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「サイレント・テロ」という言葉をご存知だろうか。
働いても、お金にならない。
一生懸命頑張っても満足な収入につながらない...。
ワーキングプアたちが言い出した、余りに寂しい造語である。
ワーキングプアたちもまた、病原菌に侵されている人々だ。
彼らは、そのどうしようもない状況に自爆テロを敢行したのだ。
それが、「サイレント・テロ」である。
テロといっても、勇ましいものでもなければ、
既存の構造を破壊しようというものでもない。
ただただ、絶望の自分を極めて消極的な形で表現し、
誰にともなく抵抗しようというものだ。
彼らのテロとは、「消費しない・子供を作らない・働かない」という
3つを合言葉に展開されている。
ニートという言葉も、悲しかった。
しかし「サイレント・テロ」には、
「頑張ったけど、どうしようもなかった」という響きがあり、
人間の当たり前の営みを拒否することしか、自らを表現できないという、
言葉にならない悲しさがある。
今の日本には、病原菌が蔓延し、全ての人が侵されている。
「サイレント・テロ」に参加する人々は、そのことに感づいているのだろう。
表現方法は涙が出るほど消極的だが、「おかしい」ということには、気づいている。
本当に怖いのは、「気づいていない」あなたかもしれない。
ここまでお読みになられて、ひとつの回答が出たかと思う。
これこそ、今持たなくてはならない一番重要な認識であり、
私と皆様との共通認識としたい。
その認識こそ「今が最高」である...。
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