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2013/1/22 日刊ゲンダイ :「日々担々」資料ブログ
総理経験者同士が「オレがオレが」
安倍、麻生、甘利のイニシャルを取って「Aライン」と呼ばれる安倍内閣で、2人の「A」の蜜月関係に黄信号がともっている。安倍と麻生副総理兼財務相の間に不穏な空気が漂い始めたのだ。
「安倍さんに対して、麻生さんはいつもベランメエ調のタメ口で、『そうじゃねーだろ』なんて言い方をしている。安倍さんの方が敬語を使っているのです。これじゃあ、どっちが本当の総理なんだか分からない。麻生さんは自分の方が偉いという態度がアリアリで、人一倍プライドが高い安倍さんが、そのうちブチ切れるんじゃないかと周りはヒヤヒヤしています」(官邸関係者)
吉田茂の孫と岸信介の孫という苦労知らずのボンボン同士、もともとウマが合う2人なのだが、ピリピリムードの背景には日銀総裁人事が絡んでいる。
上げ潮派の安倍の本命は、岩田一政・日本経済研究センター理事長や伊藤隆敏・東大大学院教授といったインフレターゲット論者であり、それと同時に、財務省OBを排除することで「みんなの党」などの協力を得て参院のねじれを解消したい思惑も見える。一方、麻生は財務官僚の意を汲み、財務省OBの武藤敏郎・大和総研理事長や黒田東彦・アジア開発銀行総裁を推す姿勢を見せている。この人事をめぐる綱引きが、余計に2人の亀裂を深めているのだ。
政治評論家の浅川博忠氏は今後について、こうみている。
「麻生さんは14歳も年上だし、祖父がともに総理経験者とはいえ吉田茂の方が格上だと思っているから、つい上から目線でエラソーにしてしまうのでしょう。ただ、失言癖のある人ですから、国会が始まれば、すぐに馬脚を現して、政権内での影響力も落ちていくと思います。そうなると、今はガマンしている安倍首相も強気に出てくる。麻生さんに対する遠慮も変わるのではないか」
さぁ、そうなったら麻生はどう出る? 「船頭多くして……」の言葉通り、空中分解の懸念がもう現実になりつつある。
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