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「新仕分け」で生活保護基準引き下げへ 保護費削減賛成派が知らない日本社会に及ぼす悪影響
http://www.asyura2.com/12/social9/msg/217.html
投稿者 MR 日時 2012 年 11 月 22 日 06:53:21: cT5Wxjlo3Xe3.
 

政策ウォッチ編・第3回】 2012年11月22日 みわよしこ [フリーランス・ライター]
「新仕分け」で生活保護基準引き下げへ
保護費削減賛成派が知らない日本社会に及ぼす悪影響
――政策ウォッチ編・第3回
2012年12月16日の衆議院選挙を前に、生活保護制度をめぐる動きは、さらに目まぐるしくなっている。

2012年11月15日、厚生労働省は、生活保護の見直しを衆議院選挙後に行う方針を明らかにした。国民の信任を得た新政権の意向を反映させるためであるという。翌々日である11月17日、行政刷新会議「新仕分け」では、「当初の厚生労働省案に沿って生活保護費を削減すべし」という結論となった。

衆議院選挙で成立する新政権が、この結論を支持すれば、生活保護基準は引き下げられることになる。本当に、それで良いのだろうか? 「新仕分け」で政府方針を支持した数多くの人々は、その結論が自分自身の首を絞める可能性に気づいているだろうか?

ノリで決められようとしている「生活保護基準引き下げ」
弱者を潰す大衆の「大義」とは?


2012年11月17日に開催された、行政刷新会議「新仕分け」第2日、生活保護(生活扶助・住宅扶助)のようす(ネット中継画面ショット)
 2012年11月17日、私は自宅仕事部屋のパソコンの前で、「もう、目も耳も塞いでしまいたい」と思いながら、行政刷新会議「新仕分け」のネット中継を試聴していた。この日、生活保護制度と、生活保護受給者に対する医療が対象となっていたからだ。暗い表情で画面を見つめ、涙を流し、時に小さな怒声を上げながらキーボードを叩いてツイッターやフェイスブックで意見を表明し続ける私の顔を、同居する2匹の老猫が覗きこみ、猫語で心配を表明した。私は涙声で「ごめん」と答えた。障害者である筆者は、生活保護を利用しているわけではないが、生活保護政策の影響を強く受ける立場にある。いつまで、猫2匹と自分の生存・生活を支えられるだろう? 不安でたまらない。


【図1】生活保護費負担金(事業費ベース)実績額の推移 出典:内閣府 行政刷新会議事務局『行政刷新会議ワーキンググループ「新仕分け」』資料
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【図2】世帯類型別の保護世帯数と校正割合の推移
出典:内閣府 行政刷新会議事務局『行政刷新会議ワーキンググループ「新仕分け」』資料
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【図3】年齢階層別被保護人員の年次推移
出典:内閣府 行政刷新会議事務局『行政刷新会議ワーキンググループ「新仕分け」』資料
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【図4】「その他の世帯」のうち障害・傷病のある世帯員
出典:内閣府 行政刷新会議事務局『行政刷新会議ワーキンググループ「新仕分け」』資料
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【図5】保護開始・廃止人員と失業率の推移
出典:内閣府 行政刷新会議事務局『行政刷新会議ワーキンググループ「新仕分け」』資料
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 配布された参考資料の冒頭部分は、生活保護に関する現在の問題点を概ね網羅している。生活保護費は増大の一途にあり(図1)、比率では稼働年齢層の生活保護受給の増大が大きい(図2)。

 一方、人数でみれば、日本全体の高齢化に伴い、高齢者数の増大が著しい(図3)。「働けるのに働かない」とされがちな「その他世帯(注1)」のうち約27%は、世帯主以外の世帯員が障害者・傷病者であること(図4)も示されている。これらの世帯では、家族の介護や看病のために世帯主が働けない可能性も高いことが読み取れる。振り返って図5「保護開始(廃止)人員−失業率」を見ると、問題とされている「その他世帯」の増加の原因は不況による雇用状況の悪化であることが示唆されている。

(注1)
世帯主が高齢者・障害者・傷病者のいずれでもなく、母子世帯ではない世帯。

「この資料をベースに熟議を重ねれば、おかしな結論に至ることはないだろう」

 と、筆者には思われる。もしかすると、厚生労働省のギリギリの良心の表明なのかもしれない。

 しかしながら、仕分け人として登場した人々は、生活保護について充分かつ正確な知識を持っているとは思えなかった。出来の悪いトークショーのような議論が、形式的に行われた。少なくとも筆者には、そのように感じられた。もともと生活保護受給者に対して好意的ではない層の多い「ニコニコ生放送」の視聴者アンケートでは、多くの人々が生活保護基準引き下げを支持した。


内閣府・行政刷新会議の「新仕分け」サイト。生活保護という、200万人以上の人命がかかっている制度に関する議論が含まれているのに、まるで新しいドラマの宣伝ページのようだ
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一部の生活保護受給者への攻撃が
自己責任とは言えない人々を苦しめる

 新仕分けの結論は、

「自立の助長の観点から、就労インセンティブを削がない水準とすべき」

「生活保護受給者の就労を促進するため、就労収入積立制度などの実現に向けて対応すべき。一方、正当な理由なく就労に向けた活動を怠る生活保護受給者に対し、就労を促すペナルティーの強化という点も含めて検討すべき」

 など、あくまで「働けるはずなのに働かない生活保護受給者を働かせる」という内容となった。

 また、「一般の低所得者の消費実態などとの均衡を図る」として、生活保護基準以下で生活している極貧層レベルへと生活保護基準を後退させる内容も盛り込まれた。

 この影響を受ける人々の大半は、「働けるのに怠けて働かない」とされたり「働けるのに生活保護費でパチンコ」と批判されたりする、極めて少数の人々ではない。そもそも働けない条件があって、生活保護以外に生計の道がない高齢者・障害者・傷病者たちであったり、家族の介護や看病に対する公的支援の手薄さから就労の困難な貧困層の人々であったり、生活保護世帯に生まれた子どもたち・親が生活保護を申請した子どもたちであったりする。

