかりです。
そして、ブログやツイッターなどでも、 ほとんどの人が、マスコミの報道に合わすかのように、
「体罰はけしからん!」「体罰はけしからん!」
こんなコメントばかりです。
8割くらいの人ですかね、 「体罰はけしからん!」「体罰はけしからん!」
こんなコメントばかりですよ。
しかし、どうでしょう。
みなさま、みなさま、
体罰って、「絶対悪」なんでしょうか。
体罰は、「絶対悪」なんですかね。
こないだ、ある大学教授が、このようなツイートをしていました。
>暴力ではない体罰というものがあるのだろうか。義家という人は、暴力と懲戒としての体罰の間に線を引けると思っているようだが、これでは教師による暴力はなくならないと思う。
私、この方、どちらかというと、それまで好感を持っていた学者さんだったんですよ。 でも、私は、このツイートに関しては、かなりおかしいと思ったので、 このような返信を致しました。
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あなた、けっこうアホだったんですね。
今って、学校の先生の暴力が顕著になってる時代なんですかね。どうなんですか、そこんとこ。
あのですね、学校の先生に関しては、性的な不祥事とか、生徒の間での”いじめ”に対する怠慢な態度とか、そっちのほうがはるかに目立っていて、とくに後者のほうはそれこそ国をあげてまでも解決しなくてはいけない切実な問題なのに、
先日のような、事件が起きたからといって、教師の暴力がどうのこうの言ってるあなたも、ずいぶんとマスコミに流さやすいステレオタイプの御仁だったんですね。
>暴力ではない体罰というものがあるのだろうか。
>暴力ではない体罰というものがあるのだろうか
しかし、あなた、ずいぶんと名言(?)を吐かれましたね。
もし、ほんとに、体罰=暴力、であれば、サザエさんの弟のカツオくんは、学校のテストで0点などをとったりすると、よく波平さんにゲンコツをされますが、あなたが言ってることが正しいとすると、波平さんはとんだ「暴力父親」になりますね。
ああ、あれはアニメでしたね。アニメでした。 そんなアニメのサザエさんも、国民から愛され、40年以上も続いている長寿番組ですが。
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開口一番、あなたけっこうアホだったんですね。と言った私も、なんなんですが、 それだけ、そのツイートに対して怒っていたんですよ。
学者には馬鹿が多いが、その中でも数少ない利口だと思っていた学者さんが、このようなツイートを書いたので、 私も私で、そのような言葉が出てしまったのでしょう。
まあ、そのことは置いといてもらって、 で、私は、この方のツイートをいつも見てるわけでもないし、たまたま、この一つのツイート(体罰に関してのツイートでは一つ)を見ただけなんですよ。
だから、もしかしたら、彼も彼で、何気に書いてしまったツイートなのかもしれない。 (そのわりには、力がこもってるようなツイートなので、その可能性はちょっと低いと思われるが)。
しかし、なんなんでしょう。
なんなんですか、今の日本人というのは。
なんなんだ、今の日本人というのは。
考える力というのがないのでしょうか。
今の日本人には、”自分で考える力”というものがないのでしょうか。
>暴力ではない体罰というものがあるのだろうか
このような、「体罰=暴力」。「体罰=絶対悪」。という発想はどこから出てくるんでしょう。
体罰が「絶対悪」であるなら、私がツイートしたように、サザエさんの波平さんは、完全な「暴力父親」になってしまうではないか。
サザエさんの波平さんは、「暴力父親」になんでしょうかね。
どうなんでしょう。
どうなんですかね。
子供が悪いことをしても、親や教師が、かるいゲンコツさえできない時代。
そんな時代、今までの過去の日本にあったのか。
そんな時代、今までの過去の日本にあったんでしょうか。
「体罰=暴力」 「体罰=絶対悪」 を通すなら、日本のスポーツ界は弱体化するだけ
まず、あのような若い高校生の子が亡くなったことに関しては、 残念です。
遠いので、ご焼香もあげられない私にとっては、お悔やみ申し上げます。 としか言えない。
あれだけ若いのだから、ほんとに残念なことですよ。
