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http://31634308.at.webry.info/201301/article_23.html
2013/01/23 22:32 かっちの言い分
福島の双葉町長が辞職の意向を明らかにしたと報道がある。まず以下の報道を読んで どう感じるだろう。
福島・双葉町長が辞職の意向 中間貯蔵めぐり不信任
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2013012301001836.html
福島県双葉町の井戸川克隆町長が23日、辞職する意向を明らかにした。町役場が 発表した。井戸川町長は昨年11月、福島県知事と双葉郡7町村長が中間貯蔵施設の現地調査受け入れを決めた際、協議を欠席した。
町議会は12月、全会一致で不信任決議を可決。町長は辞職せず、議会を解散。町議選は24日に告示の予定だった。
上記を読むと、中間貯蔵施設の現地受付の協議を欠席し、職務を全うしない町長だから、不信任になったのだろうぐらいにしか思わないだろう。
井戸川町長は、3.11の原発事故以降、福島原発の核物質に汚染された土地から町民の内部被ばくの危険性を排除するため、役場を福島県外に移し、埼玉県の旧騎西高校に多くの町民を避難させた人である。今も百数十人が避難している。福島県としては、「除染」を行うから、町民を元の地域に帰す政策を取っている。しかし、井戸川町長はそれに反対し、特に子供の内部被ばくの危険性を訴えている。
その町長が、全会一致で不信任となったという。議員は何がしか町内の企業や組織関わっている人が多い。また県議の地方組織を担っている人がほとんどであろう。中間設備などは、村の経済を一気に活性化させるだろう。そこに大きな利権が発生する。
今、自民党が与党になり、原発は推進政策に転換された。この中で、井戸川町長はいつまでも被爆を訴える邪魔な存在と見なされているのであろう。福島が核汚染の被害を受けながら、核被害をネタに経済再生を行おうとしている。皮肉の極みである。
それを選ぶ県民の選択も民意である。結局、一番被害を受けるのは、何の罪もない子供たちである。ただちに影響は無いということは、いつか影響があると言っていることと等価で、それを当時の枝野官房長官が予言している。
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