 生活保護基準引き下げを支持した人々は、「自分だけは決して障害者にも傷病者にもならず、そのような家族を抱えることもなく、失業状態が長期にわたることもなく、老いて働けなくなることもない」という自信があるのだろうか? たぶん、気分とノリで騒いでいるだけなのだろう。今のところは他人ごとだから、安心して生活保護基準引き下げを支持するのだろう。いざ自分が困難を抱えた時に、過去の自分のような人々が自分を追い詰めるのだとも知らずに。

「新仕分け」で気分が悪くなってしまった筆者は、布団をかぶって泣き、一日寝込んでしまった。でも、絶望も泣き寝入りもしない。ただ、今、現実に起こっていることを一人でも多くの読者に伝えるべく、本連載の執筆を続けるだけだ。

“最後のセーフティネット”の意味を再確認した
「生活困窮者の生活支援の在り方に関する特別部会」

 社会保障審議会・生活保護基準部会と、同・生活困窮者の生活支援の在り方に関する特別部会では、年内に結論を取りまとめる予定であったが、それら部会の結論提出は、衆議院選挙後、新政権の意向が明確になるまで見送られることとなった。11月15日、厚生労働省がそのような方針を明らかにしたからである。


11月14日、特別部会が開催されたホテル宴会場の入り口に掲げられていた案内。末尾の「御席」に、この宴会場のふだんの姿が現れているようだ
Photo by Yoshiko Miwa
 前日の11月14日、生活困窮者の生活支援の在り方に関する第10回特別部会が、東京都内のホテルで開催されていた。そこでは、セーフティネットのあるべき姿と実現の可能性が検討された。

 第10回特別部会では、過去9回の議論の振り返りと追加の議論が行われた。当初、11月中に報告書がまとめられ、第11回特別部会で最終的な検討が行われる予定であった。議論は、予めまとめられた資料に沿って行われた。

 まず最初に、新しい生活困窮者支援の基本的な考え方が議論された。

 最初に、特別部会で議論していた新たな生活困窮者支援システムが、生活保護制度と相反するものではないことが確認された。さらに、両者を貫く理念の必要性が議論された。その理念とは、「人間が、人間として尊厳をもって暮らすことを支援する」というものである。新しいシステムは、既存の生活保護制度と有効に組み合わせられて、同じ目的のために総合的に機能するものである。このことは、生活保護受給者に強引な就労指導を強要することを意味しない。生活保護受給者でも、尊厳をもって精神的に自立した生活を営むことが可能でなくてはならない。もちろん、経済的自立ができれば、さらに望ましい。

 委員たちの間から、異論はなかった、宮本太郎部会長(政治学者・北海道大学)も、その理念を報告書に含めたいと語った。

「自立しろ」と言えば自立できるのか
生活困窮者支援の難しさ

 では、新しい生活困窮者支援システムは、具体的にはどのようなものだろうか。現在、公的機関に限っても福祉事務所(生活保護)・社会福祉協議会(貸付)・ハローワーク(就労支援)と3つに分かれている窓口を、1つに統合した新しい窓口である。生活困窮者は、健康問題・人間関係問題など、多様な問題を抱えていることが多い。多様な立場の専門家や支援者たちが関わり、1つの窓口で総合的な支援を行えるようにすることが目標とされている。

 藤田孝典委員(困窮者支援・NPO法人ほっとプラス)は、新しい支援機関の法的位置づけに関して、懸念を示した。新しい窓口に、生活保護開始を決定する権限が与えられなければ、困窮者を支援の枠組みに乗せることができないからだ。藤田氏によれば、このために必要なのは、福祉事務所に十分な人員配置を行うなどの機能強化である。この点に関しては、委員たちの間で議論となった。主に懸念されたのは、福祉事務所だけが強大な権限を持つ可能性である。

 岩田正美委員(社会学者・日本女子大学)は、まず、資料に対して、

「私、『参加と自立』と言ってきたのに、『参加』が落ちています」

 と指摘し、

「やる側・供給側の視点が強いです。自己決定を最優先させる理念をはっきりさせておかないと、お尻を叩いて自立させるだけになります」

 と言う。なぜ、それではいけないのか。岩田氏によれば、困窮者は社会に参加できない状態が長く続いて自尊感情を失っていることが多いので、支援とは、自尊感情の回復プロセスを含むものでなくてはならない。

 岩田氏が過去に行ったインタビュー調査の1つでは、施設にいる元ホームレスの1人が、

「何かメニューがあって、自分の知らないところで決められて、自分は今、ここにいます」

 と語ったという。岩田氏は、新しい相談窓口が、そのようなものになる懸念を表明した。そして、困窮者本人による参加の重要性を強調した。

 議論の中では、

「かつて、生活保護世帯の家計指導をケースワーカーが行なっていた時代があった。かつては本当に指導のためであったが、今は少しでも余裕があれば剥がすためになっている」

 など、生々しい実態も語られた。委員たちは少なくとも、議論のプロセスの中で、このような事実を共有して結論へと向かっていた。

求人がなければ、教育が不十分ならば
実を結ばない「就労支援」

 就労支援に関しては、この不況下、選択可能な就労先を増やさなければ成果は出ない。また、長期にわたって困窮状態にある人々の再就職は、通常の失業者よりもずっと困難である。このため、中間的就労(障害者作業所のように、通勤すること・職場コミュニティをはじめとする社会に参加することを主目的とした、最低賃金法の束縛を受けない雇用形態)・社会的企業の導入が議論されている。