ただ、そのことに関しては、ちょっと置いといて頂かせてもらいますね。
で、私は、けっして体罰超推進派ではないのです。
というより、まず、そもそも、高校・大学の、部活内での”しごき”のことを”体罰”と表現していいのだろうか。
高校や大学での、部活内での”しごき”は、一般的に言われてる”体罰”ではないです。
学校の部活内での”しごき”を、一般的に言われてる”体罰”としてはいけない。
で、私は”体罰超推進派”でもないし、”しごき超推進派”でもないのです。
むしろ、うさぎ飛びとか、何人も乗る電気椅子とか、そういう体育会系などは、大嫌いなのだ。
部活だけじゃなく、飲み会にしても、そういった一気飲みの強要とか、そういう「体育会系」っぽいことは、私は大嫌いなのです。
しかし、高校・大学の部活というものを、もうちょっと冷静に考えて頂きたい。
高校や大学の、スポーツなのだ。
大学のスポーツといっても、 遊びでやってるサークルとは、ぜんぜん違う。
高校や大学の、真剣なスポーツなのだ。
幼稚園児に教えるわけじゃないのだから、
「たのしく、たのしく、やさしくね。」
という訳にもいかないでしょう。
高校の野球部なら、甲子園。
サッカー部なら、高校サッカー。
どちらも大きな大会だ。
大きな大会だけに、どこの生徒も顧問も、真剣に頑張ってるだろうし、
それは、有名校ほど、 練習はさらにきつくなるだろうし、多少の”しごき”だってあるでしょう。
で、問題はその”しごき”の「度合い」なんですよ。
その”しごき”の「度合い」が問題であって、 こないだのような件の顧問がやってたような”過度なしごき”が、問題なのです。
”過度なしごき”が問題なんですよ。
で、そういった”過度なしごき”と、”かるいしごき”を、全く一緒にしてしまってるのが、マスコミだ。
先ほども言ったが、 中には、高校野球に出る子もいるし、高校サッカーに出る子もいる。
で、それは野球やサッカーに限ったことではなく、 また、甲子園や高校サッカーレベルよりも、さらに上の、
オリンピックという、世界のビッグイベントに出る子もいるのだ。
そうすれば、その練習量というのも、すごいものだろうし、 ときには、”かるいビンタ”くらい出るときもあるでしょう。
しかし、今のマスコミ報道や、世論の大半は、 その、”かるいビンタ”や”かるいゲンコツ”でさえ、 「けしからん! けしからん!」の嵐だ。
みなさん、みなさん、 ここで、ほんとによく考えてもらいたい。
ほんとに、生徒と顧問との間に”信頼関係”というものがあるのならば(ここが大事なんだけどね)、 なぜ、そんな”かるいビンタ”さえ、「悪」と言わなければいけないのだ。
遊びのサークルじゃないのだ。
幼稚園児のお遊戯じゃないのだ。
真剣勝負を目標としてる生徒と顧問がいて、
そこで、ちょっとした”かるいビンタ”が出たところで、なんでそれを「悪」と決め付けなければいけないのだ。
かるいビンタでも、しょっちゅ、しょっちゅ、そんなのがあるなら、問題ですよ。
だけど、ときにはそういうことが出るときもあるでしょう。
それなのに、生徒と顧問との間に”信頼関係”というものがちゃんとあって(ここが大事なんだけどね)、 その子を伸ばすために、”かるいビンタ”が出たところで、なんでそれを強く非難するのですか。
褒めて伸ばす。
そして、ときには、”カツ”を入れて伸ばす。
それで、また褒めて伸ばす。
さらに、また褒めて伸ばす。
これの、なにがいけないのでしょう。
もし、”カツ”というものが「悪」であるのならば、 なんで、あのサンデーモーニングでは、未だにあんなことをやってるんだ。
あれは、非難するべきじゃないんですか。
体での”カツ”じゃないから、いいんですか。
つまり、口頭での”カツ”なら、いいんでしょうか。
口頭での”カツ”なら、いいんですか。
口頭での”カツ”なら、いいってことでしょうか。
だから、”しごき”という言い方が間違えていたら、
ようするに、そういった叱咤激励的な”カツ”というものも、必要なんです。
叱咤激励的な”カツ”は必要なんですよ。
そういうことは、スポーツ界では、必要なのです。
それを、マスコミや文化人や世論の大半が、
揃いも揃って、
「体罰は絶対悪だ」。と言う今の日本人・・・・・。
はぁ・・・・・。
じゃ、あのアニマル浜口はどうなるんでしょう。
