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http://ameblo.jp/englandyy/entry-11399827103.html
大統領選挙と同時に麻薬合法化に関する住民投票が行われた州がアメリカにはあった。そのうちコロラドとワシントン州で嗜好用の大麻が合法化されたらしい。
日本人が聞くととんでもない!とか、アメリカはやっぱ異常な国だというかもしれない。一方で日本でも覚せい剤や麻薬中毒の話は後を絶たない。
大麻の合法化はそれほどおかしなことなのだろうか?
まず、軽い大麻はタバコよりも中毒性が少ないらしいし健康に与える害毒もそれほど高くないらしい。科学的事実に照らせばそれほど危険な嗜好品ではないという。だとすれば軽い大麻を合法化することがそれほど問題とは思えない。
また、大麻が違法であればそれは人の目をかいくぐって高額で取引される。日本だったらヤクザ、アメリカだったらマフィアなどの資金源となっている。そして一般市民が麻薬ほしさにチンピラにシャブ漬けにされてしまうなんてシーンがよくある。が、もしこれが合法なものであればそのようなことは起こらない。どこでも買うことが出来るし今よりも遥かに安価で流通するだろう。そして闇社会に利用される可能性も減る。
もちろん、安すぎればそれはそれで問題になるかもしれない。その際は適切な課税を行えばよい。
麻薬を吸って他の人に危害を加えたらどうなる?とか麻薬を吸って車を運転する輩が生まれかねない。という批判もあるかもしれないが、それでは酒によっぱらって危害を加える人間や車に乗る人間もたくさんいる。それらが酒を禁止するほどの理由にはなってはいない。だとしたら麻薬を禁止する理由もない。
ここは想像だが大麻がもう少し広く流通すれば医療用に使われるような麻薬の値段もより大量生産が行われることで下がるような気がするのだがどうだろうか?
もちろん、大麻がある程度社会的に事実上流通しているアメリカと日本ではまったく社会の事情が違うからアメリカで大麻が合法化されたから即日本でも合法化すべしなどとは思わないし、個人的には全く興味のないことだ。
だが、なんとなく麻薬=絶対ダメ。法律で禁止して当然と思っている人にとっては頭の体操をしてみるいい機会ではないだろうか?と思って取り上げてみた。
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