 中間的就労に関しても、「労働市場に悪影響を与えないか」「出口がなく、ずっと中間的就労のままにならないか」という視点から議論が行われた。議論の流れは、中間的就労・社会的企業というシステムを使って、人を変えるのではなく社会を変えていくことの重要性へと向かっていった。

 野老真理子委員(経営者・大里綜合管理(株))は、民間企業を経営する立場から、

「納税しているのに、生活保護受給者が増えて、税金が使われる」

 ということに対する不快感を表明した。野老氏は、税金が使われるにあたっては、自分たちが納税したことと同じくらいの意味がなければならないという。生活保護に関しては、生活保護受給者が納税者になったら、意味があったと思えるという。「国のお金を使わずに困窮者を支援する仕組みを作りたい」と、野老氏は主張する。それは「企業家としての思い」であるという。筆者には、「では、何のための納税なんだろう?」という疑問が残った。税の徴収と適切な分配は、公共、つまり国の仕事でなかったら、どこの誰の仕事なのだろうか。生活保護費は、国費の無駄遣いではなく、社会に対する投資だ。

 まず、どのような人々が、生活困窮者になるのだろうか? 2009年、大阪府堺市健康福祉局理事であった道中隆氏(関西国際大学)の調査によれば、生活保護世帯主の約73%が中卒・高校中退であった。「十分な教育を受けなかったことが、経済的自立を維持することを難しくした」と見るべきだろう。

 宮本みち子委員(社会学者・放送大学)は、生活保護世帯の子どもの学習・教育に関する問題は、後期中等教育欠如の問題であり、同時に就労の問題でもあるとして捉え直す必要があるという。すべての子どもに、学力とともに教育機会を保障して就労支援を行うことの重要さを、宮本氏は語った。

生活保護基準引き下げは
“就労インセンティブ”として機能するのか

 では、現在の日本にとって、生活保護制度とは何なのだろうか。前述の藤田氏は、生活保護をポジティブにとらえることの重要性を主張する。現在、生活保護受給者は増加して210万人以上となり、さらに増加する見込みである。このことは、生活保護制度が、それだけの人命を救っているということである。藤田氏は「日本で一番、生命を支えている制度」とも言う。

 続いて、高杉敬久委員(日本医師会常任理事)は、

「日本は治しがたい症状だらけです」

 と語りはじめた。対策は、景気を良くすることであり、この特別部会でいくら議論しても無意味だという。困窮者の踏みにじられた尊厳や心は、まず治療されなくてはならない。この視点から、高杉氏は「生活保護基準の引き下げが気になる」と言い、「ただ金額を減らすということで良いのか」と懸念を表明した。

 高杉氏は、困窮者の支援の意味を「弱みのある人を治して社会に出られるようにすること」と語り、「教育は基本です、どんな人にも届けなくてはなりません」と教育の重要性を強調した。

 では、就労支援は結局、どうすれば実を結ぶのか。インセンティブは本当に就労に有効なのか。特別部会では、限られた時間の中で、インセンティブに関する議論も行われた。しかし、求人が不足しているために就労が困難な現状は、インセンティブによって就労意欲を向上させることでは解決しない。冒頭で紹介した「新仕分け」は、「生活保護基準を引き下げることが就労インセンティブとして機能する」という前提のもとに結論を導いたが、その前提は正しいのだろうか?

 生活保護基準引き下げに賛成する人々は、引き下げが日本の社会に及ぼす悪影響を「全く」と言って良いほど考えていないようだ。生活保護基準引き下げは、社会にとっても有意義だ。日本の活性化のために好影響を及ぼす。そのように考えているようだ。さらに、何らかの快感があるのかもしれない。

「生活保護基準×日本の総人口」は、概ね、日本の内需の総量の最低線の指標である。生活保護基準を引き下げるということは、内需を縮小するということに他ならない。どのようにポジティブな波及効果が考えられるだろうか? 筆者には、何1つ思い浮かばない。

 12月16日の衆議院総選挙まで、情報を集める時間・考える時間は、まだ3週間以上も残されている。バッシング報道に扇動された結果でなく、自分なりに調べ、知り、考えた結論を出す時間がある。

 次回は、選挙での選択を行う上で参考になると考えられる内容を中心に紹介する。各政党や候補者たちは、生活保護制度・社会保障・日本の向かうべきゴールについて、どのように考えているのだろうか?

<お知らせ>

 本連載は、大幅な加筆を行った後、2013年2月、日本評論社より書籍「生活保護のリアル」として刊行する予定です。どうぞ、書籍版にもご期待ください。
http://diamond.jp/articles/print/28302  

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コメント
 
01. 2012年11月22日 11:03:38 : IOzibbQO0w

>他人ごとだから、安心して生活保護基準引き下げを支持するのだろう

そうではなく、今後、所得が減り、負担ばかりが増えていく将来が不安だから、
少しでも負担を減らしたいから引下げを支持するのだろう


>。ヨ自分だけは決して障害者にも傷病者にもならず、そのような家族を抱えることもなく、失業状態が長期にわたることもなく、老いて働けなくなることもない」という自信があるのだろうか

将来不安や、不当に税金や社会保障で搾取される怒りだけで一杯で、さらなるリスクをきちんと考える心の余裕がない人が多いのだろう

当然、それが政治にも反映されることになる


02. 2012年11月23日 21:35:33 : kPooBmilqM
日本は、弱い者いじめ大国になった。
心が荒んだ心の貧しい国家になり下がったように感じる。
小泉政権の頃から、急激に日本人は変質したと思う。


