http://www.asyura2.com/12/senkyo142/msg/870.html
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クリントン米国務長官は訪米した日本の岸田文雄外相との会談後、『米国は釣魚島(日本名・尖閣諸島)の最終的な主権帰属問題について特定の立場はとらないが、釣魚島が日本の施政権下にあることを認め、日本の施政権を侵害するいかなる“一方的行動”にも反対する」と述べた』
クリントン発言をオバマ政権が訂正しないと、米国のアジア回帰と輸出倍増による財政再建が暗礁に乗り上げる。中国は激怒しているが、米軍と正面切って対峙することはせず、ASEAN共同体(2015)に向けた経済連携の密接化を更に強めるだろう。
中国の輸入相手国として米国は日本を抜いているが、日本製品に次いで米国製品も不買心理が広がる。その穴埋めをASEANはできない。せいぜい日本が財を米国企業に進呈するしかないが、米国の日本向け輸出産品には兵器しかない。安倍訪米の土産は兵器輸入である。
◆安部首相発言「私が領土防衛の先頭に立つ。自衛隊の態勢強化に取り組み、日米同盟を一層強化するとともに、わが国と価値観や安全保障上の利益を共有する国々(フィリピンやベトナム)と連携を強化していく」
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2013012000090
◆中国外務省「中国は米側の発言に強い不満を持ち、そして断固反対する。日本政府が、いわゆる釣魚島国有化という間違った行動を頑なにとり、挑発行為をエスカレートさせた。それが釣魚島の情勢を長期にわたり緊張させた根本原因だ」続≫
「米国は、釣魚島問題において、歴史的責任から逃れることはできない。責任ある態度で釣魚島問題に対応し、その発言と行動に注意しながら、実際の行動によって、この地域の平和と安定、中米関係の大局を守るべきだ」中国外務省
http://japanese.cri.cn/881/2013/01/20/161s203571.htm
◆人民日報「日米同盟の覇権主義=日本は、海洋覇権論を盾に日米同盟を強化し、米国を引き込んでし、米艦船を借りてアジアを制するという戦略目標を追求している。米国もまた、日本に米艦船を貸して海洋覇権の野望に組みしている。
http://j.people.com.cn/94474/8101052.html
◆中国網「釣魚島問題 米国の「仲裁役」を疑問視=日本は米国を抱き込み、釣魚島問題への介入を促し、米国を頼りに中国を抑制しようとしている」
http://japanese.china.org.cn/politics/txt/2013-01/21/content_27748815.htm
◆人民日報「米国は(沖縄返還時に釣魚を)ひそかに授受したという歴史の重荷を背負っている。新たな重荷を背負ってはならないし、日本に強引に巻き込まれて、一時の衝動のために中米関係の大局をかき乱してはなおさらにならないと米国に忠告する」
http://j.people.com.cn/94474/8100235.html
◆中国網「東シナ海と南シナ海の島嶼をめぐる問題でも、米国が中立的な立場を取ったことは1度もない。仮に米国が日中間の軍事衝突を懸念しているというのが事実だとするなら、今回の発言は火に油を注いだも同然である」
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2013&d=0121&f=politics_0121_010.shtml
◆中国網「クリントン国務長官の発言は基本的な歴史事情と国際法を顧みず、事の是非を一緒くたにし、善悪を逆さにしたものである」続≫
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2013&d=0121&f=politics_0121_008.shtml
「1950年代、米国は尖閣諸島を勝手にその委任管理の範囲に組み入れ、70年代に尖閣諸島の「施政権」を日本に「返還」した。日米による尖閣諸島のひそかな授受は中国の領土主権を重大に侵犯し、その後の尖閣諸島紛争の原因となった。それは、米国が逃れることのできない歴史的責任である」
「さらに、クリントン国務長官の発言は、日本の右翼勢力を後押しし、日中間の緊張に拍車をかけることになる。日本の軍国主義が復活した場合、米国自身の安全や景気回復にとって極めて不利となるだろう」中国網
◆中国網「福島原発事故により周辺海域および太平洋の海洋環境を著しく汚染した日本は、さらに砲火と硝煙により海洋を再び汚染し、地球環境全体に「工業化排出」をはるかに上回る「戦争の排出」を加えるつもりなのだろうか」続≫
http://japanese.china.org.cn/jp/txt/2013-01/17/content_27713605.htm
「安倍首相は「国益の保護」で民心を惑わしているが、実際には個人の右翼的な政治理念と政治的私利という「実益」を求めている。安倍首相が理性を失い、戦前の日本が歩んだ戦争の道に戻るならば、全人類から軽蔑され、歴史の罪人となるだろう」
「中国側はすでに最悪の事態に向け準備を整えており、起こりうる軍事闘争の複雑性もはっきりと認識している」中国網
◆香港の中国評論通信社「『日本の施政権を害そうとするいかなる一方的な行為にも反対する』とクリントンが中国を牽制した。彼女は中国が譲歩しさえすれば、日本も譲歩する、そうすれば日中間に話し合いの余地ができると思っている」続≫
http://japanese.china.org.cn/jp/txt/2013-01/21/content_27750251.htm
「17日に訪日したキャンベル国務次官補は「日本の自衛隊がより大きな任務を担うことを期待する」と述べる一方で、「米国はどちら側にもつかない」としているが、日本との防衛協力を強化しており、米国の真意がどこにあるのか疑わしい」
「中国に圧力をかけ、譲歩を迫る一方で、日本に対して飴と鞭の策を講じるのでは、釣魚島情勢の有効解決はできない。米国はこのゲームをコントロールできるのか判断し、自信がなければ悲劇が起きないうちに手を引くべきだ」香港の中国評論通信社
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