京子さんは、アニマル浜口さんのことを恨んでるんですかね。
そうじゃないでしょう。
本来の意味での「体罰」と、その「体罰」と「いじめ」の話し
今までの話しは、部活内での体罰、いや、しごきやカツの話しです。
で、部活ではなく、 授業や、休み時間、お昼休み、放課後といった、一般的な学業での体罰についてお話ししたいと思います。
あの、 学校の先生が、”体罰”というものを「完全」に禁じられたら、 先生は、どうしたらいいのでしょう。
学校の先生といっても、いろいろです。 根っから怖い先生もいるし、人気者のカリスマ先生もいるでしょう。
そういった先生なら、生徒たちが悪いことをしても、ちょっと叱っただけで、 それこそ、鶴の一声じゃないけど、生徒たちはみんな、言うことを聞くでしょう。
しかし、そんな先生が、教師の中で、どれだけいるんでしょうか。
弱い先生でも、 小学生までなら、なんとか抑えられるでしょう。
しかし、中学生、高校生ともなれば、 体も大きくなりますし、
当然、不良も出てくる。
不良も、ピンキリかもしれませんが、 中には、ヤクザも顔負けするような、危ないのも出てきます。
そんな、生徒に対して、弱い先生や女の先生は、 どうしたらいいのでしょう。
で、先ほども言いましたが、人気者の先生なら、 生徒たちが悪いことをしても、ほんのちょっと叱っただけで、みんな黙ってしまう。 そんな先生もいます。
そうなんですよ。 それは、学校の先生に限ったことじゃなくて、
学校の教師だろうが、営業マンだろうが、販売員であろうが、 仕事をするために、大きな武器になるのは、なんといっても「人柄」なんですよ。
じゃ、不良のことはちょっと置いときましょう。
学校内での一番の問題。
学校内での一番の問題といったら、そりゃ、やっぱり 「いじめ」でしょう。
学生だけじゃなく、社会人もそうですけどね。
「貧困」 「病気」 「いじめ」
この、「3大苦痛」がなければ、世の中はどれだけ・・・・・・・・・・。
なんか、私も疲れてきて、
まあ、とにかく、学校の先生は、この”いじめ”をされてる生徒だけは
絶対に、守ってあげなければいけない。
で、先ほども言いましたが、
当然、社会人にも”いじめ”はありますね。
でも、高校生までは、守ってあげなければいけない。
大人は、18歳までの子に対しては、守ってあげなければいけない。
なぜなら、人格形成というのは、18で終了するからです。
ようするに、逆をいえば、その人格形成の途中で、大きな大きな傷を負うと、
大人になっても、その”歪み”というものが、ずっと残ってしまうからです。
”いじめ”というものは、ほんとに残酷なものだ。
そうでしょう。
子供が自殺してしまうんだから。
生命エネルギーのある若い子供が、自殺するんだから、
そりゃ、相当な相当な苦痛でしょう。
なぜ、人は”いじめ”をするのでしょう。
それは、面白いからです。
ようするに、”いじめ”というのは、「サディズム」なんですよ。
で、学校の先生というのは、勉強なんか教えなくていいんです。
頭なんか良くなくていいんです。
とにかく、とにかく、
弱い子というのを守ってあげるのが、
それが、教師がやることの最優先なのです。
しかし、”体罰”というものを「完全」に禁じられたら、
そんな、いじめられっ子を
先生は、守ってあげることなんか、できない。
再三再四言いますが、
怖い先生や、人気者の先生なら、
守ってあげられるでしょう。
しかし、それ以外の先生はどうしたらいいのだ。
”体罰”というものを「完全」に禁じられたら、
ふつうの先生は、どうやって、いじめられっ子を守ってあげればいいんだ。
ただでさえ、”事なかれ主義教師”が、はびこってる時代なのに、
ただでさえ、”事なかれ主義教師”が、はびこってる時代なのに、
教師らしい教師までにも、”体罰”を「完全」に奪って、どうするんですか。
わかりますか。
わかりませんか。
ようするに、ふつうの先生から、”体罰”を「完全」に取り上げることは、
それは、いじめられっ子の自殺を”助長”するものなのです。
なぜ、1人の生徒が体罰によって死んだからといって、マスコミはこれほどまでに騒がなければいけないのか
1人の生徒が、体罰によって自殺した。
どういう理由であれ、子供が自殺することは悲しいことである。
子供じゃなくても、大人が自殺したって、当然、悲しいことである。