「友愛」精神を掲げた鳩山政権は、マスコミの総攻撃で蹴散らされた。
象徴的な鳩山氏の政界引退は、今後の日本を物語っている。


学校は日本社会の縮図だ。
ある一人の子供を、陰湿な集団いじめにより自殺に追いやるニュースが後を絶たない。


科学が進歩し、物質的には豊かになったのに、人格はどんどん退化しているように感じる。

強欲な者しか国の上層部にいない。
そして強欲な者が国を牛耳っている。


資本主義で勝ち組と負け組が出るのは仕方ないが、制度を勝ち組が決めてはならない。

つまり、官僚のエリート意識が間違いの元なのです。
彼らは資本主義の勝ち組ではない。
資本主義に参加しなかった審判のはずだ。

なのに勝手に勝ち組仲間に入り、勝ち組の論理で制度をどんどん改悪している。

つまり公務員改革をしなければ、この国は壊れる。


03. 2012年11月24日 13:59:41 : 7zU3VJcF7I
俺が知っている限り
生活保護受給者が弱者だとは
到底思えない
最悪の連中ばかりだったよ。

ムショニ出入りを繰り返してして高齢になった者
ムショニ入ったヤクザの家族
働けないと言いながら
 隣家の女房と浮気してその亭主と大乱闘した元気者
その他イロイロ

全部がそうだと言わないが
到底普通の善良な市民だと思えない連中ばかりだったよ。
そんな連中でも
見殺しにはできないし
ほったらかしておけば
一般市民に悪さをする。

弱者だなんて左翼の宣伝のような味方は捨てた方が良い。


 


04. 2012年11月25日 03:37:27 : 7EMZfWXwaY
≫3さん

そんな人とばかりどうやったら知り合いになれるのですか?
普通に生活していたら、出会わないでしょうに。

私は就業支援講習を頼まれた事があって、何人も知っている。

何度も面接で落ちて、鬱病になるんじゃないか?という若者とか、
会社が倒産して、大学生の娘の学費の為に奥さんがパートで働き、自分はハローワーク通いしているが、何十社申し込んでも面接にもいけない人。

でも、皆さん真面目につたない講義にノートをとり、次々質問してくれた。
何でみんな無職なのか不思議だった。

で、たまたまその一人と久しぶりに連絡とったら、性格がネガティブになっていて大分参っているようで、かける言葉がなかった。
まだ若いのに、何でこんな世の中なのかと絶望的な気持ちになった。

貴方はこういう人も一緒にまとめて追い詰めようというのですか?

生活保護は最後の保障です。後がない。
これがなくなれば命に関わる人がいる。

生活保護なんて総額でもたった3兆ですよ‼

それに比べ、天下り予算は13兆。
こちらはなくなっても贅沢な共済年金で十分すぎるほど豊かな老後が暮らせる。

最初にメスを入れるべきは、どちらですか?
と厚生官僚に聞きたいものです。


05. 2012年11月25日 09:13:12 : 7zU3VJcF7I
04さん
 03です。
良く読んで下さい。
 全部がそうだとは言わない
と書いてアルでしょう?。

あなたが例示した人物たちですが
あなたの説明によれば
あなたが接した方々は
一定の地域や職種に縛られている方々のように見えますが
違いますか?。

同じ場所に居て
小綺麗で良い給料の仕事探したって
そんなにある訳ないでしょう。
本当に必死なら
仕事内容や働く地域などを
自分の都合に合わせるのでは
仕事や地域に合わせるべきではないですか?。
もし生きるのに必死なら人の嫌がる仕事だってしなければならないでしょう?。
私も人の嫌がる仕事をしましたよ。

私の父も年中出稼ぎでしたし
母も絶対人の世話にはならないと
時には泣きながら
なりふり構わず真っ黒になって働いていましたよ。
子供の時はそんな汚い親がイヤでしたが。


でも今になってみればすぐ生活保護がどうのこうのどうのこうの叫ぶ人達より
汚い親の方が余程立派だと思えます。

人権、政府機関、治安、社会インフラなど
ほとんど未整備の国に移住して
その国に貢献しよう成功しようと挑戦している
日本人の青年男女だって沢山居るではないですか。

それに比べれば
景気後退したとは言え
日本国内はずっとずっと状況が良い。
人生はサバイバルゲームでしょう?

国が何とかするなどというぬるま湯から出て
生きるつもりだったら
人の嫌がる仕事でも何でも遣るのが人生ではないですか。
役人の給料がどうのこうのと言っている間に
どんどん時間が過ぎてしまう。
言っていればすぐ状況が変わる訳でもってない。
そんな事は選挙で選んだ国民の代表者に任せて
取り敢えず生きる術を身に付けるべきだ。

国民の代表者が当てにならない
と言われそうですね。
過去現在
いずれの選挙も投票率は50%前後。
有権者の常に半数は無責任階層ですよね。
この投票率がもっともっと高くなれば
政治の状況ももっと変わるのではないですか?。
投票率が上がった方が
 この掲示板で不平並べているより
よほど効果的ではないですか。


たった三兆円?。
デカくでましたね。
04さんは沢山税金を払っているから言えるのでしょうけれど。


06. 2012年11月26日 02:42:22 : kPooBmilqM
>>05さん


>たった三兆円?。


たった3兆、そう「たった」です。

日本の生活保護支給額のGDPに占める比率はOECD加盟国最低です。平均2.4%に対して0.3%。
受給者の人口比率は、OECD加盟国の平均7.4%に対して0.7%。


日本の生活保護行政の最大の問題は、貰うべき人に渡っていない事、弱者を救わずに自殺に追いやっている事の方なのです。


日本は、役所の「水際作戦」や国民の弱者いじめ体質のせいで、もらうべき人が貰わずに、餓死や自殺をしている、先進国とは思えない国です。

貴方は不正受給には腹が立つのに、そこには何故腹が立たないのですか?


不正受給など、その世界最小の受給者の更に0.4%しかいないんです。
そんな小さな事を針小棒大にあげつらって、マスコミが愚かな国民を煽り立てているのです。


貴方のお知り合いのような人種はごくごくわずかですよ。
その0.4%を炙り出す為に、その他の病気や原発被災者、高齢者などの99.6%の人を更に追いつめますか?
世界最低の生活保護支給水準は更に下がり、他国の追随を許さない独走態勢が続きますね。

ちなみに
教育への公財政支出もOECDで最低。
失業手当はOECD平均の3分の1。
自殺率はOECD諸国平均の倍です。


日本は世界一弱者に厳しい国家です。
それに比して天下り予算の12兆はあまりにも大きいと言わせていただきます。


税金は250兆もあるのに、一体何に消えているのでしょう?
復興予算は何故被災地に行かないのでしょう?
私たちは、天下り役人が贅沢三昧する為に税金を納めているのではない。


生活保護は最後のセーフティネットなのですよ。
人の命がかかっている。自分ではどうする事も出来ない子供も含めて。

ここを安易に削る事は許されません。ここを仕分の対象にするなど、狂っています。


失業対策やワーキングプア問題、低年金問題を真っ先に行い、その効果をもって自然に生活保護が減るようにするべきです。


こちら日弁連のサイトです。
http://www.nichibenren.or.jp/library/ja/publication/booklet/data/seikatuhogo_qa.pdf

冷静に考えてください。


07. 2012年11月26日 08:49:08 : 7zU3VJcF7I
06さん

 05です
先日のテレビには
かの有名な元オーム真理教の
 上佑
様が出演していました。

彼の話では
その元オームの信者が
かなりの数字で生活保護を受けている

ペロッと
漏らしていました。
 しまった!
というような表情をしていましたが。
その信者の保護費が
現在上佑が運営する教団に回っているのですよ。
被害者保障にもそのお金が回っている
という事でしょう?。
こんな馬鹿げた生活保護制度がありますか。

何が弱者のセイフティネットですか。

生活保護は
 ハッキリ言って自らの意志で人生に落ちこぼれた受給者が
真っ当な人生を送っている一般大衆に
害をおよばさない為にする防犯対策費とするべきだ。
 
ワーキングプアー?。
私の両親も生涯
そうだったし
私も若い頃はそうでしたよ。
でも他から施されようなんて夢にも思わなかった。

現在若者の失業問題が騒がれていますが

昨今の報道では
新規大卒者の数を大幅に上回る求人があったにも関わらず
未就職者は三分の一に迫るそうですよ。
 そしてその理由は仕事のミスマッチ!
この報道はインチキなんでしょうか。
少し甘えすぎではないですか?。
彼等は次期も新卒者に食われておそらく見捨てられる可能性が高い。

どうするんですか。
こんな甘ったれた人間ばかり増えて
弱者だなどと主張してばかりの人間が増えて。
アナタの主張する
たった三兆円は
誰が稼いでいるんですか?。


 


08. 2012年11月26日 09:38:58 : 7zU3VJcF7I
06さん
 05ですが追加です。
私は生活保護の実態を話している訳ですから
他の財政支出問題と混ぜないようにお願いします。
何でもかんでも混ぜて正当性を訴えるアナタの思考は

例えは良くないですが
 傷害事件の裁判で
殺人事件よりはずっとマシなんだから無罪にしろ

と述べているようなものです(^^;。

誰かが国が何とかしてくれる
として必死にならない
人生は背水の陣だということ理解しない
その風潮が当たり前になるのを助長するな
と私は主張している訳です。
 心地よい真綿でも首を絞める事はできるんですよ。
 勿論人間が皆意志堅固ではないことも理解した上での主張です。



09. 2012年11月27日 11:17:03 : EYHTwT0u8w
生活保護が最低賃金より多いなら、最低賃金を上げるべき。
フルタイムで働いて10万ちょっととか?生活保護がそれより少ないなら納得するのか?

国民年金しか貰えない高齢の国民が増えれば、生活保護に頼る人間は増える。非正規で国民年金しか貰えないような労働者に、老後のためのたくわえ、なんて無理。
真ん中が苦しいなら、下から取って来ようとしないで上から取ってくればいいんじゃない?
貧乏人どうしで首絞めあって。金持ち、オカミに載せられて『あいつらよりマシ』な層を作ろうなんて、江戸時代の身分制度のようだ。
前科ものに生活保護を支給しちゃいけないなら、仕事を斡旋するしかない。貧すればドンするとも言うし。
ある意味、一回やってハードル低い可能性もあるんだから、治安が悪くなる。
実際、屋根と食にありつくために再犯繰り返す奴だって少なくない。刑務所の運営や警察の給料だって税金だ。治療のためより予防のために使うほうが、正しい使い方だと思う。
仕方がない、色んな人がいるのが社会だ。清く正しく美しく生きられる人ばかりじゃない。大病したり倒産したり離婚したり車で人はねちゃったり、長い人生、些細なきっかけで、いろんなことがある。
就職難も不景気も親の財産も生まれ持っての才能も運も。どうしようもないこともいっぱいある。
結果、治安の悪い、金持ちに鴨な、自分だって明日はわが身の生き辛い世の中になるだけだと思う。
貧乏でも施されようと思わない人は、そういう生き方を貫けばいい。けど、そういう生き方を周りに強いることはない。黙って自分の生き方に満足してる方がかっこいいよ。
不正はよくないが、生活保護自体が不正なのではない。
私には子供いないからかも知れないけど、子供手当てとか児童手当とか、高校無償化とかだって、呼び名が違うだけで、充分、生活保護だと思うけど、それ言うと国民の反発買うから言わないのかね、クニもマスコミも。
だから手当てをやめろ!!って言ってるわけではない。


10. 2012年11月28日 08:38:45 : 7zU3VJcF7I
09様
 
 何度も読み返してみましたが
あなたの真意がわからない。
 まるでカー雑誌の車の批評ライターのようです。
肯定したかと思ったら否定して
最後には肯定しているような体裁を持たせて終わる(^_^)ノ。