だが、今回の件は、例外なケースなのだ。
部活内での、顧問の”しごき”によって、自殺するというのは、
例外なケースなのです。
彼が自殺した理由は、顧問の体罰ということになっているが、
実際のところは、わからない。
仕事じゃないのだから、その部活を辞めればよかったのに。 と思ってる人もいるでしょう。
でも、辞められなかった理由があったのでしょう。
いずれにしても、残念なことです。
ただ、ここで、考えて頂きたい。
じゃ、明らかに”いじめ”によって自殺した子は、
いくらでも、たくさんいるのに、
なぜ、マスコミは、今まで、ずっと”知らんぷり”をしてきたのだ。
滋賀県の子が自殺したときは、
クローズアップされたが、
他の自殺した子たちは、どういう扱いをされてきたんだ。
一人、そしてまた一人が、いじめによって死んでいくたびに、 マスコミは、これほどまでに過剰に報道したのか。
そして、マスコミは、あの滋賀県の子が自殺したとき、どういう報道をしたんだ。
今回の件みたいに、
”いじめは絶対悪だ” ”いじめは許せん!” ”いじめは絶対に絶命させる”
みたいな報道をしたのだろうか。
したんでしょうか。
してないでしょう。
そういう報道をしないどころか、
マスコミは、そのいじめ加害者の親族が、
有力者であったことも報道しなかった。
そして、世間は、その滋賀県の”いじめ”によって自殺をした子に対して、どういう反応をしたのだろうか。
「なんだ、また一人の弱い子供が自殺したのか」
そう思った人は少ないだろうし、少ないことを祈るばかりだが、
実際はどうなんだろうか。
しかし、毎年、”いじめ”で自殺する子は、何人いるんでしょう。
100人ですか。
200人ですか。
300人ですか。
じゃあ、今回の体罰の件で、1人の子が自殺した。
だったら、いじめで自殺した子が、100人いたとしたら、
マスコミは、今回の件の100倍の報道をしなければいけないじゃないか。
そうでしょう。
ようするに、マスコミも、世論も、
”体罰”に関しては、「体罰はけしからん! 体罰は絶対悪だ!」の嵐。
それに対して、
”いじめ”に関しては、ほとんど放置。
まだ書かなければいけないことが、半分くらいあるんですけど、
ちょっと、私は体調を崩している老人なので、
体力的に、今日はここまでです。
で、今日書いたことは、
”体罰”と”いじめ”のことだけなんですけど、
これだけじゃ、
タイトルの「マスコミのヤクザ化 日本人の白痴化」
には、まだならないんですよ。
「マスコミのヤクザ化」 と言ったら、なんといっても、
・小泉政権
・小泉構造改革
・小泉純一郎
・小泉進次郎
・維新の会
・新自由主義
・TPP
これらが、メインですから。
これらのことを書かないといけないんですけど、
ですから、続きは、次回ということになりますが、
ちょっと、いつになるかはわかりません。
ただ、これだけは、最後に言わせてください。
”体罰””体罰”と騒いでますが、
”体罰”と、「言葉の暴力」による”いじめ”と、
どちらが酷なんでしょう。
女子の間での、いじめは、「体の暴力」によるものですか。
ちがいますよね。
中にはそういうのも、あるかもしれませんが、
女子の間での、いじめの8割、9割は、
「言葉の暴力」によるものでしょう。
だから、考えてもらいたいんです。
誰が見ても、とんでもない暴力教師による”不謹慎な体罰”
これは許せませんよ。
しかし、現在、学校で「横行」しまくってるのは、
「体罰」ではなく、それよりも、もっともっと残酷な「いじめ」であり、
そっちのほうが、はるかに深刻な問題であることを、
これ、ちゃんと覚えておいてください。
で、まだ最後にあるんですよ。
「体罰を使わなくては”いじめ”を阻止できない教師は辞めればいい」。
こういうことを言う人がいるでしょう。
しかし、そういうことを言う権利があるのは、
まず、自分が教師だとしたら、その体罰を使わなくても”いじめ”を阻止できる人。
あと、よくコンビニとかで、不良がたむろしてますが、 そういう不良少年たちに、「君たち、ここでたむろしてると迷惑だから、どこかに行きなさい」。と叱れる人。
こういうことができる人だけです。
それでは、とりあえず、
おつかれさまでした。
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