 私は過去の出来事も持ち出してコメントしていますが
別にそれを押しつけている訳ではありません。
 
人間が全部意志堅固だとは思いませんし
時代時代に状況の異なった困難があるのも承知です。
でも不公平不条理不合理格差貧困等々は
現在より
数十年昔の日本の方がもっとその程度が大きかったと思います。
だから昔はだめだったと言っている訳ではありません。
当時は当時の思慮分別と価値観で社会が動いていたわけですからね。

ただ私は貧乏な時代の日本を知っています。
私の両親も含めて
当時の周囲の人達
小さな体のお母さん達が
夜も明け切らない内から
大きな荷物を背負って行商に行く姿や
少しでも燃料費を節約しようとして
 廃材や流木を背負って帰る姿やら。

現在の様々な主張を聞いていると
今弱者を自称している人達に
その様な生き抜くための根性が欠けているのではないだろうか
と思えてしまう訳です。
私の母もその辛さに何時も涙していましたが。
それでも困った人にはお金を貸したり
物を与えたりしていましたけれど。

私が主張するのは安易に他力本願にするような雰囲気を助長するな
と言っている訳です。
そんな風潮が全国に蔓延したらどうするんですか?。

確かに今は不況なのでしょうけれど
私が育った頃よりずっと状況が良い。
 悪銭身に付かず
と言うではないですか。
生活費に当てるべき保護費を
パチンコ屋や酒に使ってしまうのを見れば
わかるではないですか。
悪銭とは安易に入ってお金のことでしょう。


11. 2012年11月28日 08:40:20 : 7zU3VJcF7I
10は08からでした。

12. 2012年11月29日 12:45:51 : kPooBmilqM
07、10さん


生活保護受給者の内訳は、「高齢者」「母子家庭」「障害者」で約90%です。
新卒者の就職難問題については、若者はほとんど生活保護受給者に含まれていない。
若者は就職に失敗したとしても、アルバイトや非正規、親に頼るなど選択肢があるのでしょう。

不正とされるのは0.4%。その中でパチンコやオウムの割合は更に少数という事になる。


また、生活保護世帯は全く働いていないという強い思い込みがあるようですが、
多くの人は働いていますよ。
それでも収入が低い為に補足的にもらっているのです。


貴方はマスコミに擦り込まれた稀な例と思い込みだけで声を荒げますが、本来受けるべき人の20%にしか渡さず、餓死、自殺、失踪につながっている事では怒らないのですか?

一旦冷静に立ち止まれば、「何かおかしい?」と気付くはずです。

そもそも以前から役所の人と相談して受けていた芸人の母親の生活保護が、何故急に大騒ぎになったのか?
そして特別な事件が起こったわけでもないのに、何故生活保護でパチンコする少数の人を一斉に横並びでマスコミが大報道するのか?

パチンコする生活保護受給者が、何故何人も堂々とテレビのインタビューに出て、やましい事をはきはきとしゃべるのか?


13. 2012年11月29日 18:12:41 : xMlrpKRYps
12さん

0・4パーセントというのはあくまで表面に現れた数でしょう?。
何事も表面に出るのは氷山の一角と言うではないですか。

私は行くべきところに行く生活保護ついて否定していませんよ。
生まれつき障害を持った人もいるでしょう
若くして障害を持った人もいるでしょう

高齢者の受給者ってどんな人たちなのですか
堅実に普通の生活を送ってき人なら
 生活保護など受けなくても何とかやって行けるのでは

私も高齢者でしかも地域一番の貧困家庭出身
中卒で学歴もなし。
だけれども長年人の嫌がる三K仕事に従事し
複数の子供も育て
酒やタバコや賭事に無駄金を使わず
税金や年金など厚生関係のお金もしっかり収め民間の生命保険にも入って
いざという時に困らない手だてを整えてきた。

そんな別に特別恵まれていたわけでも無いけれど
何でも自己責任だと思いながらやって来た者から見れば
疑問に思うのが当然ではないですか。
それがなにか非難されるべきことなのでしょうか?。

母子家庭ですか?。
昔から母子家庭はたくさんありました。
お母さんが再婚もせずに
世間から冷たく扱われながらも
女手一つで複数の子供を育てた
なんて話は良く聞きましたよ。

おかしいではないですか。
現在年金を貰っている人達は
税金や年金などの厚生関係のお金を全部給料から天引きされて
その残ったお金で家族に責任を果たして来た
日本の税制を支えてきた階層でしょう。
その階層が邪魔者扱いされても
誰も弁護する人が居ない。

それでいて生活保護者の話になると
正義の味方のような態度での弁舌になる。

これでは批判の一つもしたくなるのは当然だ。

07 10からです。


14. asy8 2012年11月30日 11:20:25 : 3ati27iqg4fYY : 4cyjBOQFfY
自分がそういう立場になれば、どういうことになるのかわかるだろう。
自分が無関係だと考えているあいだは、どんなことでも平気で言うことができる。

15. 2012年11月30日 13:10:55 : xMlrpKRYps
14さん

 だからそうならないよう
自分のことは自分で始末できるような態勢を
若いときから考えるべきだ
と私は主張している。

何ですか、今の体たらくは。
就職する前は
 ミスマッチ
などと我が儘な事を当然のように主張し

就職すれば
 自分に合わない
として早々と諦めてしまう。

このような者が沢山居るそうではないですか。

そのような甘ったれた人達が
いずれ加齢すると生活ができなくなってくる。
社会的な問題もあるだろう。
だが最初の原因は自分の甘さ加減だろう。

結婚にしても性格の不一致だとかで
すぐ別れてしまう。
他人同士が一緒になって一致するなどあるわけがない。
男が働かないとか
暴力を振るうなら別だ。

いずれにしても
成人しても社会で生きるという覚悟が無い。

しかしながらこつこつと泣き言言わずに
努力している人達もたくさんいる。

だから生活保護がどうのこうの
甘ったれた事が言っていられる。
経済の後進国で
 生活保護なんて言っていられるのか。

以上13



16. 2012年12月01日 11:49:48 : kPooBmilqM
>>13さん


マスコミが横並びで一斉に繰り返し繰り返し報道する時は思惑があります。
メディアと霞が関はうまく連携していますから。


生活保護の金額は、最低賃金や課税最低所得など、あらゆる保障の基準値とされています。
生活最低額に連動する制度は多く、年金や医療費、最低賃金にも影響するようです。
・・喜ぶのは厚労省や大企業だけという事になります。


生活保護バッシングに踊る大衆と霞が関では、見ているゴールが違うと思いますけどね。


お気を付け下さい。
生活保護費削減の決定に大喜びしていた貴方は、ある日、自分の年金が減額され、医療費が上がっていた事に気づくかもしれません。


思うに、共済・厚生・国民年金を一元化して、全員に一律「生活最低額」を支給すればよいのではありませんか?
そうすれば生活保護の大半を占める高齢者の受給者が救済される。
生活保護 > 国民年金 
も解消だれる。

そして生活保護費は激減するでしょう。
貴方の望み通りだ。


貰いすぎている人から少なすぎる人に移動させるだけだから、年金の総額は変わりません。
消費税増税なんて必要ない。


若者が十年働いても給料が全く上がらない時代に、仕事しない人に若者の何倍もの公的年金を渡す事こそ問題です。
ただでさえ老人世代は、高度成長期の恩恵を受け、貯金もたっぷりあるのだから。


17. 2012年12月01日 13:55:40 : Hh4TqK75Eo
16さん

一律ですか?。

 なるほど
つまり人生は
のらくらしても
必死で頑張っても

結果は同じ老後を送れ

こう言いたい訳ですね?。

つまり働いても働かなくても
結果は大して変わらない。

それでお金もらえるなら
何も頑張って働いて
税金収める事は無い。

事業経営者もバカらしくなって適当にやる事でしょう。

適当にチンタラチンタラしていれば良いわけだ。
なる程。

旧ソビエト連邦のような世界が望み何ですね。

一度ついた怠け癖は一生治りませんよ。

あなたのような人ばかりなら
きっと良い社会ができあがるでしょう。



18. 2012年12月02日 09:24:48 : Hh4TqK75Eo
16さん

 後世の創作かもしれませんが
昔の武将が
 自分の目的を果たすために
我に艱難辛苦を与えたまえ
 と祈った話があります。

16さんの主張は
 努力も何もせず
我にお金を与えたまえ
と祈っているようなものだ。

お金は
 自分の力で稼ぐものでしょう?
健康で文化的な生活も
 自分の力で勝ち取るものでしょう?

日本国憲法や
人様が与えてくれるものなんですか?

 本当に頑張ったけれど
万策尽きてどうにもならなくなった
と言うのであればそれでも異論は無い。 

 私も貯金をタップリ持っていますが(笑)。
あなた方のように
 万策尽きたようでもない
高額な情報端末をいじくって
 弱者ぶってクレクレ言っているいるような人種には
びた一文渡したくないね。
 お金をドブに捨てるようなものだ。

どうせお金渡すなら
 不平不満ばかり言っていないで
状況悪くても自分の目標に向かって
必死に努力している人達に渡したいよ。

一度社会制度やインフラ整備がされていない
外国に行って暮らしてみたら如何ですか。

自分たちが
いかに無能で甘ったれた存在であるかわかると思いますよ?
もっとも
その様な国に行ってみようと言う根性があるならば
不平不満ばかりの
情けない男にはなっていないと思いますが(>_<)ヽ。

17 18
は13からでした。

では反論をどうぞ。

 


19. 2012年12月02日 22:23:00 : kPooBmilqM
ご存じないようだが、「万策尽きた」人が山ほどいるんですよ。
その2割にしか生活保護は行きわたっていない。世界最低です。
不正は0.4%。その7割はアルバイトや臨時職などの別収入の申告漏れです。

貴方は行政の人間でもなければ、困窮者のボランティアでもないし、生活保護の実態を調べたわけでもない。
なのに、大半が働かず、なまけてぶらぶらしていると「妄想」して批判し、調査して出された数値を、何の根拠もなく「氷山の一角」と「妄想」し、困窮者が生活保護を受けにくい空気を作って餓死や自殺に追い込もうとしている。


彼らをサポートしているのは現役世代の私達であり、貴方ではないというのに。
それどころか貴方の年金も、生活保護同様、我々現役世代が支えているんですよ。


経産省の資料によると、お年寄り世代は将来世代に比べ、1億2000万円も得だそうです。
http://blogos.com/article/43734/

70歳の人の場合、払った額の8.2倍ももらえる。
勿論お金は風船のように膨らまない。不足分は現役世代が払っているのです。

つまり生活保護も高齢者の年金や医療費も、同様に我々現役世代が支えているのです。
そして8倍もの過剰な年金を渡し、海外旅行に使われるくらいなら、生活保護に頼るしかない低年金のお年寄りに回してほしいと思う。

貴方は年金をたくさん納めたつもりかもしれないが実際は違う。
国民年金保険料は、1960年は100円・・1974年で900円。・1985年で6,740円・・・2015年は16,380円。
厚生年金は、1948年で3.0%・・1960年で3.5%。・・1985年で12.4%・・・2013年で17.12%

バブルが崩壊し、小泉改革で日本社会が崩壊し、リーマンショックで世界経済が崩壊し、給料は急落の一途をたどる一方で、年金はじめ、他の社会保障費や税金はうなぎ上り。現役世代の公的負担だけがどんどん増している。
ここへきて1000兆の借金を返せと消費税まで増税だ。


高度成長期に豪勢に国債を発行しまくった世代は、その恩恵だけを十二分に受け、1000兆もの借金返済と高額な社会保障負担は後の世代に全て押し付けて逃げ切った。
そんな世代から「若者は怠けている。甘えている。」と説教される筋合いはない。

貴方は御存知ないようだが、まじめに働きさえすれば年齢とともに給料は上がり、決して会社は潰れず、終身雇用と退職金が約束されている。
税金も年金も数千円納めるだけで老後は潤沢な年金が約束されている・・そんな古き良き昭和はとうの昔に崩壊したんですよ。


20. 2012年12月02日 23:32:28 : Hh4TqK75Eo
19さん

それでは
 万策尽きたと言うのは
どのような状態なのか教えてください。

あなたの学歴はどの程度ですか?。

前にも書きましたが
私達の年代は大半が中卒です。
15才から社会に出て働いています。
15才で社会にでるというのがあなたに想像できますか?
貧しくとも
それまでは親の比護を受けていた少年少女ですよ。
例え不十分であったとしても
誰が生活保護が当然のように口にできる
今の日本の基礎を作ったのですか?
世界の人が小綺麗で清潔な環境だと言われる
今の日本を一体誰が作ったのですか?。

19さんは今まで
食べるものがなくてひもじい思いをしたことがありますか?
擦り切れた服を着たり
穴の空いた靴下を履いたり
雨漏りするようなところで暮らした事ありますか?。

当時から裕福な人は居ましたよ。
ネットで戦後史を調べればわかりますが
今以上の格差不条理不合理不公平が蔓延し
それに基づく様々な事件が発生しています。
犯罪発生率も現在の比ではありませんよ。
現在の出来事をもってして
日本は最悪だなんて
何を寝ぼけている
と怒鳴りつけたくなります。

我々の年代が将来の見通しがたっていたと思いますか。
そんな状況でも
なんとか自立しよう
少しでも自分を押し上げようと思っていたから
19さんのように
高齢者を邪魔にしたり
不平不満を言っている余裕はありませんでしたね。

我々の年代がみんな
19さんのように不平不満ばかり言ってふてくされていたら

日本はどうなったと思いますか。
19さんはずっとそうやって
不平不満を抱えて行くわけですか?。

それであなた方高齢者になったときはどうされるつもりですか?。
若者に尊敬しろ大事にしろと要求されるわけですか?
それとも若者の邪魔になるから
と自ら命を絶ちますか。



21. 2013年3月02日 00:18:50 : qrCkgjsByk
2013年2月28日

厚生労働大臣
田村 憲久 様


社会民主党
党首 福島みずほ


生活扶助基準の引き下げについて撤回を求める申し入れ

 政府は2013年度予算案において、今年の8月から生活扶助基準額を引き下げ、3年間で段階的に約670億円を削ることを決定しました。さらに、期末一時扶助を70億円減らすとともに、新たな生活困窮者支援制度を設けることなどで、年間450億円の削減を見込んでいます。

 生活扶助基準額の引き下げによって、受給額が減少する生活保護世帯は96%にも及び、平均で6.5%の減少となります。特に、子育て世帯の削減幅は、最大で10%と大きく、さらなる子どもの貧困と世代を超えた貧困の連鎖につながりかねません。

 今回の生活扶助基準の見直し方法には大きな問題があります。一つは生活保護世帯の消費実態を低所得者のなかでも最下位の所得階層(第1・十分位)と比較している点です。この層には様々な理由で生活保護基準以下の生活を余儀なくされている世帯が多数含まれています。また、長引く不況や格差が拡大するなかで、低所得者層の生活はさらなる地盤沈下をおこしており、第1・十分位層に合わせれば、生活扶助基準が引き下げられるのは当然です。

 二つめは、物価下落分の反映を理由に削減している点です。その額は、削減額670億円のうち580億円も占めています。近年、耐久消費財の価格は下がっているものの、食費、光熱水費などの価格は下がっておらず、日々の生活への影響は甚大です。そもそも、生活保護制度には物価の変動を反映するルールはなく、「生活保護基準部会報告書」も物価下落分の反映について全く触れていません。物価下落分を引き下げる根拠が不明確です。

 「先に削減ありき」のこうしたやり方は、国民の「健康で文化的な最低限度の生活」を止めどなく引き下げることにつながり、憲法25条「生存権」を具現化した生活保護制度の機能を大きく損なうことになりかねません。

 また、生活扶助基準は、税制や社会保障制度をはじめ、生活の様々な施策に連動しているため、その影響は低所得者層を中心に国民生活に大きな混乱、大きな負担増を強いることが懸念されます。

 よって、社民党は以下の点について申し入れます。

1,生活扶助基準の引き下げを撤回すること。
  最低生活費の算定に当たっては、社会保障審議会「生活保護基準部会」委員が独自に行った調査研究、ならびに2010年「ナショナルミニマム研究会中間報告」を参考として、「健康で文化的な最低限度の生活」を保障する額にすること。

2,新たな生活困窮者支援制度を構築するにあたっては、社会的包摂の考え方を基盤とし、真に当事者の就労・自立支援、生活の安定に資するものとすること。

3,最低賃金の引き上げ、雇用のルールを強化し、ワーキングプアをなくすこと。ひとり親家庭の父母に対する就労支援を強化すること。

4,子どもの貧困問題、貧困の連鎖をどう断ち切るかとの観点から生活保護制度の在り方を検討すること。

5,年金制度の最低保障機能を高め、高齢者、障がい者の貧困の問題に抜本的な取り組みを行うこと。

以上

http://www5.sdp.or.jp/comment/2013/moushiire130228.htm


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